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mugeplan29.hatenablog.com
この日を前に、私が心に決めていたことがありました。 ここのところの独演会で、伯山先生が気になされていること、それは携帯。 今までも細心の注意を払い、お客様にかげマイクでしつこいほどに放送をしてもなお、鳴っていたことで、伯山先生の演目に支障が出ていた事実。 私の公演以外でも、名古屋の通し読みや地方の大ホールで響き渡っていたことを聞き、今回の長野では絶対に鳴らさせない、じゃあどうするか。考えた結果を今日試す。 いつものように地元ならではの食事をと到着してすぐお蕎麦屋さんでそばを手繰り、楽屋にご案内。物販の本にサインをし、舞台チェックも終わり、開場。 神田伯山長野独演会。チケットはもちろん完売。 二番太鼓を早めに鳴らし、開演5分前、私は意を決して幕前へ出ていきました。 「本日はご来場ありがとうございます。先ほど陰マイクでもご説明いたしましたが、もう一度携帯電話の件、お願いに参りました」 「講談に
11年前の2013年7月、今を時めく桂宮治、神田伯山(松之丞)のお二人を招き長野・岐阜の二ヶ所で落語会を開きました。長野は松之丞さんはゲスト枠で山田真龍軒。そのまま車で岐阜に移動して、岐阜のお寺で2席ずつのたっぷりな会。 宮治さんの芸はあまり覚えていないけど、松之丞さんはそれこそ汗をほとばしらせながらの長講2席。若さの特権とは言えそもそも笑いどころの少ない講談での重いネタ2つ、その時期の松之丞さんはけっこうそんな感じの高座が多かったと思います。 とにかくド迫力、いつでも全力投球。うまくてすごいけどちょっと疲れちゃう、そんな印象だった2013年。 それから11年後、今回の独演会で松麻呂さんがかけた3席。 「寛永宮本武蔵伝~吉岡治太夫」 「細川三代 出世の松飾り」 「佐倉義民伝~甚兵衛渡し」松麻呂 人によって内容は違うのかもしれないけれど、松麻呂さんは3席とも全部ストレート勝負、クオリティーは
あけましておめでとうございます。MUGEプランニング公演に平素よりお越し頂きありがとうございます。今年も皆様にウチだけの個性あふれる企画の公演をお届けしようと思っています。どうかよろしくお願いします。 今年は元旦から北陸地方を大地震が襲い、亡くなった方や家の倒壊など胸が締め付けられる思いです。特にMUGEプランニングでお付き合いをさせていただいている柏崎市の方々の被害状況がとても気になります。まずは3月の一之輔師匠の会でお客様の元気な姿を見たいと心から思います。 さて、東海地方の皆様には今年もムゲプラ友の会の会員募集を行ないます。 今年は諸般の事情により昨年までの粗品のお渡しがなくなりました。ご理解いただけますようお願い申し上げます。 令和5年度会員の皆様には今月発送する4月公演の先行販売の案内ハガキが最後になり、割引券が使用できるのも3月24日の公演が最終となります。 どうか引き続き友の
柏崎市で、長く市民のために文化的公演を行なってきた柏崎芸術協会が解散して一年半。お世話になったお礼も兼ね、新組織の「柏崎舞台観楽会」の発足に微力ながら関わらせて頂きました。発足後初の落語会は5月の上方落語の会だったが、二葉さんが急病のため欠席となり、お客様の数はまばら。実質的なスタートになった今回の伯山独演会。幸いお客様の出足もよく、一ヶ月前にはチケット完売。 お迎えにいくと伯山先生はとてもご機嫌もよく、これでこの公演はよい公演になる・・・はずだった。 「携帯電話の電源はお切り下さい。またはサイレントマナーモードで・・・・」 開演前に、繰り返し陰マイクでお客様にお願いしたのは他でもなく、一ヶ月ほど前に関東近郊の会でまさにクライマックスの所で携帯が二度鳴ったことがあったため。 こればかりはお客様全ての耳に届かなくてはならないと、「終演間近になると、お迎えの方からの電話が鳴るようなことが以前も
「『松鯉先生、恋人がお待ちです』楽屋に入る時主催者の方がそういうんで、誰だろうなあと思ってちょっとときめいたら鯉昇師匠でした。この歳になってもそういわれると、少しはときめくんですね」私が洒落で言ったことを早速先生がネタにしてくれました。いつもは一緒にいらっしゃるのですが今回鯉昇師匠は前日の神戸からの名古屋入りだったので少し早めに入っており、大須の楽屋でご対面。相変わらずなごやかな雰囲気から始まったショーリショー。お客様も今回は二階までいっぱい。 いい会になることは、幕があく前から分かっていました。 「寄合酒」こと馬 「天保水滸伝~笹川の花会」松鯉 「千早振る~モンゴル編」鯉昇 「餅食い」鯉昇 「無筆の出世」松鯉 お客様のアンケートにいちばん多く書かれていたのが、「硬」と「軟」。 松鯉先生の講談2席はどこまでも力強く、これぞ本道というたたずまい。 かたや鯉昇師匠は、もはや原形をとどめないちは
前年9月、宮治師匠ゲストで大団円を迎えた小辰を熱くする会「辰のオトシゴ」。 今回から真打扇橋を応援する会「扇橋報告」になりました。その第1回目のゲストは春風亭一之輔師匠。7年後輩ながら学生時代からお付き合いがあったということで、その頃のエピソードも多数飛び出すトークあり、熱い熱い一日でした。 「真田小僧」美馬 「転宅」扇橋 「うどん屋」一之輔 「想い出トーク」一之輔&扇橋 「木乃伊取り」扇橋 扇橋の実力は、木乃伊取りのような笑いの少ないダレル噺に挑戦するだけでもわかりますが、今回ばかりは笑点メンバーに決まった一之輔師匠に食われてしまった感。 「うどん屋」のような技術を要する噺をこなす、それ以前にまくらでがっちり観客の心をつかんでしまう凄さ、それが春風亭一之輔、たるゆえんだと思います。 そして、その高座に登場した第1声に、私は激しく心を揺さぶられました。 「笑点に魂を売った、春風亭一之輔です
【4月】 15(土)14:00 神田伯山 長野独演会 全席指定 ¥3800 長野市善光寺門前・北野文芸座 出演 神田伯山 ほか 1月9日 発売開始 18(火)18:45 扇々喬々~喬太郎・扇辰二人会 全席指定 1階¥4000 2階¥3500 名古屋 大須演芸場 出演 入船亭扇辰 柳家喬太郎 (各2席)ほか 1月17日 発売開始 23(日)14:00 桂吉の丞 なごや独演会2 全席自由 ¥2500 名古屋・円頓寺レピリエ 出演 桂吉の丞 (3席) 1月13日 発売開始 30(日)14:00 春風亭一之輔 長野独演会 全席指定 ¥4000 長野市善光寺門前・北野文芸座 出演 春風亭一之輔 ほか 1月9日 発売開始 【5月】 <若者噺の9人> 1月下旬 発売予定 3(水祝)13:00 春風亭昇輔 独演会(3席) 全席自由 ¥2500 名古屋・円頓寺レピリエ 3(水祝)15:
いよいよ真打昇進まで1ケ月となりました。 懇意にしている扇辰師匠の下に弟子が入ったと聞き、その方から「今度の弟子は達人だよ」と言われたのでどんな経歴なんだと驚いたのが昨日のことのように思い出されます。(前座名は辰じん) あれからはや14年。真打となり大師匠の10代入船亭扇橋を襲名します。 たぶんみんな、襲名するのにふさわしいと納得した上でのことだと思います。 それほどうまく、面白い落語家さんです。 おりしも前日の9/10は披露パーティーだそうで、そんな日の翌日に会を開けるなんて!最後の刺客は笑点新メンバーの桂宮治師匠。 落語協会の最高傑作の小辰さんと、芸協の最高傑作の宮治師匠。 いつもプロレスに例えて申し訳ないけれど、昭和の時代、宿命のライバルであったアントニオ猪木とジャイアント馬場の対決のようなにおいがするのです。 宮治師匠と小辰さんは、入門が2008年2月、そこから絶えず前を走っていた
始めて宮治師匠をお呼びしたのは、彼が二つ目になりNHK若手落語家選手権をとったばかりの頃でした。長野、松本、岐阜、柏崎、ほんとうにいろんな会にお呼びし、すべての場所で彼は期待に応えてくれました。将来を期待される若手だとはもちろん認識していましたが、まさか笑点メンバーになるなんて、想像もしていませんでした。 3月13日、笑点メンバーになってから初めてのお仕事、そして大須。 超満員のお客様の祝福ムードの中、兼好師匠の愛のあるマクラ、それを受けての宮治師匠の手水廻しの熱演。トリは変に人情噺などに走らないで、きめ細かな演出を差し込んだ、兼好師匠にしかできない厩火事。よく知っている誰しもが演じるネタが、お二人にかかると大爆笑ネタに。会場の盛り上がりは、今年一番となりました。 「孝行糖」南之助 「だくだく」兼好 「手水廻し」宮治~中入り~ 「強情灸」宮治 「厩火事」兼好 宮治師匠のこの日の女子マラソン
令和3年、MUGEプランニングの落語・演芸公演にお越し頂きありがとうございました。1月1日より、令和4年度(4月1日から令和5年3月31日まで)のムゲプラ友の会会員募集を行ないます。入会なさると先行予約・割引などの特典が受けられますので下記の要項をご覧いただいたうえでご検討ください。 ◎友の会 申込み期間・割引券使用期間・特典・入会方法◎ ・申込期間・・・・・・・・・令和4年 1月1日から3月20日まで ・割引券使用期間・・・令和4年 4月1日から令和5年 3月31日まで ・会費・・・ 年間 4000円 <割引券14枚と特製手ぬぐい進呈> (注意・令和3年度の会員割引券は令和4年3月までしか使用できません) ・割引券使用方法 チケット1枚につき割引券1枚使用できます。チケット購入時でなく当日の返金となります。1人で2枚以上使用の場合は同じ数の公演チケット提示をお願いします。通し券などですで
大須演芸場で定期的に行なっている月亭遊方師匠のスターオースの会。 1回目は兼好・馬るこ、2回目は坂本頼光、3回目は広瀬和生、4回目は姉様キングスと豪華ゲストが続いていましたが、コロナ禍の影響で一時中断、11月29日に約1年ぶりの開催となりました。そしてその久々の開催にふさわしいゲストは、五街道雲助師匠です。 雲輔師匠は遊方師匠と同じ明治大学の出身で先輩にあたります。同窓の寄席が開催されたときに遊方師匠が直談判、今回の出演に至りました。詳細はチラシができてからお知らせしますが、まずは皆さんに告知を、ということでこちらでまず、情報を解禁させて頂きます。今決まっているのは下記のとおりです。今回ゲストながら中入りでたっぷり演じて下さるよう交渉中とのこと。皆様ぜひ、スケジュールに入れて置いて下さい。 令和2年 11月29日(日) 14:00開演 (13:30開場) 「スターオースⅤ」 名古屋・大須演
落語協会と落語芸術協会。言わずと知れた江戸落語の二大協会です。 それぞれに個性的な方が多くいる中で、ベテランでありながら偉ぶらず、親しみやすい噺家さんと言えば落語協会では春風亭一朝、芸術協会では瀧川鯉昇両師匠が筆頭格にあがるのではないかと思います。その両師匠の岐阜での共演、これもありそうでなかった組み合わせです。江戸前の気風のいい落語を咄す一朝師匠と独特の間で客席を自分の色に一瞬で変えてしまう鯉昇師匠、お互い二席ずつのたっぷりの寄席を、秋の昼下がりに体験してみませんか。閉塞感漂う今の時代を笑いで乗り切ろう。そんな思いでの二人会に、どうぞお越しくださいませ。 令和2年 10月4日(日)13:30開演(13:00開場) 岐阜市柳ケ瀬 ホテルグランヴェール岐山 2Fカルチャーホール 「一朝&鯉昇 夢共演」~江戸前はなさき寄席 出演 春風亭一朝 (2席) 瀧川鯉昇(2席) ほか 木戸銭 ¥3,80
聞いたら、このお二人は初対面。でも、寄席はとてもスイングしていた。あきらかに違う獅篭師弟と小せん師弟の絡みが、お客様に受け入れられた瞬間。漫画家との二足のわらじを履きながら、ある意味お年寄りの集まりにも合わせなければならない名古屋の特殊性に苦しみながら、未知の領域を開拓してきた獅篭さんに、その生き様に惚れて鉄道マンの職を投げ出して弟子入りした獅鉄くん。その中にさっそうと江戸の風を吹かせに来た小せん師弟のその重厚感。本寸法の落語を久しぶりに名古屋に届けてくださいました。 ただふたりとも、お客様の前でのらくごがあまりに久しぶりでブランクを感じた!と同じことを打ち上げの席でお話されていたのを聞いて、やはり噺は生き物であると言うことを痛感させられました。打ち上げではお二人とも楽しそう。神奈川県に住んだことがあるとか、パタリロ好きだとか、いろんな共通点を見つけては話が弾む、有意義な一日。MUGEプラ
平素よりMUGEプランニングをご利用いただきありがとうございます。 さて、以前ブログでもご紹介いたしましたが下記の松鯉・伯山親子共演は来年3月14日に延期となりましたが、その振替の締切があす(20日まで)いっぱいとなりました。 明日を過ぎますと振替はできず、払い戻しのみとなりますのでご注意下さい。 本来ですと振替だけでなく払い戻しもできなくなりますが今年はコロナ禍のためすべての前売り券販売所が閉鎖になるなどお客様への告知が行き届かなかったことも考慮し、しばらくの間払い戻しは受け付けることといたします。どうかお手持ちのチケットを確認し、無駄にならない様手続きをお願い致します。(下記参照) また、延期の日取りは3/14で決まりですがソーシャルディスタンスの問題もあり会場、開演時間決定はもう少し先でないと正式に決まりません。いましばらくお待ち下さい。 ★振替公演希望の方(6/20まで) ◎MUG
6/14(日)大須演芸場で予定しておりました「気がつけば小説、丸十年」花丸小せん二人会は、新型コロナの感染予防のため中止、来年の4月18日(日)14:00に改めて仕切り直しで開催することになりました。東西の実力者二人がコラボする貴重な会として最後まで開催の可能性を探っておりましたが緊急事態宣言の中、チケット販売も宣伝ままならず、お客様の安全面も同時に考慮するとどうしても開催に踏み切ることができませんでした。払い戻し、振替公演の受付は09041533562 mugeplan29@au.com MUGEプランニングで承っておりますので、お問い合わせください。
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