★以下の未完結の庵野論は、『シン・ゴジラ』公開以前に書いたものです。自分でも書いたことを忘れていたのですが、過去のファイルをサルベージしていて発見しました。約19,000字です。ものすごく実存的な庵野論で、われながら笑ってしまったのですけれども、今どきこういう姿勢でアニメーション作品の評論を書く人間は絶滅危惧種だろう、かえって貴重な面もあるかもしれない、とも思いました。この試論が終ったところから、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』についての批評を書くつもりでした。『シン』公開後に、この続きを書くかもしれません(ちなみに『戦争と虚構』所収の『シン・ゴジラ』論も、自分なりの庵野論になっています)。極私的な庵野論であり、ごく一部の人々にのみ推奨ということで(むしろマニアックなエヴァファンはこの手の実存的批評を嫌うでしょう)、有料記事にしました。 庵野秀明についてのノート 押井守は、戦後の大人たちがいか