デベロッパーのZerocreationGameは、『飢えた子羊(饿殍:明末千里行)』の売上が23万4000本を記録したことを報告した。さらに同スタジオによると、Steam上で今年発売された中国発のインディー作品のなかで、本作はもっとも大きな売上を見せているという。 『飢えた子羊』は、1632年の明朝末期の中国を舞台とするアドベンチャーゲームだ。当時の中国では国外からの侵略に抗戦していただけでなく、国内でも戦が巻き起こっていたとされる。くわえて災害の影響もあり、飢饉や反乱の絶えない混乱状態にあったという。 主人公となる良は、そんな時代において盗賊として生きていた。そしてあるとき良は、仲間とともに人買いからの依頼を受け、4人の少女を「華州」から「洛陽」まで運ぶことになる。その道中、良は穂という少女から、少女たちの買い手が豚妖という人食いであることを告げられる。穂によると、彼女の姉もまた豚妖に食