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mathteacher.hatenablog.com
今日で令和元年度が終わる。 この1年間を振り返りたい。 ①教務主任2年目になった。 仕事の見通しが生まれ、余裕を持って仕事ができた。 自分一人でやるのではなく、同僚を巻き込むことができた。 次年度は同じ部署の人が新しい方になる。 そして、引き継ぎのこともある。 教務主任3年目は、次の人が仕事をしやすくなるように 記録をしっかり残していきたい。 ②授業にしっかりと向き合えた。 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、実践を重ねた。 しかし、それだけではいけない。 「数学的な見方・考え方」をもっと伸ばせるようにしたい。 【「見方・考え方」を鍛えるための授業デザイン】 ①「なぜ~なのか」と「わからなさ」を表現することで,「見通し」を持ち「本質」を捉える。 ②自己決定により,「自分事(self-involvement)」とし「思考のベクトル(方向性)」を定める。 ③自分事になることで,「ギャッ
今回の読書。 人生をデザインしてみた。 https://www.amazon.co.jp/スタンフォード式-人生デザイン講座-ハヤカワ文庫NF-ビル-バーネット-ebook/dp/B07YG1GWWT 大事だと思ったことは次の3つ。 ①何通りものベストな自分を受け入れる ②幸せとは不要なものを断ち切ること ③人生は勝負ではない それぞれを見ていく。 ①「何通りものベストな自分を受け入れる」について。 自分の人生に広がりを感じた。 人生の楽しいプランを何通りも考えておくことで、いろいろなことを楽しめる。 自分自身の可能性にも気づくことができるので、定期的に考えたい。 例えば、この5年間仕事関係のプラン ・全日制でバリバリ働く ・教育委員会に行って市全体を考えて働く ・本を出版する などが考えられた。 ②「幸せとは不要なものを断ち切ること」について。 断捨離をしようと思う。 選択肢が多すぎるの
臨時休校の間にやりたいこと。 mathteacher.hatenablog.com 学習指導要領を読み込んでいる。 ・高等学校学習指導要領解説 総則編 ・高等学校学習指導要領解説 数学編 理数編 ・高等学校学習指導要領比較対照表【総則】 ・高等学校学習指導要領比較対照表【数学】 この数日でこれらを読み込んだ。 教科書が木の葉っぱなら、 数学の学習指導要領は木の幹、 学習指導要領の総則が木の根っことなる。 私なりに考えたことを書く。 学習指導要領の総則と数学編。 2つを読み込み,私の頭に浮かんだのが次の歯車である。 違和感を覚えた。 私の授業の中心は,生徒の「わからなさ」。 生徒が「わからなさ」と向き合う。 そして,自己決定による対話を生かして,「わかる」ようになる。 「わかる」ことで次の「わかりたい!」に向かうことができる。 主体的学び=「わからなさ」と向き合う, 対話的学び=自己決定によ
臨時休校の間にしたいこと。 mathteacher.hatenablog.com この1年間の授業の振り返りをしている。 休校になる前に、「数学を通して学んだことはなにか?」を生徒に書いてもらった。 「わからないことをわからないと言うことが大事だと学んだ」 例年、多くの生徒がこのように「学び合い」のことを書く。 しかし、今年度は違った。 「教科書をよく読むようになった」 「覚えるだけでなく意味を理解するようになった」 「受動的から能動的へのターニングポイントだった」 「友達の考えを聞いて、そんなんあるんか!と楽しかった」 「数学はもともと苦手だが、数学を通して様々な角度から物事を見るという考えが身に付いた」 といった生徒の声が昨年度より増えた。 これはなぜだろうか。 私が考えるに、次の2つが理由ではないだろうか。 ➀授業のデザインが「演繹」から「帰納」に変わった ②生徒が自己決定できるよう
今回もデータの分析。 相関係数を考える内容だ。 まずは以下のような問題を提示。 こちらは2017年のセリーグのデータ。 勝利数との相関を考える。 得点、失点、盗塁、エラー。 生徒は自分で選んで思い思いに計算を始める。 もちろん電卓オッケー。 聞こえてきた声はこんなこと。 「この得点って何?1試合っこと?」 「違う違う。143試合。1年間、リーグ戦するねん。」 「盗塁は?」 「ザザッーって走るやつ?」 「エラーは??笑」 野球のことを知らない生徒が多い。 思わず私が間に入る。 野球部の生徒に声をかける。 私 「盗塁ってなんなん??」 野球部「ピッチャーが投げてる間に、次の塁に走るやつです!」 私 「ここでやってや。」 野球部「ここでは無理です!!」 (生徒たち笑う) 私 「エラーは?」 野球部「守備のミスです!」 というやりとり。 数学とは関係ないが、これはこれでありかと。 そして、計
私が担任ならば・・シリーズ。 卒業式まで1か月を切った。 だいぶと近づいてきた。 いよいよ学校でもそのムードだ。 今の私は教務主任で、担任ではない。 それでも、自分が担任だったらこうしたいな・・ということはたくさんある。 前回は掲示物について書いた。 https://mathteacher.hatenablog.com/entry/2020/01/11/102602 今日はその1つを紹介する。 卒業式の前日から3日前くらいのホームルームで、「将来の自分を語り合う」ことである。 生徒同士で3〜4人グループになり、卒業後の自分のことを順番に話していく。 勤務校は定時制高校でなので、いろいろな進路があり、話にも違いが出てくる。 大学、専門学校、就職、もしくは別のこと。 その違いがギャップとなり興味を引く。 小学校や中学校では、進路にそこまでの違いが出ないかもしれないが、高校ならではの内容だ。 グ
今回は数学I、データの分析。 単元1時間目の授業である。 授業のデザイン(指導案)は以下の通り。 【導入】 1.遊園地のデータから、度数分布表とヒストグラムを作成し、どちらの曜日に行くか自分なりに分析する。 【展開】 2.ディズニーシーのデータから、度数分布表とヒストグラムを作成し、1月と2月のどちらに行くか自分なりに分析する。 【まとめ】 3.度数分布表やヒストグラムからデータを読みとる。 では生徒の学びを見ていこう。 導入の問題は以下のようなもの。 問題文には、 「太郎くんは遊園地に行って、ジェットコースターに乗りたい。土曜日と日曜日のどちらに行くか迷っている。下のデータを参考にして、どちらの曜日に行くのがいいか、考えよう。」 と書いてある。 何も言わずにいきなり生徒に配る。 すると、生徒たちは、自分なりのやり方で分析しようとする。 「よし。平均だそ。」 「うわー。どっちも35分や。計
「書く」こと。 これが私の何よりの勉強法だ。 2つのことを大事にしている。 1つ目はノートの取り方。 研修会や講演会など、人の話を聞くときは必ずノートを持参する。 ノートの各ページは、縦に半分に折る。 左側には、聞いたことのメモ 右側には、自分で考えたこと を書いていく。 インプットとアウトプットの思考の過程が「見える化」されるのだ。 このノートで大事なことは右側のアウトプットである。 インプットはアウトプットがあってこそ。 インプットばかりをしていても勉強にならない。 アウトプットの場をいつ作るか。 私の場合は「すぐ、思いついた、考えた」瞬間なのだ。 そして、2つ目。 「メモ」の有効活用である。 私はちょっといい革の手帳を購入した。 その手帳にはカレンダーとともに、メモ帳を入れている。 その手帳を常に持ち歩く。 なぜかというと、「ひらめき」というアウトプットはいつ起きるかわからないからだ
今日は数学Ⅱの指数関数。 授業のデザイン・指導案(2時間連続授業)は次の通り。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【導入】 1.雑誌ニュートンの記事から、細胞分裂を通して指数関数が爆発的に増えることを学ぶ。 2.「お年玉をAさんとBさんのどちらか一人からもらう。毎年10万円くれるAさんと1年目は2万円、2年目は4万円、3年目は8万円くれるBさん。10年後はどちらからもらうのがいいか?」を考える。 3.2の0乗から、2の-1乗、2の-2乗を考える。 【展開】 4.指数の計算問題を考える。 5.累乗根の計算(2の2分の1乗×2の2分の1乗、2の3分の1乗×2の3分の1乗×2の3分の1乗)を通して、累乗根を学ぶ。 6.1等星は6等星の何倍の明るさかを求める。 7.累乗根の計算問題を考える。 8.指数関数のグラフをかく。 【まとめ】 9.自作問題を仲間と
仕事ができる、できない 期限を守れる、守れない その差はなんだろうか。 教師の1年目にあることに気づいた。 「仕事ができる先生ほど、なんでもすぐやる」ということだ。 例えば、締め切りのあるアンケートなど。 仕事ができる先生はすぐにやる。 急な仕事がきてもすぐに対応できるのだ。 仕事には4つの種類がある。 ・緊急であり重要なもの ・緊急ではないが重要なもの ・緊急であるが重要でないもの ・緊急ではないが重要でないもの 私は「緊急ではないが重要なもの」からとりかかるようにする。 例えば、授業の準備は自転車操業になればなるはど、緊急性が増してくる。 そこで、予め準備をすることで、「緊急ではないが重要なもの」になる。 仕事ができる先生は、「緊急ではないが重要なもの」を隙間時間にやっているのだ。 例えば、次の学校行事の要項作成。 会議の直前にやるのではなく、前もって保存ファイルのタイトルだけでも変え
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