与えられた楽器の音色に近いFM音源パラメータの探索を勾配法で解く方法を解説します これは2020年2月8日に行われた カーネル/VM探検隊@関西 10回目 での発表資料です サンプルコード: https://github.com/Fadis/ifm
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SONICWAREがメガドライブのサウンドを再現 SONICWAREは東京・池袋にある日本のベンチャー楽器メーカー。ユニークな楽器を次々と生み出していますが、「どんな音でもイカしたローファイ・サウンドに仕立て上げるレトロ・サンプリング音源、LIVEN Lofi-12発売開始」、「チップチューンからFMサウンドまで、日本のベンチャーSONICWAREが開発したガジェット型シンセ、LIVEN 8bit warps誕生」などLIVENシリーズや、「ゲームボーイ風小型サンプラー、SmplTrekの詳細が明らかに。小さいながら楽しくスゴイ機能が満載」という記事で紹介したSmplTrekなど、さまざまな機材を開発・販売しています。 メガドライブを想起するカラーリングになっている 今回発表されたLIVEN MEGA SYNTHESISは、その“MEGA”という名称や、ボディーカラーからも分かるとおり、当
Kernel/VM探検隊はカーネルや仮想マシンなどを代表とした、低レイヤーな話題でワイワイ盛り上がるマニアックな勉強会です。fadis氏は、Wasserstein距離関数を使った「逆FM音源」について発表しました。 倍音を含む波を真似できればハードウェアから楽器の音が出せる fadis氏:こんにちは。松林です。今日は以前、「カーネル/VM探検隊@関西」でお話しした逆FM音源の改良版「Wasserstein逆FM音源」を紹介します。 「FM音源」は音楽を奏でるためのハードウェアです。世の中にはいろいろな音色の楽器がありますが、楽器の音色には共通した傾向があります。まず、どの楽器も音階に対応する周波数の基音が出ています。さらにおよそ整数倍の周波数で倍音が出ています。倍音は高い周波数のものほど早く減衰していきます。 本物の楽器と同じような倍音を含む波を、簡単な計算で真似することができれば、簡単な
「アストロシティミニ」発売目前! Hiro師匠&光吉猛修氏に聞く,FM音源に彩られた1980〜1990年代セガ・サウンドの裏側 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:永山 亘 12→ 2020年12月17日,セガトイズから「アストロシティミニ」が発売される。 本製品は,セガなどから1984〜1994年に発売されたアーケードゲーム36タイトルと,アストロシティのテスト用基板「ドットリクン」を収録したゲーム機だ。本体価格は1万2800円(税別),関連製品の「アストロシティミニ アーケードスティック」が1万2800円,「アストロシティミニ コントロールパッド」が2780円,「アストロシティミニ ゲームセンタースタイルキット」が3980円(各税別)。そのほかセガトイズ.com限定の「ピンクボタン限定バージョン」なども存在するので,詳しい製品形態および関連製品については公式サイトを参照してほ
ソフトウェアサンプラーの代名詞的ソフトの一つであるSteinbergのHALionがバージョンアップし、HALion 7として発売されると同時に、そのエンジンを持ったプレイバックサンプラーであるHALion Sonic 7が無料化されて登場しました。以前のバージョンでも、すでにサンプラーの枠に収まらず、さまざまなシンセシスエンジンを搭載した超強力インストゥルメントであったHALionですが、今回はYamahaと共同開発したFM音源を搭載したのが大きなポイント。DX7を再現できるのはもちろんですが、最大8オペレーターまで利用可能で、数多くの機能も装備した最新鋭のFM音源に進化しているのです。 それに対し無料化されたHALion Sonic 7はあくまでもプレイヤーという位置づけとなり、各サウンドライブラリは別売となっています(一部無料のサウンドライブラリもあり)。もちろんHALion 7とH
KORGから6オペレーターFM音源搭載のシンセサイザーopsix(オプシックス)が発売されました。今年1月のNAMM Show 2020では、61鍵盤のモデルが展示されていましたが、今回発売されたのは37鍵のモデル。前面に配置された6つのオペレーターを直接動かせるオペレーターミキサーが特徴的であり、「6」という数字をテーマに配置されたボタンやノブの操作性は抜群。32音ポリフォニック、40のプリセットアルゴリズム、FM/Ring Modulation/Filter/Filter FM/Wave Folderの5つのオペレーターモード……など、従来のFMシンセの枠に収まらない作りをしています。 EGとLFOをそれぞれ3系統装備し、12系統のバーチャルパッチも用意。強力なフィルターを11種類も搭載しつつ、3系統まで同時に使用可能な内蔵エフェクトを30種類使うことができます。スペクトラムアナライザ
※【2020年12月発行 GPS News vol.12掲載】本記事はゲーム保存協会の過去の活動を知ってもらうことを目的とし、当時の内容で掲載しています。 ゲーム音楽に多くの影響を与えた、ゲーム保存協会の名誉会員・古代祐三さんが当時使っていた「FM音源」とは一体どんなものだったのでしょう?当時を振り返りつつ、エッセイ形式でお届けします。 80年代のマイコンファンなら、みんな大好きエフエム音源。 FM音源は、音の三要素(音量、音程、音色)全てを再現できる画期的なシンセサイザーです。ジョン・チャウニング博士という人が論文にして、その筋のヤマハ社が実用化したスゴいもの。 何がスゴイかって、FM音源は、オペレータというサイン波発生器の別のサイン波をかけ合わせて、少ないパラメータで複雑で多彩な波形(音色)を作り出すことができる。得意不得意はもちろんあるけれど、ピアノ、ブラス、ストリングスからベース、
一見、変換コネクターのような外観の「FLASH」は、最大16ボイスのFMシンセサイザー。筐体の一方がMIDI入力端子、もう一方がステレオ・ミニのオーディオ出力端子となっており、電源はMIDI経由で受給する仕様になっています。内蔵FM音源は、16ボイスの『POLY』、ステレオ/8ボイスの『POLY-STEREO』、16基のオシレーターをレイヤーしたモノフォニックの『MONO』といった発音モードを選択でき、パラメーターはMIDI CCでコントロールすることが可能。なお、「FLASH」の電子回路の開発を手がけたのはイギリスのmitxelaというMakerで、生産はブルガリアで行われるとのこと。独・英・勃の三ヶ国の技術者が共同で完成させた世界最小MIDIシンセサイザー、それが「FLASH」なのです。 そして「FLASH」が大きくアピールしているのが、マイクロ・チューニング対応。「FLASH」には、
去年くらいからつくりはじめていた、libymfm.wasm ですが、GitHub のリポジトリーにコミットするだけで、ブログにあまりあれこれ書いていませんでした…!(ので書いてみます) libymfm.wasm は WebAssembly 上で動作する(主に) FM 音源シンセサイザーをエミュレートして PCM を生成するライブラリーです。ゲームなどのプログラムへの組み込みを考えて作成されました。 https://github.com/h1romas4/libymfm.wasm This repository is an experimental WebAssembly build of the [ymfm](https://github.com/aaronsgiles/ymfm) Yamaha FM sound cores library. FM 音源エミュレータコアとしては、多目的エミ
逆FM音源はWasserstein距離を誤差関数に使うと良い、という話をします これは2021年3月20日に行われた カーネル/VM探検隊 online part2での発表動画です 参考文献 逆FM音源: https://speakerdeck.com/fadis/ni-fmyin-yuan 発表資料: https://speakerdeck.com/fadis/wassersteinni-fmyin-yuan この発表のサンプルコード: https://github.com/Fadis/wifm カーネル/VM探検隊 online part2: https://connpass.com/event/201059/
投稿者のX68PROさんが、20世紀のパソコン“X68000”のFM音源に、歌を歌わせました。 映像には、シャープが1993年に発売したパソコン・X68030が映っています。モニターに映っているのはリン・ミンメイの静止画。BGMとして劇場版超時空要塞マクロス『愛・おぼえていますか』が流れています。 音楽はFM音源のみで鳴らしています。FM音源とは、昔のパソコンゲームのBGMや、携帯電話の着メロといったものに使われていたもの。現在のパソコンにあるような録音音源を再生する機能とは全く異なるものです。 ところが、ここで聞こえてくる歌声は、まるでCDを聞いているかのような音質です。「FM音源でPCMデータを再生とか意味わからん」「は??まじデカルチャーだよ」と驚きの声があがります。 「FM音源複数chでずらして矩形波作成、それを音量変更してPCMの波形を1サンプルずつずれないように作ってくんだとか
FMシンセの隆盛と落日…… 1983年に登場した「DX7」は、その性能、ルックス、価格、先進性のすべてにおいて、衝撃的なシンセサイザーでした。 きらびやかな出音でアナログシンセから主役の座を奪い、同時期に登場した「MIDI」とともにシンセサイザーのデジタル化と低価格化を、強力に推し進める原動力ともなりました。 しかし、1980年代も後半に入ると、また少し雲行きが変わってきます。 高度な「デジタル化」の促進は、CPUの高速化やメモリーの低価格化をうながします。そうして登場してきたのが、ROMに焼かれたサンプル音を再生する「PCM音源」のシンセサイザーです。 栄枯盛衰、出音のリアルさではPCM音源にかなうはずもなく、また80年代の「使われすぎ」による反動もあり、楽器としての「FM音源」は次第に表舞台からフェードアウトしていきます(が、ケータイやゲーム機の音源としては爆発的に普及していきます!)
ゲーム音楽コンポーザーをゲストにお迎えし その方の人となりや、クリエイティブな一面を掘り下げる セガ発の「ゲーム音楽トーク番組“SEGA音”」の増刊号! MCは、セガで数々のゲーム音楽を手がける サウンドクリエイターの光吉猛修と藤本多恵。 第6回のゲストは、古代祐三さん! 【古代祐三さんプロフィール】 1967年生まれ。東京都日野市出身。 幼少よりピアノ、ヴァイオリン、チェロを習い 高校卒業後に、サウンドプログラマーとして活動。 「イース」「ソーサリアン」等に作曲を提供、 特徴的なベースラインが印象的な楽曲は、 ゲームファンの間で“古代節”とも呼ばれる。 その後「世界樹の迷宮」シリーズを手掛けるなど、 新しいユーザーからも絶大な支持を得ている。 第一線で活躍し続けているゲームサウンドクリエイターです。 ▼SEGA音の公式Twitterあるってよ! https://twitter.
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