小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省は、23日の時点で、延べ252人が入院したことが小林製薬からの報告で明らかになったと発表しました。 小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなどして、これまでに5人が死亡し、全国で健康被害の訴えが相次いでいます。 厚生労働省は健康被害の状況について、小林製薬から報告された23日時点の人数を明らかにしました。 それによりますと、体調に異変を感じるなどして ▽延べ1479人が医療機関を受診し ▽延べ252人が入院したということです。 また、先月29日に設置された厚生労働省と消費者庁のコールセンターに、23日までの26日間であわせて4577件の相談が寄せられたということです。 コールセンターの電話番号は、0120-388-687で、午前9時から午後9時まで、