三重県の平畑武県議(69)=新政みえ=は8日の県議会予算決算常任委員会で、県内で11月に開かれたイベントでスイーツを振る舞った女子高校生について「きれいな2人で完璧な百点」と言及した。その後、質問に立った同じ会派の小島智子県議(62)はルッキズム(外見至上主義)に基づく発言だと苦言を呈し、訂正するよう求めた。 平畑氏は質疑の冒頭、スイーツを作った女子高生に触れ「すごいきれいな2人で完璧な百点だなと思った。味も含めて」と語った。 次に質疑に立った小島氏は「子どもたちは、どういう顔立ち、背格好であるかにとらわれている。それを払拭するよう動いていかなければならない」と訴えた。
ワーテルローの戦いの前のナポレオンの肖像画。実際にここまで身長が低かったのかどうかはわからない。しかしナポレオンの名前は、背が低い人たちに対して繰り返し主張される不名誉と同義語のようになっている。(PRINT VIA THE TRUSTEES OF THE BRITISH MUSEUM) あなたの収入はどれくらいだろう? 配偶者はどれほど魅力的な人だろうか? あなたは他人からどんな風に見られているのか? こうした要素のすべてに、身長が影響を及ぼしているかもしれない。現代社会では、身長に関する大きな偏見がある。背の高い人はほめそやされて特権を享受する一方で、背が低ければ、地位が高くても肩身の狭い思いをすることがある。 男性の場合、特にそれが顕著だ。背が低い人は、偏見にさらされるだけでなく、汚名を着せられることすらある。いわゆる「ナポレオン・コンプレックス」だ。 この言葉の由来となったのは、体
【11月12日 AFP】ファッション業界は曲線美が目立つ体系も受け入れていると主張しているが、実際にはそうではないことがデータで示されている。こうした状況に対し、うわべだけを取り繕う「ファットウォッシング」が行われていると非難する専門家もいる。 パロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)さんのような一握りのプラスサイズモデルが近年、メディアの注目を集めている。だがデータを見ると、こうした体系のモデルはほぼいないも同然だ。 ヴォーグビジネス(Vogue Business)はこのほど、米ニューヨーク、英ロンドン、伊ミラノ、仏パリで昨シーズンに行われた219回のファッションショーで発表された9137着を調査した。 この結果、プラスサイズのものは全体の0.6%にすぎなかったことが分かった。プラスサイズは米国のサイズ表記で14以上と定義されており、これが米国人女性の平均サイズとされる。ま
札幌市内の公立中学校に勤務する男性教員の管理する生徒の個人情報が流出した疑いのあることが13日、毎日新聞の取材で明らかになった。学校と市教育委員会も同様の事態を把握しており、事実確認を進めている。毎日新聞が入手した資料によると、成績だけでなく、男性教員が生徒を性的表現で評価するものが含まれていた。 一連の資料は不特定多数に流出したとみられる。毎日新聞が入手した資料によると、生徒一人一人…
Published 2021/03/08 15:00 (JST) Updated 2021/03/08 19:00 (JST) 「美しすぎる野球選手」の存在は、ファン層拡大のきっかけになる。だが、容姿が先立つ呼称に女子野球の加藤優(25)=GOOD・JOB=は複雑な笑みを浮かべる。 厚木商高出身。女子プロ野球時代はタレント活動を並行させ、一躍脚光を浴びた。「にわかのファンにも野球の良さを伝えるのが自分の仕事」。スポーツ番組などメディアに積極的に出演し、“広告塔”としての役割を担ってきた。 ただ一方、「パワーや技術よりもそこが目立ってしまう」。類いまれなバットコントロールへの称賛も容姿の「美しさ」が付随する。アマチュア選手として現役復帰した今も葛藤があるという。 ジェンダー平等の理念が叫ばれるスポーツ界でも、野球界はとりわけ男性中心主義が根強い。プロはもちろん、高校から社会人まで各カテゴリー
Published 2022/03/30 12:08 (JST) Updated 2022/03/30 12:21 (JST) 【ロサンゼルス共同】米アカデミー賞の発表・授賞式で俳優のウィル・スミスさんがプレゼンターのコメディアン、クリス・ロックさんを平手打ちした問題で、スミスさんの妻ジェイダ・ピンケット・スミスさんは29日、インスタグラムに「いまは癒やしの時だ」とメッセージを投稿した。 騒動は、ロックさんがステージ上でジェイダさんの髪形をからかうような冗談を口にしたことがきっかけ。スミスさんはロックさんに謝罪しており、ジェイダさんは和解と事態の収束を呼び掛けたとみられる。 米メディアによると、短髪のジェイダさんは脱毛症に悩まされていることを公表している。
第94回アカデミー賞授賞式で、クリス・ロックさんを平手打ちするウィル・スミスさん(2022年3月27日撮影)。(c)Robyn Beck / AFP 【3月29日 AFP】米俳優ウィル・スミス(Will Smith)さんは28日、第94回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式で平手打ちしたコメディアンのクリス・ロック(Chris Rock)さんに謝罪した。 授賞式終盤に登場したロックさんは、脱毛症を患うスミスさんの妻ジェイダ・ピンケット=スミス(Jada Pinkett Smith)さんの短髪をやゆするようなジョークを披露。しかしジェイダさんは笑わず、スミスさんは席を立ってステージに上がり、ロックさんの顔を平手打ちした。 スミスさんは「クリス、あなたに公式に謝罪したい。私がやり過ぎた。間違っていた。私がこうありたいと思う人間がすべき行動ではなかった。恥じている」とインスタグラム
Published 2021/11/09 18:25 (JST) Updated 2021/11/09 18:31 (JST) サプリメントを摂取するだけで豊胸効果が得られるとうたった広告は根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして消費者庁は9日、販売会社「アシスト」と同社の通販事業を運営する「アクガレージ」(いずれも東京)に再発防止命令を出した。口コミを装った宣伝「ステルスマーケティング(ステマ)」も含まれており、同庁によるとステマに同法に基づく措置命令を出したのは初めて。 対象商品は「ジュエルアップ」と「モテアンジュ」。2018年3月以降、写真共有アプリ「インスタグラム」や、成功報酬型の広告で、「#バストアップサプリ」「2週間で夢の谷間ができました」などと表示した。
令和3年9月2日 当協会公式アカウントによるTwitterにおける多数の差別的投稿に関して 尾瀬ガイド協会 会長 石塚 照久 このたびは、尾瀬ガイド協会(以下「当協会」といいます。)の公式Twitterアカウント(「[公式]尾瀬ガイド協会」@ozekouhou。以下「本件アカウント」といいます。)が複数の差別的な投稿を行った件及びその後の当協会の不適切な対応につきまして、衷心よりお詫び申し上げます。 本件につきまして、当協会として調査を行い、弁護士関与の下、これらの投稿の問題点を改めて明らかにするとともに、このような事態を生じさせてしまった原因を明確にし、担当者の処分、全会員の研修等を含む、信頼回復のための今後の取組の予定等について検討いたしましたので、以下のとおりご報告させていただきます。 第1 本件の経緯について 1 当協会は、2019年(平成31年・令和元年)より、当協会内に設置され
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが米下院監視委員会にビデオ会議で出席した際の映像より。同委員会提供(2021年4月22日撮影)。(c)AFP PHOTO /US CONGRESSIONAL OVERSIGHT COMMITTE/HANDOUT 【5月8日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さんの太った顔の写真が先月、世界中のソーシャルメディアで拡散された。しかし、いずれもフェイク画像で、1枚は2019年の報道写真から、もう1枚は2018年に撮影された動画のスクリーンショットから加工されたものだった。 2枚の写真がツイッター(Twitter)に投稿されたのは先月17日。「How dare you(よくもそんなことを)」という言葉が添えられていた。これは、2019年9月にトゥンベリさんが国連(UN)で演説した際に、気候変動の問題に取
もともと東京五輪・パラリンピックの開閉会式の演出は、能楽師の野村萬斎氏を総合統括とし、佐々木氏や映画監督の山崎貴氏ら8人の演出企画チームが担う予定だった。ところが、大会組織委員会は昨年12月23日、大会運営の見直しに伴って演出チームを解散し、佐々木氏を新たな総合統括に起用することを発表している。 その佐々木氏は昨年3月5日、五輪開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに以下のようなメッセージを送っていた。 ◎=渡辺直美 への変身部分。 どう可愛く見せるか。 オリンピッグ● 歴史を振り返るというより、過去 大会ハイライトシーンを、 どうワクワクする様に見せるか。 (註・◎=ブタの絵文字、●=ブタ鼻の絵文字) 渡辺をブタに見立てたLINE ブヒー ブヒー/(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。) 空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺
タブレットに表示されたインスタグラムアプリのロゴ(2020年10月1日撮影、資料写真)。(c)DENIS CHARLET / AFP 【10月28日 AFP】ソーシャルメディア大手インスタグラム(Instagram)は、美の固定概念に当てはまらなくとも自分の体に誇りを持とうと呼び掛ける運動に応え、ヌードに関するガイドラインを緩和した。 きっかけは、英国を拠点に活動する黒人プラスサイズモデル、ナイヨミ・ニコラスウィリアムズ(Nyome Nicholas-Williams)さんが、自分の体に対する誇りの芸術的表現として両腕で抱くようにして胸を隠した自身のトップレス画像を投稿したことだ。インスタグラムは画像を削除したが、これが物議を醸した。 これを受けてインスタグラムはガイドラインを変更。腕や手で胸を隠している画像が投稿できるようになった。 インスタグラムのヌードに関するガイドラインは、13歳か
ドレスリハーサル中のバレエダンサーの足(2010年11月16日撮影、資料写真)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【12月18日 AFP】名門バレエ学校として有名なオーストリアのウィーン国立歌劇場(Vienna State Opera)バレエ学校が、細い体形を維持するためとして喫煙を奨励するなど若い生徒たちの健康を危険にさらしていることが分かった。報道を受けて調査を行った同国の特別委員会が17日、公開した報告書で明らかにした。 【編集部おすすめ】インスタグラムは若手バレリーナにとって「毒」、世界的プリマが苦言 疑惑が浮上したのは今年4月。オーストリアの週刊紙「ファルター(Falter)」が、ウィーン国立歌劇場に付属するバレエ学校で、生徒に対する性暴力や深刻な身体的・精神的虐待が行われていると報じた。 同紙は「19世紀流」のしつけ内容に関する詳細な調査結果を公開。若いダンサ
ターゲット店内で子供服のコーナーを見ていたら、ダウン症の子供が映った店内ポスターがありました! 調べると、ターゲットは既に2012年の段階でカタログに、ダウン症のモデルを登場させています。 自閉症の子を持つ父親の記者が「特殊学級の子どもを持つ親にとって大きな意味がある」とコメントしています。 Target uses special needs child in catalog – Orange County Register 今回はカタログではなく店内の雰囲気を作るPOPなので、更に強いステートメントになってるとも言えそうです。 ちなみに、ファッション界でもダウン症のモデルなどが出てきています。 https://tabi-labo.com/284622/zebedee 体型の多様性 ターゲットは、ダウン症以外にも、多様なモデルを起用しています。 2015年にはリアルな女性たちを水着の広告に
動画共有アプリ「ティックトック」のロゴ(2019年11月21日撮影、資料写真)。(c) Lionel BONAVENTURE / AFP 【12月5日 AFP】中国系の動画共有アプリ「ティックトック(TikTok)」は4日、同社がネットいじめ防止を理由に障害者や同性愛者、肥満の人らによる投稿の閲覧を制限していたとの報道を受けて、この「無遠慮な」方針を撤回したと明らかにした。 ドイツ系サイト「NetzPolitik.org」は、ティックトックから漏えいした文書を引用して、「身体や精神の状態を理由に嫌がらせやネットいじめの対象になりやすい」と見なされた人々は、投稿のリーチ(他者への到達度)を制限されていたと報じた。 報道によると、顔に損傷があるユーザーや、自閉症やダウン症のユーザーらがティックトックのアルゴリズムによる規制対象となっており、彼らの投稿は他のユーザーには見えないようになっていた。
ネット空間、特にTwitterを中心にして、トランス女性が女性スペースを利用することへの差別的発言が昨今、散見されます。差別対象となっているトランス女性は、特に「未オペ」のトランス女性、言い換えれば、ペニスがまだ残っているトランス女性です。差別者の主張としては「ペニスをもったトランス女性は、ペニスがあるために、性暴力やハラスメントを犯す危険性がある」とまとめられるでしょう。 もちろん、トランス女性「全て」を犯罪者予備軍のようにみなすこの主張は、明かに暴論です(例えば、日本国籍の方が犯罪を犯したからといって「全て」の日本人が犯罪者予備軍となるわけではないです)。そもそも、ペニスの有無をどのように判断するのでしょうか。 今回は、身体の性とはそもそも何なのか、そして、「見た目問題」に身体の性の議論が移っているのではないか、という問いからこの問題を考えてみたいと思います。 身体の性の曖昧さ しばし
アメリカの有名コメディアンで司会者のビル・マー氏が、太った人の体型や体重をからかう「ファット・シェイミング」を支持し、議論になっている。これに対し、イギリス出身のコメディ俳優で司会者のジェイムス・コーデン氏が、「ファット・シェイミングはいじめだ」と反論。インターネットで大きな支持を集めた。 マー氏は13日に放送された米HBOのトーク番組「リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー」で、アメリカの肥満問題に言及。肥満は生まれつきではなく、不健康で恥ずかしいことだと述べ、今こそ「ファット・シェイミングが戻ってくるときだ」と話した。 これを受けてコーデン氏は、米CBSの自分の番組「レイト・レイト・ショー」でこの話題に触れ、「ビル、ありがとう!」と、まず観客を笑わせてから、「誰かが反論しないと、公に発言する場所を持っていて、太っているのがどういうことか知っている誰かが、何か言わないと……ああ、それは自分か
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