この記事で説明すること 忙しい人のために先にまとめておくと、AVFoundationを使ったビデオ撮影は、解像度が同じデバイスフォーマットでも「ビニング」のあるなしで画質が大きく違いますよ、高フレームレートのフォーマットが常に正義というわけではないですよ、という話です。(あと、書籍「上を目指すプログラマーのためのiPhoneアプリ開発テクニック(iOS 7編)」をよろしくね、という話です) 準備(キャプチャデバイスのフォーマットについて) AVFoundationを使ったビデオ撮影で解像度やフレームレート(fps)を設定するには、AVCaptureDeviceクラスのformatsプロパティとactiveFormatプロパティの2つを使います。formatsプロパティで得られる配列から、目的に合ったフォーマットをactiveFormatプロパティに設定します。 // AVCaptureDe