14年ぶり、お召し列車県内移動 沿線に日の丸小旗 2016年09月12日 14:49 天皇、皇后両陛下を乗せた「お召し列車」に手を振る住民たち=鶴岡市大岩川 天皇、皇后両陛下は海上歓迎・放流行事が行われた鶴岡市の鼠ケ関港に向かうため、JR酒田駅から鼠ケ関駅まで特別列車「お召し列車」を利用された。列車は黄金色に輝く庄内平野の田園地帯を抜け、日本海を間近に望む線路を走った。たくさんの県民が手や、日の丸の小旗を振り、沿線に笑顔があふれた。 両陛下は2002年の全国植樹祭で来県した際も、お召し列車で県内を移動され、本県で利用するのは14年ぶり。沿線では飛び跳ねる子どもや、小旗を持ちいつまでも見送るお年寄り、農作業の手を休めて列車を見つめる人などの姿が見られた。 牛嶋正人侍従によると、両陛下はトンネルの中を除いてほとんどの間、立ったままで列車の大きな窓越しに県民からの歓迎に応えられた。出羽三山や