痛風やリウマチ、がんや外傷で起きる「持続する強い痛み」の原因となるタンパク質を特定したと、和歌山県立医大と北海道大、兵庫医大のチームが15日、発表した。モルヒネなど医療用麻薬に代わる新たな薬の開発につながる可能性がある。論文が米科学アカデミー紀要に掲載された。 医療用麻薬は脳の痛み伝達と関係のない部位にも作用し、呼吸の抑制や嘔吐などの副作用のほか、依存症リスクが問題となっている。チームの川股知之和歌山県立医大教授は記者会見で「将来、革新的な痛み治療につながると確信している」と話した。
痛風やリウマチ、がんや外傷で起きる「持続する強い痛み」の原因となるタンパク質を特定したと、和歌山県立医大と北海道大、兵庫医大のチームが15日、発表した。モルヒネなど医療用麻薬に代わる新たな薬の開発につながる可能性がある。論文が米科学アカデミー紀要に掲載された。 医療用麻薬は脳の痛み伝達と関係のない部位にも作用し、呼吸の抑制や嘔吐などの副作用のほか、依存症リスクが問題となっている。チームの川股知之和歌山県立医大教授は記者会見で「将来、革新的な痛み治療につながると確信している」と話した。
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