奈良女子大と大阪市立自然史博物館の研究チームは11日、邪馬台国の最有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、古墳時代前期(3世紀後半)の土層から、チャバネゴキブリの体の一部を検出したと発表した。チャバネゴキブリの発見例としては世界最古となる可能性があるという。世界各地に生息するゴキブリの起源を探る手がかりになりそうだ。 纒向遺跡は奈良盆地東南部に広がる3~4世紀の大規模集落遺跡で、女王・卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)の墓との説がある箸墓(はしはか)古墳など初期の前方後円墳が点在。過去の発掘調査では計画的に配置された大型建物跡が見つかり、卑弥呼の宮殿の可能性が指摘されているほか、周辺からはイノシシやタイ、サバの骨、桃の種など供物とみられる大量の食物の痕跡が確認された。
1974年、中国、陝西省のなんの変哲もない農地で、農民たちが史上もっとも重要な考古学遺物に偶然出くわした。 地面を少し掘ったところ、粘土で作られた人の彫像の破片が見つかったが、これはほんの始まりにすぎなかった。 さらに発掘作業を進めると、農地の地下にはたくさんの穴があることがわかり、そこには何千もの等身大の兵士や軍馬のテラコッタ(粘土を用いた素焼きの焼き物)の彫像が、ぎっしりと並べられていたのだ。 兵士だけでなく、曲芸師や高名な役人、その他の動物の像の存在も明らかになった。これが、世界の度肝を抜いた始皇帝の霊廟に副葬された兵馬俑(へいばよう)である。 これほど大規模な霊廟にもかかわらず、始皇帝自身の墓は、いまだ手つかずのままだ。その理由を探っていこう。
子どもたちの好奇心が、歴史に残る大発見につながりました。三重県津市に住む兄弟が、近所の山で「お宝」を見つけました。 【動画で見る】「これヤバいやつちゃうんか…」12歳と9歳の兄弟が近所の山で歴史的大発見 平安後期-鎌倉にかけての墓か 兄・瑚太郎君: 「こんな近くにこういうものがあるんやっていう驚きと、見つけられたっていう『やったー』っていう喜びがありました」 弟・展梧君: 「『うわーすげえ!』みたいな感じで驚いて。なんだこれっていう感じに思いました」 興奮した様子で振り返るのは、津市に住む伊藤瑚太郎君(12)と弟の展梧君(9)。2022年1月、空手道場の先生と3人で近所の山で遊んでいたところ、歴史に残る大発見をしました。
日本の城跡から見つかった謎の地下室 ユダヤ教の沐浴施設の可能性 https://t.co/83Q7HbQURc — 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) September 19, 2022 熊本県人吉市の人吉城跡敷地内に「謎の地下室」の遺構があるのはご存じでしょうか? この地下室は何のための施設だったのか――。遺構の謎に迫るシンポジウムが24日、同市内で開かれる。 遺構が発見されたのは約25年前。当時からこの謎に取り組んできた郷土史家らが、東京大の市川裕・名誉教授(ユダヤ教専攻)や岡美穂子・准教授(日本キリスト教布教史専攻)、山形大の松尾剛次・名誉教授(日本宗教史専攻)を招き、見解を聞く。 郷土史家らがこれまで市川名誉教授らから得てきた情報によると、人吉城跡の地下遺構は「大きさや構造からユダヤ教の身を清める沐浴施設ミクヴェといっていい」という。 なぜ、ユダヤ教なのか。
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「英語多読ニュース」(1月16日号)。今回お届けするのは、約4000年前のものだと思ったストーンサークルが、実はそれほど古くないと分かった!という、イギリス・スコットランド発のニュース。関係者のコメントに注目です。 ストーンヘンジといえば、イギリスで最も有名なストーンサークル。約4000年という大昔に造られ、そのはっきりとした目的はいまだ謎に包まれたままです。 さて、今回ご紹介するのは、そんなストーンサークルの一つに関するものです。 The “recumbent stone circle” in the parish of Leochel-Cushnie, Aberdeenshire, was reported by the site ’s current farm and was considered unusual for its small diameter and relative
揺らぐストーンヘンジの評価? 昨今、公的機関による情報公開の重要性が話題に上っている。代替科学や古代文明に関心を抱いてきた筆者にとって、公開のタイミングを逸してしまった例として最近思い当たるのが、イギリスのストーンヘンジである。 エジプトの三大ピラミッドに続いて、誰もが最初に思い浮かべる古代遺跡のひとつだと思われる。古代の人々はどのように巨石を運び、環状列石を組み上げ、何に利用してきたのだろうか。ストーンヘンジにロマンを感じる人々はあとを絶たず、年間訪問者数は800万人にも及ぶ。 だが、そんなストーンヘンジの歴史的・文化的な価値と評価に対して、近年、疑惑の目が向けられている。現在のストーンヘンジは、過去に行われてきた大規模な復元作業によって完全に作り直された近代のモニュメントにすぎないという声が上がっているのだ。なかには、初めからストーンヘンジなど存在せず、観光目的の作り物だと考える人々す
西宮市の甲子園浜では、干潮になると、干潟に遺跡のような構造物が出現します。あれは一体何でしょうか。(西宮市 男性 42歳) 「甲子園浜に遺跡?」。半信半疑で現場に向かうと――ありました。 干潟には、一見して自然石ではない四角い板状の石がごろごろ。少し離れた海の中からは、壁のようなものが突き出していました。確かに、海中に没した都市の遺跡のように見えます。 すぐ近くにある市立甲子園浜自然環境センターで聞けば分かるのではと思い、訪ねました。 「昭和初期にあった阪神パークの遺構です。ライオンの頭部の石像も落ちていますよ。その外側にあるのが、海軍飛行場の敷地の外壁です」と担当者。甲子園浜にあったのは初代の阪神パーク。ちなみに、阪神甲子園球場近くの大型商業施設「ららぽーと甲子園」が立つ場所には、戦後に2代目が再建されたそうです。 「鳴尾村誌」によると、192… この記事は有料会員記事です。有料会員にな
http://anond.hatelabo.jp/20160511142842 凡庸な話だけど、はてブの惨状が気になったので。 http://b.hatena.ne.jp/entry/societas.blog.jp/1057101629 1. 大手メディアが取り上げてない安易に批判されがちですが、なんだかんだ言ってマスコミはプロなので、ぽっと出のブログより信用できます。 海外ソースもポツポツと微妙な印象。 こんな大発見がもし事実なら、周りの大人がメディアにリリースを出すのでは? 2. 専門家の意見がみあたらない星座のアイディアについての専門家のコメントが、件の記事にすら載ってない。 学者さんのツイートはいっこもみつかりませんでした。 「学者大ショック」みたいなまとめが作られたりしていましたが、 専門家をもうちょっと信用したほうがいいように思います。 3. そもそも常識で考えて、そんなこと
巨額の費用をもって行われているベツレヘムの聖誕教会(降誕教会)の改修によって興味深い宗教的遺物が発見されたことで、宗教者や考古学者からさまざまな反響が出ている。 その遺物の正体はまだベールに覆われており、画像も公開されていない。真鍮(しんちゅう)、銀、貝殻、石で飾られたその遺物は、約1700年前に建築された建物の窓に近い場所で漆喰(しっくい)の下から発見された。現在、修繕と復元作業が進められている。 パレスチナのキリスト教関連についての大統領アドバイザーで、修繕を担うパレスチナ委員会代表のジアド・アル・バンダク氏は、そのイコンには「宗教的、歴史的に大きな価値がある」と語った。 4世紀に聖ヘレナによって建築された聖誕教会は、聖書に登場するヨルダン川西岸の町ベツレヘムに位置し、イエスの出生地といわれる洞窟の上に位置している。 報告書によると、この古代の大建築は、200年前に最後に修繕された著し
シベリア奥地の湖に浮かぶポル=バジンは、一見したところ城塞にも監獄にも見える。だが、1300年前に作られたと思われるこの長方形の島について、はっきりしたことは何一つ分かっていない。誰が建て、なぜ放棄されたのか、その使用目的すら謎に包まれている。 歴史家と科学者からは様々な見解が示されており、人を収監するのではなく、むしろ人を呼び込むための施設との説、あるいは離宮、修道院、天文観測所なのではないかと推測する専門家もいる。
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