アエラの記者さんのTwitterが炎上していた。最近、零戦が東京上空を飛んだというニュースに対して、零戦の「美しさ」や「雄姿」を称賛するのではなくて、零戦に平和を奪われた人たちについて知ることが重要であるというコメントが反発を呼んだらしい。 このコメントに対して、朝日新聞がどうだとか、熊本城がどうだとか本線からずれた話ばっかりで反論になっているようでなっていない反論が多いと思ったのが私の実感だった。しかし、それでもこういう反応が多いのは、歴史の楽しみ方を誰かに言われたくないということからなのだろうか。 私は歴史が好きだ。小さい頃は日本の中世史が好きで、成長するにつれて、世界史やアジアの歴史まで好きになっていた。そんな私が歴史の本を読んでいるとあることに気づく。とんでもない死者が出た戦争など、とんでもない犠牲者の数字が書かれてあるのだけれども、しれっと、ごく自然に書いてある。普通の歴史の本と