ブックマーク / courrier.jp (10)

  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
    Nigitama
    Nigitama 2024/05/01
    ブコメでは「ハラリですら」という意見が目立つが、まったくその通り。イスラエルに住むイスラエル人に意見を聞くことがすでに間違っている。「あなたは他人から奪ったものを返しますか?」という問いなのだから。
  • 米国の「ダブスタ」が国際社会で露骨に批判されている理由 | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

    イスラエルのガザ攻撃を支持し続ける米国に対して、それはダブルスタンダードではないかとの批判が高まっているという。だが何が、どう二重基準なのか? 元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏が解説する。 米国が国際社会で孤立しはじめている。 イスラエルがガザ地区への攻撃を再開し、パレスチナ市民の死者数が1万8000人を超えるなど、人道状況は悪化の一途を辿っている。この事態をうけて12月8日、国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ「即時停戦」を求める動議が採決されたが、米国だけが反対し、拒否権を発動したため否決されてしまった。 緊急会合ではグテーレス事務総長が初めて国連憲章99条に基づき、「国際社会は可能な限りのことをしなければならない」と停戦を求める決議を安保理に要請した。この要請に応えたアラブ首長国連邦が、停戦を求める決議案を提出した。 国連憲章99条は、「事務総長は、国際の平和及び安全の維持を脅威する

    米国の「ダブスタ」が国際社会で露骨に批判されている理由 | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」
    Nigitama
    Nigitama 2023/12/19
    米国と仲良しじゃないと好待遇(人権や公正)が得られない世界。Justice for someの世界
  • 博物館は古代エジプト人の人権を尊重して「ミイラの展示」を止めるべきなのか | 世界に散らばるミイラの人権問題を考える

    1823年、米マサチューセッツ総合病院の主任外科医、ジョン・ウォーレンは2500年前の死体を解剖しようとしていた。ある支援者から寄贈され、外科病棟で見物料を取って展示されていたこのエジプトのミイラを検証すれば、古代人についての知識を深められると思っていた。彼は古びた麻の包帯を注意深く切断し、そこで手を止めた。 黒ずんではいるが、見事な保存状態の頭部があらわになっていた。高い頬骨、茶色い毛髪。歯は白く光っている。ウォーレンは後にこう記述している。目の前にいるのは一人の人間であって、彼をそれ以上「邪魔する気にはなれず」、そこで終わりにした、と。 それから話は2020年10月まで進む。新たに発見された59体のミイラの隠し場所の一つをエジプトの考古学者が全世界に公開し、報道陣は包帯でしっかりと巻かれた遺体を映し出した。このイベントの動画がインターネットで拡散されると、ツイッターでは反発の声があがっ

    博物館は古代エジプト人の人権を尊重して「ミイラの展示」を止めるべきなのか | 世界に散らばるミイラの人権問題を考える
    Nigitama
    Nigitama 2021/08/15
    別のトピックだが、似たような話を小1の息子に持ちかけたら「法的に言えば死んだ人に人権はない」と一蹴された。子ども六法の愛読者である。
  • 米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う 

    の終戦記念日は8月15日だが、アメリカでは日が降伏文書に署名した9月2日を「戦勝記念日」としている。そのアメリカに住んでいると、日米開戦の引き金となった真珠湾攻撃について尋ねられることがある。ニューヨーク在住で日米中の歴史に詳しい作家の譚璐美氏は、つい先日もそんな質問を受けて……。 留学前に日歴史を学ぼう コロナ下の東京オリンピックが終わり、間もなく終戦記念日がやってくる。日では8月15日、ラジオで昭和天皇が玉音放送を行い、「ポツダム宣言」を受諾したことを国民に告げた日を終戦記念日としている。これに対してアメリカでは、9月2日、東京湾に停泊した米戦艦ミズーリ号の甲板で、日が連合国軍に対して降伏文書に署名した日を「戦勝記念日」としている。 私が長年アメリカに住んでいるせいか、日の大学生からしばしば、「アメリカへ留学したいのですが、どんな準備をしたらよいですか?」と聞かれること

    米国人に「日本はなぜ真珠湾を攻撃したのか」と聞かれたら、どう説明しますか? | 日本とアメリカの終戦記念日は違う 
    Nigitama
    Nigitama 2021/08/10
    アメリカ人が日本に留学しようとするなら、原爆の歴史について知っておいた方がベターでしょう(知らないやつは来るな、ということではない)。
  • 米国人の40%超が「東京五輪にまったく興味なし」NBCの視聴者数はガタ落ち | アスリートの感動物語はもうたくさん? | クーリエ・ジャポン

    東京五輪の人気を見込んでIOCに巨額の放映権料を支払っている米NBCだが、視聴者数がリオやロンドン大会に比べて激減。アメリカでは五輪への関心が低いことに加え、アスリートの感動物語を押しつけようとする姿勢にも問題があると米紙が報じている。 過去33年間の開会式で最低 東京五輪が開幕する前、NBCの幹部らは記者会見を開き、いつもとは違う今回の大会にどう臨んでいくかについて語った。 「この五輪は私たちの人生のなかで最も意味のある大会になると信じています」と、五輪番組の制作総責任者を務めるモリー・ソロモンは断言した。「世界が苦難を経てきたいま、人々はきっと共通の経験を求めていると思います。アスリートたちの物語以上に、私たちが一体になれるものなど他にあるでしょうか?」 そのメッセージは希望であり、同時に東京五輪をパンデミック終息の象徴にしたいというNBCの願いでもあった。ついに日常を取り戻した人類の

    米国人の40%超が「東京五輪にまったく興味なし」NBCの視聴者数はガタ落ち | アスリートの感動物語はもうたくさん? | クーリエ・ジャポン
    Nigitama
    Nigitama 2021/08/03
    アメリカの多様性なめんな。
  • 競技を続けるために借金… 失踪したウガンダ選手の「過酷な練習環境」 | 帰国後に警察に拘留、地元紙が安否を懸念

    帰国後、警察に拘留 東京五輪の事前合宿中に失踪したウガンダの男子重量挙げジュリアス・セチトレコ選手(20)が7月23日に帰国後、警察に拘留されたままの状態が続いていると、地元紙などが安否を懸念している。 セチトレコ選手は五輪開催前に世界ランキングの順位が下がり、出場資格を失ったため、7月20日にウガンダに帰国する予定だった。ところが7月16日、日仕事がしたい、荷物を家族に送ってほしいという趣旨の書き置きを残し、事前合宿がおこなわれていた泉佐野市のホテルから姿を消す。 20日に三重県内で警察に保護された際、難民申請をしたいとの意向を示したが、ウガンダ大使館の担当者が自発的に帰国するよう人を説得。翌21日に帰国の途についた。

    競技を続けるために借金… 失踪したウガンダ選手の「過酷な練習環境」 | 帰国後に警察に拘留、地元紙が安否を懸念
    Nigitama
    Nigitama 2021/07/29
    ちょちょちょ、待って「担当者に「難民申請はしていない」と言われ、」ってこれ!きっと、本人に適当なことを言って申請させないようなトリックをしかけたのでは?小野マトペさんの検察官のように。
  • 村上春樹「表現の自由とは、遠慮なく何かを言えること。間違ったことを言っても、社会が許してくれること」 | 仏紙によるインタビューの日本語全文を独占公開

    世界中が新型コロナウイルスに苦しめられた2020年の終わり、仏紙「リベラシオン」が村上春樹にインタビューをおこない、その内容が日でも話題になった。コロナが小説家という仕事に与える影響から、日の社会や政治、科学、芸術にいたるまで、多岐にわたる貴重なインタビューの全文をお届けする。 コロナは村上作品にどう登場する? ──村上さんにとって2020年はどんな年でしたか。 やっぱりコロナのことしか思い出さないですね。僕は小説家なので家でずっと一人で仕事をしていて、生活自体はそんなに変わらないけれど、周りの空気はずいぶん変わっているし、それはひしひしと肌に感じますね。 でも仕事がしにくくなったわけではありません。これまでと同じです。逆にずっと家にいて、仕事はずいぶん捗りました。僕の場合、(小説家という)職業柄、一人でいることには慣れているし、特に苦痛ではない。普通の人は、一人になるのは人によっては

    村上春樹「表現の自由とは、遠慮なく何かを言えること。間違ったことを言っても、社会が許してくれること」 | 仏紙によるインタビューの日本語全文を独占公開
    Nigitama
    Nigitama 2021/03/30
    ブコメを見ていて思ったのは、人は見たいものだけを見る(見える、見てしまう)、ということか。
  • デイヴィッド・グッドハート「社会が分断されたのは能力主義によってエリートが増えすぎたからだ」 | ブレグジット分析で注目のジャーナリストが語る

    今日(こんにち)、私たちは「能力主義」を美徳に結びつけている。まるで人々が貴族や教会の権力から解放されたのは、能力主義のおかげだとでもいうように。 しかし「能力主義(メリトクラシー)」という造語を初めて使用したイギリスの社会学者マイケル・ヤング(1915-2002)は違っていた。彼は「知性」という新たな階級による支配が始まるのではないかと恐れていた。彼によれば知性は、それ以外の人間の長所をないがしろにするものだという。 1958年に出版され、イギリスで話題になったディストピア小説『メリトクラシーの法則』のなかで、ヤングは2033年の大英帝国がこの新たな分断によって苦しむ様を想像している。 それから62年たったいま、特定の場所でしか暮らせない庶民と、どこでも暮らせるエリートの間の分断を描いた『ある場所への道』で知られるイギリスのジャーナリスト、デイヴィッド・グッドハートが、新刊『頭・手・心』

    デイヴィッド・グッドハート「社会が分断されたのは能力主義によってエリートが増えすぎたからだ」 | ブレグジット分析で注目のジャーナリストが語る
    Nigitama
    Nigitama 2020/12/21
    昔からそうだけど、知性を競わせすぎて、不必要な優越感や劣等感が生まれているとは思う。知性という価値基準を「多くの価値基準の1つ」にダウングレードしないといかんなーとよく思う。
  • “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」

    言語学・言語哲学の大家でありながら、政治やメディア批評も旺盛におこなってきた米マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授のノーム・チョムスキー(91)。「世界最高の論客」とも呼ばれる彼は、2020年米大統領選とアメリカの未来、そして今後の中東情勢をどう見ているのか。イスラエル紙「ハアレツ」がインタビューした。 ノーム・チョムスキーは大統領選挙に先んじて、自身がジョー・バイデンに投票するつもりであり、アメリカの革新派の人々も同じことをするだろうと、繰り返し語ってきた。11月3日より前に行われた米オンラインメディア「サロン」のインタビューで、伝説的な知の巨人たる言語学者はこう語っていた。 「私は反トランプ側に投票するつもりですよ。現状の二大政党制では、反トランプ派に投票しようと思ったら、民主党支持に舵を切るしかないという現実的な問題はありますが」 選挙はバイデンの勝利に終わったが、選挙直後に行

    “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」
    Nigitama
    Nigitama 2020/12/07
    イスラエルのハアレツ誌のインタビュー。
  • ウイグル族を中国の弾圧から解放するために、日本人は何をすべきか | NHK「国際報道2018」の現場から | クーリエ・ジャポン

    ウイグル自治区の中心都市ウルムチにて。街のあちこちに中国共産党党旗が Photo: Wang HE/Getty Images 中国当局は2018年10月、ウイグル族など少数民族の「再教育」を法制化した。強制収容が国家により正当化されたのである。新疆ウイグル自治区ではすでに100万人もの人々が不当に拘束され、収容所に送られているが、そこから無事に出てこられた人は、確認できている範囲でわずかに数十人という。 そのうちの1人が11月に来日。NHK BS「国際報道2018」の番組内で、弾圧の実態を涙ながらに語った。彼が命がけで日のメディアに訴えたこととは、そして今、私たちができることとは──。 2年前、突如始まった強制収容 「目の前で2人死にました。私たちは死を待っているかのようでした」 ウイグル族のオムル・ベカリさん。42歳のオムルさんは新疆ウイグル自治区出身で、現在の国籍はカザフスタン。中国

    ウイグル族を中国の弾圧から解放するために、日本人は何をすべきか | NHK「国際報道2018」の現場から | クーリエ・ジャポン
    Nigitama
    Nigitama 2018/12/10
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