広島県廿日市市の住宅街で28日朝、クマが目撃されました。警察は住民に警戒を呼びかけています。警察によりますと、28日午前5時半ごろ、廿日市市桜尾の廿日市高校の近隣で「クマが高校の塀を乗り越えていった」と…
広島県廿日市市の住宅街で28日朝、クマが目撃されました。警察は住民に警戒を呼びかけています。警察によりますと、28日午前5時半ごろ、廿日市市桜尾の廿日市高校の近隣で「クマが高校の塀を乗り越えていった」と…
アメリカ合衆国において、高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)が拡大しており、ヒトでの感染例は3例発生しています。 このうち2例は乳牛からヒトに感染したと考えられる事例です。 高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)についての基本的な知識と現在のアメリカの状況についてまとめました。 インフルエンザの種類と宿主の関係堀本泰介.インフルエンザ 2019; 20: 88より筆者作成 インフルエンザウイルスには、A、B、C、Dの4つの型があります。この中でB型とC型のインフルエンザウイルスは、一部に例外はあるものの基本的にヒトにのみ感染を起こします(D型についてはまだ分かっていないことが多いです)。 A型はウイルス表面上のヘマグルチニン(赤血球凝集素 HA:haemagglutinin)とノイラミニダーゼ(NA:neuraminidase)の違い、その組み合わせによってH7N9, H
アメリカCDC=疾病対策センターは、鳥インフルエンザのヒトへの感染を確認したと発表しました。アメリカでH5N1型の鳥インフルエンザへの感染が確認されたのはおととしに次いで2例目となります。 CDCは1日、南部テキサス州に住む患者が高病原性のH5N1型の鳥インフルエンザに感染していることを確認したと発表しました。 患者は隔離され、治療を受けているということで、目が充血する症状があるものの、現在、回復に向かっているということです。 アメリカでは3月、テキサス州などで乳牛から鳥インフルエンザウイルスが検出されていて、この患者は鳥インフルエンザに感染していたとみられる牛と接触があったということです。 アメリカでH5N1型の鳥インフルエンザへの感染が確認されたのはおととしに次いで2例目となります。 CDCは、一般の人に対する健康上のリスクは、これまでと変わらず低いままだとしています。 WHO=世界保
「ジャンボタニシ放飼は止めて!」。農水省がX(旧ツイッター)で注意喚起に乗り出した。交流サイト(SNS)上に、水稲の苗を食害するスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)を水田にまく様子を収めた投稿があり、問題視する声が2月末ごろから続出。今回の投稿につながった。 ジャンボタニシは南米原産の淡水巻貝の一種。稲の苗を食害するが、苗がある程度の大きさになると水田内の他の雑草を食べることから、定着してしまった地域では水田雑草の除草に利用する場合があるという。 ジャンボタニシをまく様子を投稿した人も、除草が目的だったとみられるが、農水省の植物防疫課は「除草のためでも、まくのはやめて」と強調。ジャンボタニシは繁殖力が強く、自力であぜを乗り越えることができるため、近隣の水田に広がる恐れがあるという。 農水省がXに投稿したジャンボタニシの被害が出た水田の写真(農水省提供) 被害が出ている産地は、秋に殺貝効果のあ
4月はカラスの活動が1年のうちで最も活発になる時期で、ごみ袋を食い荒らされる被害も多発しています。防鳥ネットを被せたりごみ容器の中に袋をしっかり収めたりするなど、さまざまな方策がなされていますが、「カラスは賢い」といわれ、効果が上がらないこともしばしばです。 そんななか、「カラスは黄色が苦手」という話が伝わり、黄色いごみ袋や防鳥ネットを愛用している人も多いと聞きます。果たしてそれは、本当なのでしょうか。 「カラス博士」と称される宇都宮大学の杉田昭英名誉教授の研究室で博士(農学)を修得した同大特任助教・株式会社CrowLab(クロウラボ、本社・栃木県宇都宮市)の塚原直樹代表取締役によると、「カラスは優れた色覚を持っていて、人間よりも色を見分ける能力が高い」そうです。 「人間の目は、赤・緑・青の波長の光に強く反応する3種類のセンサーを持っているため3原色で見ていますが、カラスは、近紫外線も加え
大阪湾では、先月(1月)からクジラの目撃情報が相次いでいましたが、19日、大阪・堺市の港で死んでいるのが確認されました。 大阪府は、掘り出して骨格標本として活用できることなどから、一時的に埋設する方針を決めました。 大阪湾では、体長13メートル余りのマッコウクジラとみられるクジラが、先月から、兵庫県西宮市の沿岸や、大阪・岸和田市の沖合、それに、大阪・関西万博の会場となる夢洲周辺などで確認されたあと、堺市の堺泉北港にとどまったままになっていました。 18日夕方、民間の船から海上保安庁に「クジラが動いていない」という通報があったことから、大阪港湾局の担当者が、19日午前、専門家とともにクジラの状態を調査した結果、死んでいるのが確認されました。 これを受けて、大阪府は、クジラの対処方法について検討する会議を開き、▼解体する必要がなく現場での作業が短期間で済むことや、▼1年から2年後に掘り出して骨
国内への輸入が制限されているインコなどをタイから密輸しようとしたとしてペットショップの経営者が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・板橋区の鳥類販売店「ペットショップアイランド」を経営する関口正幸容疑者(69)です。 警視庁によりますと、去年8月、国に届け出を行わないと輸入できないインコなど7羽や輸入が禁止されている果物のマンゴスチンをタイから密輸しようとしたとして、感染症予防法違反などの疑いが持たれています。 7羽のうち、「ルリゴシボタンインコ」や「マメルリハインコ」など6羽は絶滅のおそれがあるとしてワシントン条約で国際的な取り引きが規制されている種だったということです。 インコを新聞紙を詰めた段ボールなどに隠し、一部は手荷物として機内に持ち込んでいましたが、税関の職員が羽田空港の検査場で見つけ、通報を受けた警視庁が捜査していました。 調べに対し、「自分で飼育して繁殖させたかっ
7日夕方、群馬県伊勢崎市内にある2か所の公園で、小学生や大人が次々と犬にかまれ、十数人がけがをしました。いずれも軽傷とみられ、かんだ犬はすでに捕獲されているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。 午後4時すぎ、伊勢崎市田中島町にある西部中央公園と近くにある田尻公園で、「人が犬にかまれているようだ」と目撃した男性から警察に通報がありました。 警察が現場に駆けつけたところ、小学生や大人など合わせて十数人がけがをしていて、一部の人は病院に運ばれ、手当てを受けているということです。 警察によりますと、いずれも足などをかまれ、軽傷とみられるということです。 また、かんだ犬は1頭ですでに捕獲されているということです。 警察が現場にいた人から話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。 現場は、伊勢崎市役所から西におよそ3キロ離れた住宅街にある公園です。 現場の近くに住み、かんだとみら
東京大学先端科学技術研究センター准教授で、世界初となる“動物言語学者”の鈴木俊貴氏(40)が、ナレッジキャピタル主催の「第10回 World OMOSIROI Award」を受賞したことが1月19日に発表された。 「World OMOSIROI Award」とは、2015年から始まった「OMOSIROI」をテーマとした国際的な賞で、国内外の有識者が推薦した100名以上の候補者から最終的に5名の受賞者が毎年選ばれる。これまでに日本人では筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一氏(36)やイェール大学助教授の成田悠輔氏(39)、慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏などが、外国人では台湾のオードリー・タン氏(42)などが受賞している。 鈴木氏といえば“鳥の言葉がわかる”ことで有名だ。野鳥の一種、シジュウカラが鳴き声を単語として使ったり、それを組み合わせて文章まで作って会話していることを発見。
12月31日、群馬県高山村の養鶏場で複数のニワトリが死んでいるのが見つかり、群馬県は遺伝子検査の結果、高病原性の疑いがある鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。県は、1月1日朝からこの養鶏場で飼育されているおよそ36万羽のニワトリの処分を進めています。 群馬県によりますと31日、高山村の養鶏場から「死ぬニワトリが増えた」と県に連絡があり、遺伝子検査を行った結果、高病原性の疑いがある「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。 これを受け、群馬県は、1日朝から養鶏場のニワトリおよそ36万羽の処分を進めるとともに、自衛隊に災害派遣要請を行いました。 また、養鶏場から半径3キロ以内をニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に 、半径3キロから10キロ以内をその地域からの出荷などを禁止する「搬出制限区域」に指定しました。 県によりますと、「移動制限区域」には3
鳥インフルエンザウイルスの媒介に、ハエが関与している可能性があることが九州大学の研究グループの調査でわかりました。 これまでは小動物などを想定して感染防止対策がとられていて、グループではハエの侵入を防ぐ対策を行って効果を検証することにしています。 鳥インフルエンザは昨シーズン全国26の道と県で確認されて過去最多の1771万羽が処分され、この冬もすでに各地で確認されています。 九州大学大学院農学研究院衛生昆虫学分野の藤田龍介准教授の研究グループは去年12月、感染が相次いだ鹿児島県出水市の養鶏場近くなど30か所あまりでおよそ900匹の「オオクロバエ」を採取して詳しく調べました。 その結果、最も多かった地点では、15%ほどのハエから高病原性の鳥インフルエンザウイルスを含む鳥のふんが検出され、ウイルスは感染力を維持していたということです。 藤田准教授によりますと、オオクロバエは主に冬に活動し2キロ
歩いてきた登山道を振り返るとヒグマがいた。命の危機に直面した3人の消防隊員たちはどうやって切り抜けたのか。 10月31日、津軽海峡に臨む北海道南部の福島町の大千軒岳(だいせんげんだけ、標高1072メートル)。消防隊員3人は遭難者が出た時のために登山道を下見しておこうと、休暇を利用して訪れた。備え付けられたロープを頼りに登る急傾斜が続いた後、標高550メートルの大人3人が並べるほどの場所で水分補給をした。 仲間を助けるため、消防隊員はナイフを取ります。しかし今度は自分がヒグマの標的に。迫る牙。力が尽きかけたその時、一か八かの手に出ます。それはマンガ「ゴールデンカムイ」の主人公がヒグマを倒すシーンを彷彿とさせます。末尾では、世界自然遺産・知床で日々ヒグマに接する専門機関による「ヒグマに出合ってしまった時の対処法」も紹介します。 午前10時ごろ。そこは晴れ渡り、晩秋の澄んだ空気に満ちていた。「深
クマによる人への被害が過去最多を更新している秋田県内では、クマに襲われて骨折や失明など手術が必要な重傷患者の数も大幅に増えています。 治療後も日常の生活に戻ることが難しい患者も多く、治療にあたる秋田市の医師は、被害にあわないよう細心の注意を払ってほしいと呼びかけています。 秋田県内ではことし、クマに襲われるなどしてけがをした人が30日までに61人と、これまでで最も多かった20人の3倍以上となっています。 クマに襲われた重傷患者の治療にあたる秋田市の秋田大学医学部附属病院では、ドクターヘリなどで搬送される患者が30日までに18人となっていて、手術が必要な患者は10人と去年の1人から大幅に増えています。 このうち、顔や頭を大けがをした患者はおよそ9割を占め、皮膚の広い範囲が裂けたり、骨折したりする被害が確認されています。 また、手術後も傷口に細菌が残って感染症に苦しむケースもあり、完治するまで
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