去年の記事において,連番のQRコード画像を一括作成するSwiftコードの例を示しました。 doratex.hatenablog.jp このSwiftコードをちょっと改変すれば,「コマンドライン引数に与えられた文字列からQRコード画像を生成する」コマンドラインツールは簡単に作れます。もちろん,Homebrewなどを用いて qrencode のような専用ツールをインストールしてもよいでしょう。ただし,自分一人で使う環境ならば何でもいいのですが,広く配布するスクリプトなどを想定する場合,デプロイ時の可搬性という観点で考えると,追加のプログラム/ライブラリの事前インストールを必要とせず,macOS環境であればどこでもシェルから1行で呼び出せるコマンドが存在する嬉しいですよね。 「macOSのAPIをコマンドラインから直接呼び出す」ためには,PyObjC が有効な手立てとなります。この手法は以前のP