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社会学の検索結果1 - 40 件 / 360件

  • 松本人志さんの罪についての考察と提案反社会学講座ブログ

    ●まつもtoジャニー こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ジャニー喜多川さんは、いい人でした。多くの芸能人を育て、テレビ界に貢献した功労者であり、育てられた芸能人にとっては恩人です。 でも、ジャニーさんは犯罪者だったのです。 24時間、つねに犯罪者でいる人などいません。犯罪者としての顔は、個人が持つ多くの顔のうちのひとつにすぎないのです。犯罪をしてるとき以外は、何食わぬ顔で暮らしてます。それはマジメな職業人の顔であったり、優しい父親・母親の顔だったり、情にあつい先輩の顔だったりします。 でも、そういう「いい人」が、犯罪者の顔も持ってたりするんです。 ジャニーズ問題から我々が学ばねばならないもっとも重要な教訓、それは、予断をもって犯罪告発の声を封じてはならない、ということです。 いい人は犯罪をするわけがない。社会的地位の高い人が犯罪者であるはずがない。無名の人間が犯罪を告発するのは売名

    • 陰謀がバレたひとたちのドキュメンタリー反社会学講座ブログ

      こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。呉座勇一さんは『陰謀の日本中世史』で、陰謀はほとんど成立しないといってます。陰謀に関わる人間の数が増えるにしたがって情報が流出する可能性も高まるので、陰謀は企んだとしてもたいていバレて失敗するものだと。 その実例が、なんとつい最近起きました。愛知県知事のリコール運動で署名が大量に偽造されたことがバレて、事務局長や関係者が逮捕されたのです。 みなさんすでにご存じとは思いますが、なんでみんなもっと喜ばないのですか? 興奮しないのですか? われわれは、違法な手段で政治を変えようと画策した陰謀がバレて失敗した実例をこの目で見られる幸運に恵まれたのですよ。貴重な歴史の瞬間に立ち会えたことを、もっと喜びましょうよ。 地上波のテレビドキュメンタリーは早朝・深夜に追いやられてしまったので、私は番組表でタイトルだけチェックして興味があるものは録画しておきます。 先日、

      • 続・エスカレーター片側空けの件反社会学講座ブログ

        こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。前回のブログ(エスカレーター片側空けの歴史を踏まえた提案)では、エスカレーターの片側空けをやめるべきであるとする意見を書きました。その後わかった追加情報などを補足しておきます。 片側空けの習慣がなかなかやめられないいちばんの理由は、それが合理的で効率がいいと思ってる人が多いからです。でも、片側空けが定着するまでの歴史とさまざまな人たちによる実証研究、メーカーの主張などを総合して検討すると、じつは片側空けは利用者全体の効率を下げている可能性が高いのです。みんなで両側に立って乗ったほうが、結果的に全員が早く移動できて社会全体の効率がよくなるし、事故も減って安全になります。 それと前回指摘したのは、急ぐ人のために片側を空けろというけど、真剣に急いでる人が実際どれだけいるんですか、って疑問。本気で急ぐのなら、階段を駆けるはずで、エスカレーターを歩いてる人は、

        • 池袋暴走事件と法の正義反社会学講座ブログ

          こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。池袋暴走事件の裁判がはじまり、被告が無罪を主張したことで、感情的に批判してるひとが多いようです。聞くところによると、テレビのワイドショーではコメンテーターがこぞってタコ殴り状態だそうです。 でも、ちょっと待ってほしい。みなさんの正義も暴走してます。 ホンネをいえば、私もあの被告に情状酌量の余地はないと思ってます。実刑判決でも全然かまわない。高齢だから事実上の終身刑になったとしても、同情はしません。 ただ、被告が裁判で無罪を主張することは、それとはまったく別問題です。法の正義、法手続き上の正義というものがあるのです。 日本人は、裁判で無罪を主張すると「ふてぇ野郎だ!」「反省の色がない!」と感情的に批判しがちですが、被告が無罪を主張するところからはじめるのは、裁判の形式として妥当なやりかたです。まず、無罪であるという被告の主張から出発し、検察側が被告の主

          • 人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって

            このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。私のほかに、北田暁大、筒井淳也、丸山里美、山根純佳の各氏が全体の監修を務め、テーマごとに編集される全13巻の各巻に、そのテーマに造詣が深い社会学者が編者になります。 前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端の社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たと

              人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって
            • 山口一男(シカゴ大学社会学教授) vs 女子大生起業家

              Yo𝕏ano @SeanKy_ もう一度整理しますと、まずもって私の問題意識としては所得の男女格差をどう減らすかという話で、基本的には山口先生と同じ問題意識で同じようにデータを追ってほぼ同じ認識できたわけです。問題は解決法の話。 2021-01-31 18:33:55 Yo𝕏ano @SeanKy_ 私は海外の解決法の事例を調べているうちに、例えばアーダーン首相のように配偶者に主夫になってもらっているケースが結構あることに気が付いたわけです。この方もそうですね。 twitter.com/Monomon3777773… 2021-01-31 18:35:52 Yo𝕏ano @SeanKy_ もう一つメイドに任せる方法もあり、シンガポールなどでは制度化されていますし、欧州でも名目上の異文化交流制度(オペア)を日本の外国人研修生制度のように安価な労働力輸入の抜け道として使っていたりもした。

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              • 追追記🐈追記😸社会学へのバッシングが凄まじい

                https://togetter.com/li/1660066#comment コメント欄があまりにもひどい。「社会学は学問ではない」「イデオロギーだ」という主張を非科学的な手法で、感情論に任せて行う。まさに社会学叩きこそがイデオロギーと化している。自己矛盾としか言いようもない。 社会学の学問としての是非はともかく、叩き方があまりに雑すぎるのではないか。 心理学系の論文の再現性を検証した論文が何年か前に話題になっていたが、学問の科学的手法をとった批判とはあのようにあるべきだろう。 ・研究者の人格が気に食わない ・研究者の思想が気に食わない ・研究者のTwitter上の発言が酷い としても、そうした属人的な事情は学問つまり研究結果や論文とは分けて考えるべきだ。仮に社会学者に人格破綻者が多かったとしても、学問自体の問題ではない(雇用主である大学側としては問題かもしれないが)。 ・社会学な査読シ

                  追追記🐈追記😸社会学へのバッシングが凄まじい
                • 「社会学叩き」についての私見 - 道徳的動物日記

                  出勤前に、サクッとメモ的に書いておこう。 Twitterやはてなブックマークをはじめとしたネット・SNS界隈では、十年一日という感じで、相変わらず「社会学叩き」が盛んだ。 といっても他人事ではなくて、このブログでも、過去に、社会学や社会科学の現状について批判するHeterodox Academyの記事を訳したことがある。 davitrice.hatenadiary.jp davitrice.hatenadiary.jp また、わたしもちょっと関わっている『経済学101』でも、社会学を批判する記事が訳されて投稿されることがある。代表的なものは、ジョセフ・ヒースによる以下の記事だろう。 econ101.jp ヒースの記事における「規範的社会学」という言葉に示されているように、これらの記事で問題視されていることは、「社会学(社会科学)が、特定の道徳的規範・政治的規範に影響を受けすぎている」ことで

                    「社会学叩き」についての私見 - 道徳的動物日記
                  • 社会学フェミニスト「日向市サーファーCMの『海、似合ってないね』は、自分の心の声。他人の発言と感じるのはオタクの劣等感」

                    失恋で傷心中の太ったオタクが旅行に行き、現地のサーファーに「海、似合ってないね」と言われサーフィンをやるうち、 痩せて立派な体型になり「海、似合ってきたね」と言われ自信が付くという内容の観光地PR動画。 フェミニストが絶賛していて「男女逆ならルッキズムと批判されていただろうに、なぜ絶賛?」と言われたものですが… 「海、似合ってないね」が自分の独り言であるなら、CMに他人の外見を揶揄した人物は存在しない事になり、ルッキズム肯定のCMとは一概に言えなくなる、という事のようです。 まとめ 日向市のサーフィン動画を削除したいんじゃなくてフェミのダブスタが問題な件 ブロックされすぎて意味不明になりましたがhttps://togetter.com/li/1144707などで補完してください。 続きはhttps://togetter.com/li/1145369 67945 pv 187 51 user

                      社会学フェミニスト「日向市サーファーCMの『海、似合ってないね』は、自分の心の声。他人の発言と感じるのはオタクの劣等感」
                    • 社会学バッシングは社会学により社会の真理が暴露されることが気に入らない勢力によるもの?

                      石川 洋行 @preciousheart74 戻れない片道のチケットと夢だけを信じたい。理論社会学とピアノ。30代非常勤。UT/社会学/消費社会論/STS/権力と暴力/戦後詩etc...Like→尾崎亜美/坂本真綾/岡崎律子/柏原芳恵/菊池桃子/ハロプロ/Berryz工房。シューマン偏愛、脱原発・脱被曝。『消費と労働の文化社会学』出版しました。宜しくどうぞ。 researchmap.jp/hishikawa74 石川 洋行/Ishikawa Hiroyuki @preciousheart74 社会学バッシング(?)、社会学の方法と対象が結果的に「社会の真理を暴露する」事になり、これを気に入らない勢力が激昂し粘着ているだけなので、学生諸氏は何も心配することなく、自分野誇って研究すれば良い。取分け日本みたいな抑圧装置が強烈に働く社会では、真理は人を不快にする、フロイト主義。 2023-09-0

                        社会学バッシングは社会学により社会の真理が暴露されることが気に入らない勢力によるもの?
                      • 社会学は何をしているのか

                        「何をしているのか分からない」 社会学部の教員をしているとぶつかる壁のひとつに「社会学を宣伝することの難しさ」がある。社会学部の教員も学生も、「社会学部って何をするところ?」とよく聞かれるのに、それに答えられないというのだ。もっとも「じゃあ経済学部では何を勉強するか知ってる?」と聞いても「経済のことを勉強するんでしょ」という、おそらく経済学者なら間違いだと言うだろう回答しか返ってこないわけだから、「社会学は説明が難しい」というのも思い込みでしかないのだけれど。 一昔前の日本の教科書では、「社会学は常識を疑う学問です」なんて書かれていた。けれどこの説明も、もう古臭いものになっている(この辺についてはこの本や講義動画を参照)。最近の説明としては、日本社会学会の社会学部への進学を考えている人向けのサイトで示されている「異なる価値観をもった人間たちが多数集まって形成されるこの社会を解き明かす学問」

                          社会学は何をしているのか
                        • 「実を言うと社会学はもうだめです。突然こんなことを言ってごめんね。」 ~UT社会学 院生「岩波科学は科学論文!(キリッ)」~

                          孝好 @soul_warden 実を言うと社会学はもうだめです。突然こんなことを言ってごめんね。でも本当です。2-3日前に岩波科学を科学論文と言い出す人が現れました。それが終わりの合図です。程なく大きめのツッコミがあるから気をつけて。それがやんだら少しだけ間を置いて「理科の教科書は査読受けてない」って言い出します twitter.com/preciousheart7… 2021-01-29 15:24:11 石川洋行『消費と労働の文化社会学』発売中 @preciousheart74 >非査読論文は自然科学の世界では「不確か極まる代物」としか看做されず研究成果にもなりません。「読んで説得力がある」では駄目なのです。 そうですか。 理科の教科書は「説得力がある」非査読物ですが、これは自然科学では「不確か極まる代物」としか見做されないんですねよく分かりました twitter.com/Shimof

                            「実を言うと社会学はもうだめです。突然こんなことを言ってごめんね。」 ~UT社会学 院生「岩波科学は科学論文!(キリッ)」~
                          • これまでのデマ屋が持ち出してきた屁理屈の集大成を総復習。こういうの記録しとくのも社会学。

                            トラファルガー💉💉💉💉リョー @TrafalgarRio ほんと10年間のコールドスリープから目覚めたばかりかと見まごうばかり(笑) こういうの目にすると、コールドスリープで未来に目を覚ましてもそもそも眠らせた目的云々以前に色々めんどくさいことが起こりそうだな、コールドスリープ。 twitter.com/tatsutakazuto/… 2021-01-30 07:11:46 竜田一人 @TatsutaKazuto しかしまぁ見事に、鼻血、甲状腺等価線量、LNTモデル、査読なし論文、「加害者は国、ボクたちは悪くない」理論と、本当にこれまでのデマ屋が持ち出してきた屁理屈の集大成を、10年目を前に総復習してる感ありますね。いいんじゃないですか、こういうの記録しとくのも社会学。 togetter.com/li/1659146 2021-01-30 00:14:15 竜田一人 @Tatsu

                              これまでのデマ屋が持ち出してきた屁理屈の集大成を総復習。こういうの記録しとくのも社会学。
                            • メモ - 社会学内部からの社会学批判

                              twitterでは社会学批判が喧しいが、当然ながら社会学内部からも同様の批判はある。それをメモ代わりにまとめておく。 太郎丸博:査読文化の欠如 「社会学者からの社会学批判」として昨今のインターネットSNSで最も引用されているのは、2009年の太郎丸博氏のブログ記事「阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望」であろう。彼の主張を端的に表す部分を抜き書きすると下のあたりだろう。 「最後に日本の社会学に対する危惧を一つ述べておきます。日本の社会学の特徴は、アカデミズムの軽視だと思います。すなわち、学会報告や学会誌を軽視しているということです。学会発表もせず、学会誌に論文を投稿もせず、それでも社会学者づらして本を出版したり、さまざまなメディアで発言することができるのが、日本社会学の実情です。」 「アカデミズムを軽視し、本に好き勝手なことを書くことを理想とするようになります。研究そのものから降りて

                                メモ - 社会学内部からの社会学批判
                              • 宮台真司がどうとかよりも「社会学者憎し」がこれ程潜在的にある・あった事に大変驚く。みんな社会学の事が本当に分かってないか、初めから無価値と決め込んでるんだな。社会学に価値を認めないということはそもそも「社会」に価値を認めないということなんだろうな。

                                宮台真司 @miyadai 水俣で言ってごらん。湾とは違うってか。だったら地球規模の海流シミュレーションと魚介分布の動的重ね合わせを精査しな。精査する義務は放出側。実定法は「推定無罪の原則=疑わしきは罰せず」。環境汚染は「予防原則=疑わしきは回避」。何も知らないお前がゴミ。 twitter.com/masaaki_tetu/s… 2023-09-01 14:47:46 まさあきくんさん @masaaki_tetu @granamoryoko18 @YouTube まず風呂のサイズが違い、海水は約14兆トンの10万倍です。 あとトリチウムは常に自然界に存在しまた宇宙線で作り続けられてます。 とにかく何もしらない何も考えない何も調べない ゴミ動画ですね。 twitter.com/masaaki_tetu/s… 2023-09-01 14:34:59 黒木玄 Gen Kuroki @genkur

                                  宮台真司がどうとかよりも「社会学者憎し」がこれ程潜在的にある・あった事に大変驚く。みんな社会学の事が本当に分かってないか、初めから無価値と決め込んでるんだな。社会学に価値を認めないということはそもそも「社会」に価値を認めないということなんだろうな。
                                • 今年面白かった社会学論文10選(2021年)

                                  2019年、2020年と年末に面白かった社会学論文の10選を載せたが、今年も10本の論文を紹介することにした。例年通り、今年私が読んだものの中で、特に「面白い」と感じた10本で、今年出版されたとは限らない。 私の専門フィールドは社会学の中でも移民研究(migration studies)なので、移民研究関係の論文が多い。方法論としては、計量分析、オンライン実験、参与観察、文書分析、インタビュー、フォーカスグループ、歴史社会学的分析(の組み合わせ)となっており、地域としては、米国、ドイツ、ロシア、日本、中国、韓国、台湾となっている(ばらつくように意識したわけではない。)また、紹介の順番に大きな意味はない。 各論文のまとめは、私の視点からまとめたものであり、論文の著者らの強調点とは異なることがある。リンクを貼ったので是非実際の論文自体も読んで頂きたい。 また、論文に対する(主に私の勉強のために

                                    今年面白かった社会学論文10選(2021年)
                                  • 哲学者の永井均さん、M・ヴェーバーを精読したこともない人が社会学を叩くのは自分が馬鹿であることを喧伝しているようなものであるとの見解を示す

                                    永井均 @hitoshinagai1 哲学をやっています。2014年からツイッターを始めました。私が何を言っているのか理解したい方は、まずは近年の主著である『世界の独在論的存在構造-哲学探究2』(春秋社)からお読みください。これら拙著における議論を前提にしたことを呟きますので、読まずにリプライ等をしないようにお願いします。 永井均 @hitoshinagai1 何故かは知らないが、社会学を「叩く」ことが流行っていると聞いた。私は、マックス・ヴェーバーを自家薬籠中のものとしており、折に触れて(例えば日本の現況を説明する際に)それを使えるというだけでも、多くの社会学者に深い敬意を感じる。そういうことは奇跡的といえるほど素晴らしいことだと思う。 2023-09-06 21:32:34 永井均 @hitoshinagai1 なぜ奇跡的といえるのかといえば、当然のことながらヴェーバー自身は日本の現況

                                      哲学者の永井均さん、M・ヴェーバーを精読したこともない人が社会学を叩くのは自分が馬鹿であることを喧伝しているようなものであるとの見解を示す
                                    • トロッコ問題のバカらしさを、頭の悪いひとにもわかるように解説します反社会学講座ブログ

                                      こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。『教職研修』1月号掲載の連載記事で、トロッコ問題の問題点を指摘しました。ことの経緯は、ある小中学校で、授業を担当したスクールカウンセラーがいわゆるトロッコ問題を取りあげたところ、親から苦情が来て、学校側が謝罪したというもの。 ネットを見ますと、トロッコ問題そのもののバカバカしさに気づかない論理思考力欠乏症のひとたちが、苦情をいった親をモンペと決めつけたり、謝罪した学校の態度を批判したりと、お粗末な感情論ばかり。そんなひとたちのために、トロッコ問題のどこがヘンなのか、解説します。 まずは、トロッコ問題をご存じないかたのために説明を。手書きのきたない絵ですいません。ブレーキが壊れたトロッコが暴走し、こちらに向かってきます。線路の先には5人の作業員がいて、このままだと轢かれて死にます。あなたが手動でポイントを切り替えればトロッコの進路を変えられますが、そち

                                      • 社会学的に映画を読み解く評論を見ると、失笑(しっしょう)してしまう

                                        ファイトクラブみたいな男性性・女性性に焦点を当てた作品なら社会学的に読み解くのはわかるんだよね。 フェミズム的見方は嫌いなんだけど、ファイトクラブに関してはフェミズム的文脈なしでは見られないから、男性嫌悪的文脈でも そういう見方もあるんだなって見ることが出来た。 でも エイリアンの一作目みたいなのを見て、フェミニズム的文脈から語られると失笑してしまう。 制作側の事情を知ってる側からすると、何かの思想一つで作品を生み出すような事は不可能。 女性が主人公になったのも、男だけじゃ売れないからだし、機械姦のシーンがあったのもお色気シーンが無いから監督の性癖を詰め込んだだけだし ああいうのは資本側が色々注文つけてくるもんなので、フェミズムが根底にあるとかこじつけにしか思えないんだよな。 マッドマックス怒りのデスロードに関しても、ああいうのはアイディアありき、視覚効果ありきで、兎に角フェミズムを当ては

                                          社会学的に映画を読み解く評論を見ると、失笑(しっしょう)してしまう
                                        • 【まーた社会学者か】東大教授・本田由紀氏(教育社会学)、Daigo発言への怒りのあまり雑な学歴差別をしてしまう→ツッコミ殺到。

                                          本田由紀 @hahaguma あらかじめ言っておくが、そういう意図ではなかった、誤解を与えたら申し訳ない、軽率だったと反省している、ではすまない。 2021-08-12 22:00:13 本田由紀 @hahaguma 「今回は生活保護利用者とホームレスの人たちがターゲットにされていますが、他の人たちもいつ攻撃の的にされ生存を否定されるかもしれません。このような発言を許容していると社会は壊れます。私たちは私たちの社会を守るため、DaiGo氏の一連の差別的発言を許さないという姿勢を社会全体で示すべき」 2021-08-13 10:10:42 本田由紀 @hahaguma 岸博幸慶応義塾大学教授、Daigo慶應義塾大学理工学部卒・修士課程中退、補助金搾取の経産省官僚は慶應義塾高校→慶應義塾大学(片方はその後東大)、伊藤隆太広島大学助教は高校から博士課程までずっと慶應。不思議だ 2021-08-1

                                            【まーた社会学者か】東大教授・本田由紀氏(教育社会学)、Daigo発言への怒りのあまり雑な学歴差別をしてしまう→ツッコミ殺到。
                                          • 社会学界隈における東大話法がマイノリティ排除的なのではないかという問題についてのメモ - ポストフェミニズムに関するブログ

                                            (東大の)社会学系の先生から院生へハビトゥスのような形で伝えられ、そして院生同士でなされるコミュニケーションの特徴として、相手の議論を打ち砕いたり、破ったり、穴を突いたりすることに重きが置かれ、「結局のところ、こういうことでしょ」ということを強い言葉で言える人がその場を制するというものがある。 以下、さしあたりこれを社会学界隈における東大話法と呼ぶことにする(東大院生に限らず、東大社会学講座系の先生の下で学んだ人にも見られる話法である)。この風潮はおかしいとこの10年以上ずっと思っていたが、最近のマイノリティ研究者排除が起きかかっている社会学の現状を思うと、やっぱりこれは深刻な問題点だなと思っている。 東大話法がもたらす問題は、「結局のところ、こういうことでしょ」に行きつくプロセスで、多くの「これが常識」「これが社会というもの」「これが現代」という「常識」の押し付けが発生していることにある

                                              社会学界隈における東大話法がマイノリティ排除的なのではないかという問題についてのメモ - ポストフェミニズムに関するブログ
                                            • 向川まさひで on Twitter: "この「考えなくてよかったことを考えさせられる不愉快」が、ジェンダー論や差別解消、多様性に対する執拗な反発の根っこにあると思います。 そして「考えなくてよかったこと」を可視化し議論する学問である社会学が彼らに攻撃されるのも道理と言え… https://t.co/ppYFDrGStE"

                                              この「考えなくてよかったことを考えさせられる不愉快」が、ジェンダー論や差別解消、多様性に対する執拗な反発の根っこにあると思います。 そして「考えなくてよかったこと」を可視化し議論する学問である社会学が彼らに攻撃されるのも道理と言え… https://t.co/ppYFDrGStE

                                                向川まさひで on Twitter: "この「考えなくてよかったことを考えさせられる不愉快」が、ジェンダー論や差別解消、多様性に対する執拗な反発の根っこにあると思います。 そして「考えなくてよかったこと」を可視化し議論する学問である社会学が彼らに攻撃されるのも道理と言え… https://t.co/ppYFDrGStE"
                                              • 続・社会学は何をしているのか

                                                以前のエントリで触れたように、社会学という学問は往々にして誤解にさらされるものだ、と、当の社会学者自身が思っている。社会学が他の学問より誤解を受けているという証拠はないけれど、少なくとも研究対象になるものが、専門家以外でも触れることのできる、多くの人が経験したことのある出来事だからこそ「社会学者の見方は間違っている」と非難されることが多くなるのは確かだろう。その非難は、学術を専門としない当事者だけでなく、同じ対象を扱っている他分野の研究者からなされることもある。 たとえば昨年開催された日本社会学会におけるシンポジウム「社会学への冷笑と羨望――隣接分野からのまなざし」は、そのような他分野からの視点を学会的に取り入れようという意欲的な試みで、僕自身は参加しなかったのだけれど、とても刺激的なやりとりがあったようだ。学会員向けのニュースレターによると、環境経済学の専門家から指摘されたのは、環境問題

                                                  続・社会学は何をしているのか
                                                • 【社会学】上野千鶴子、学問の中立性や客観性を否定していた。「不利なエビデンスは隠す」だけでなく、覆面査読の拒否、「学問の中立性や客観性は抵抗勢力」と主張。

                                                  もへもへ @gerogeroR 社会学者、社会について物言うならわかるんだが、なんで科学や軍事に自分すら理解してない専門用語っぽいものつかって反論しようとするんだ?酷いときは本職の学者に絡んでいくこともあるし。なにあれ?バカなの? 2023-09-02 08:47:32 松本ときひろ 品川区議会議員 弁護士 @matsumoto_toki 私も社会学部卒なのだけど、社会学を学ぼうとする人には、私含め自己の境遇から社会に対し疑問や不満を持ったというタイプが結構いる。学ぶ内に自己の偏見含め解体できれば良いのだけど、劣等感を解消できないまま「自分正しい世界おかしい」系学者になり暴走する人が少なくないようにX見てると思う。 twitter.com/gerogeror/stat… 2023-09-02 09:58:34

                                                    【社会学】上野千鶴子、学問の中立性や客観性を否定していた。「不利なエビデンスは隠す」だけでなく、覆面査読の拒否、「学問の中立性や客観性は抵抗勢力」と主張。
                                                  • 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ

                                                    いったんでき上がった社会の仕組みは、社会のコンセンサスがなければ決して変わらない。 そして、その前提となるのは透明性と公開性であり、これがない改革は必ずつまずく。 こうした仮説のもと、雇用、教育、社会保障、地域社会、政治、さらには日本人の「生き方」までを規定している「慣習の束」がどのようにでき上がってきたのかを、歴史的事実と豊富な参考文献に基づいて丹念に解き明かしているのが本書である。 とくに今、日本型雇用慣行(女性と外国人に対する閉鎖性、正規と非正規との格差、転職のしにくさ、高度人材獲得の困難さ、長時間労働と生産性の低さ、ワークライフバランスの悪さなど)に対する閉塞感が蔓延しており、働き方改革が叫ばれているにもかかわらず、なかなか社会は変われない。なぜなら、今の雇用慣行は経営の裁量を抑えるルールとして、労働者側が歴史的に達成してきたものだからである。 日本では、職務の明確化や人事の透明化

                                                      『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ
                                                    • 上野千鶴子の歴史修正主義 ① 従軍慰安婦問題をめぐる歴史学との論争、あるいは「上野流フェミニズム社会学」は学問と呼ばれる資格があるのか|馬の眼 ishtarist

                                                      フェミニズムは歴史修正主義と戦ってきた?最近、「フェミニズム VS 歴史修正主義」という図式で語る人が増えているように思います。 文化人類学者・山口智美はあるインタビューで、日本会議および安倍晋三が、従軍慰安婦問題に対する歴史修正などを通じて、フェミニズムに対するバックラッシュを仕掛けてきたと主張しました。 もちろん、それは事実です。2005年、戦時性暴力の問題を取り上げようとしたNHKの番組を、安倍晋三が改変させたという事件がありました(NHK番組改編問題)。 しかし、「フェミニズム VS 歴史修正主義」という単純化された議論において、あまり語られないことがあります。 フェミニズム研究の重鎮・上野千鶴子一派の「歴史修正主義」についてです。 ここで私は、「歴史修正主義」という言葉によって、上野らが自分たちの都合が良いように事実をねじ曲げているということを、いま問題にしたい訳ではありません。

                                                        上野千鶴子の歴史修正主義 ① 従軍慰安婦問題をめぐる歴史学との論争、あるいは「上野流フェミニズム社会学」は学問と呼ばれる資格があるのか|馬の眼 ishtarist
                                                      • CDB@初書籍発売中! on Twitter: "社会学は自分の中の『気持ち悪い』という感情を分析して俯瞰する学問だったはずなんだけど、北田先生たちの社会運動の完全な失敗によって『気持ち悪いと感じる私の感情は社会を変革する正義の力』みたいなモンスターイデオロギーがネットで育ってし… https://t.co/QRUx4K4XSE"

                                                        社会学は自分の中の『気持ち悪い』という感情を分析して俯瞰する学問だったはずなんだけど、北田先生たちの社会運動の完全な失敗によって『気持ち悪いと感じる私の感情は社会を変革する正義の力』みたいなモンスターイデオロギーがネットで育ってし… https://t.co/QRUx4K4XSE

                                                          CDB@初書籍発売中! on Twitter: "社会学は自分の中の『気持ち悪い』という感情を分析して俯瞰する学問だったはずなんだけど、北田先生たちの社会運動の完全な失敗によって『気持ち悪いと感じる私の感情は社会を変革する正義の力』みたいなモンスターイデオロギーがネットで育ってし… https://t.co/QRUx4K4XSE"
                                                        • ワタセユウヤ on Twitter: "ご令嬢リベラルってのは造語だけれども。良い家柄の出で、自分の家系が制度的搾取を平然と行いながら、国際関係や社会学などを学んで、人類の平等を訴えつつ、普通の日本家庭や途上国民を劣後したものとみなす貴族階級のこと。この人達が何かするよりも市場の野生に任せたほうが世界は豊かになる。"

                                                          ご令嬢リベラルってのは造語だけれども。良い家柄の出で、自分の家系が制度的搾取を平然と行いながら、国際関係や社会学などを学んで、人類の平等を訴えつつ、普通の日本家庭や途上国民を劣後したものとみなす貴族階級のこと。この人達が何かするよりも市場の野生に任せたほうが世界は豊かになる。

                                                            ワタセユウヤ on Twitter: "ご令嬢リベラルってのは造語だけれども。良い家柄の出で、自分の家系が制度的搾取を平然と行いながら、国際関係や社会学などを学んで、人類の平等を訴えつつ、普通の日本家庭や途上国民を劣後したものとみなす貴族階級のこと。この人達が何かするよりも市場の野生に任せたほうが世界は豊かになる。"
                                                          • 「社会学には査読がない」は本当か?

                                                            ゲンヤ @GenyaFukunaga ってか、歴史学が積み重ねてきた慰安所制度に関する知見から学ぼうとしない人たちが元気いっぱいでいられる社会なので、査読の有無は社会学やジェンダー研究を攻撃するための資源にすぎないでしょ。社会学やジェンダー研究の学術誌に査読があるとわかったところで、次の攻撃材料を探すだけ。 2021-01-31 09:37:45

                                                              「社会学には査読がない」は本当か?
                                                            • (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS on Twitter: "社会学系の人にもわかりやすく説明すると「反権力」というのは「権力」という名の「大きな物語」があった時代の概念なわけですよ 日本では汚職事件等々で平成前半くらいまでに膿を出しまくってきたので、今はそんな巨悪の権力が存在しない、まさに大きな物語の終焉が20年前には起きていたわけ"

                                                              社会学系の人にもわかりやすく説明すると「反権力」というのは「権力」という名の「大きな物語」があった時代の概念なわけですよ 日本では汚職事件等々で平成前半くらいまでに膿を出しまくってきたので、今はそんな巨悪の権力が存在しない、まさに大きな物語の終焉が20年前には起きていたわけ

                                                                (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS on Twitter: "社会学系の人にもわかりやすく説明すると「反権力」というのは「権力」という名の「大きな物語」があった時代の概念なわけですよ 日本では汚職事件等々で平成前半くらいまでに膿を出しまくってきたので、今はそんな巨悪の権力が存在しない、まさに大きな物語の終焉が20年前には起きていたわけ"
                                                              • 隠岐さや香氏「社会学叩きにはミソジニーの匂いを感じる」 - Togetter

                                                                おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka 一八世紀科学技術史研究者(Researcher in History of Science & Technology, especially on the 18th century France)/他の関心(Other centers of interest): 漫画アニメ(Anime)/Queer studies researchmap.jp/okisayaka/ おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka 社会学叩きにはミソジニーの匂いを感じる。今日聞いてたフェミニズム経済学会の関係者は経済学部所属の方々少ないんだよね。 前に必要に迫られてサーベイした時もジェンダー主流化の起きてない分野として政治学、経済学、哲学が挙げられてて、社会科学のGendered innovations必要とか書かれてたし 2020-09-

                                                                  隠岐さや香氏「社会学叩きにはミソジニーの匂いを感じる」 - Togetter
                                                                • 「職人的」な社会学は本当に社会を良くするのか? - あままこのブログ

                                                                  tanemaki.iwanami.co.jp はてブで珍しく社会学に対する肯定的な反応が数多く寄せられていますね。最近のインターネットでは殆ど社会学なんてパブリックエネミーみたいな扱いなのに。 ただ、むしろこの文章が評価されているのは、そういうインターネット上でパブリックエネミーと化した社会学のイメージを肯定し、「俺たちはそれとは違う実直な社会学をやるぜ」という主張をしているからとも言えます。 大風呂敷を広げた預言者v.s.「職人的」な社会学者 この文章の著者である岸政彦氏は、まず以前の岩波講座社会学について 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさ

                                                                    「職人的」な社会学は本当に社会を良くするのか? - あままこのブログ
                                                                  • モデルではない方の久保田裕之(家族社会学) on Twitter: "何度も書いているけど、1)研究は批判したらいいし、2)研究者も批判したらいいし、3)研究界隈や学会も批判したらいいし、4)研究分野全体も批判したらいいけど、それぞれ手続きや求められる根拠が違うわけで、まさかとは思うけど1)や2)の根拠で4)ができるなんて思ってないよねっていう。"

                                                                    何度も書いているけど、1)研究は批判したらいいし、2)研究者も批判したらいいし、3)研究界隈や学会も批判したらいいし、4)研究分野全体も批判したらいいけど、それぞれ手続きや求められる根拠が違うわけで、まさかとは思うけど1)や2)の根拠で4)ができるなんて思ってないよねっていう。

                                                                      モデルではない方の久保田裕之(家族社会学) on Twitter: "何度も書いているけど、1)研究は批判したらいいし、2)研究者も批判したらいいし、3)研究界隈や学会も批判したらいいし、4)研究分野全体も批判したらいいけど、それぞれ手続きや求められる根拠が違うわけで、まさかとは思うけど1)や2)の根拠で4)ができるなんて思ってないよねっていう。"
                                                                    • モデルではない方の久保田裕之(家族社会学) on Twitter: "試しにフォロワー数の多い女性研究者の@IDで検索かけたことがあって、自分が普段受け取るクソリプの比ではない低レベルで不快で差別的なリプが膨大に届いていて本当に驚く。明らかに女だから舐められてるし、同じ「クソリプ」、同じ「Twitter」という言葉で、全く別の現実と向き合ってる。"

                                                                      試しにフォロワー数の多い女性研究者の@IDで検索かけたことがあって、自分が普段受け取るクソリプの比ではない低レベルで不快で差別的なリプが膨大に届いていて本当に驚く。明らかに女だから舐められてるし、同じ「クソリプ」、同じ「Twitter」という言葉で、全く別の現実と向き合ってる。

                                                                        モデルではない方の久保田裕之(家族社会学) on Twitter: "試しにフォロワー数の多い女性研究者の@IDで検索かけたことがあって、自分が普段受け取るクソリプの比ではない低レベルで不快で差別的なリプが膨大に届いていて本当に驚く。明らかに女だから舐められてるし、同じ「クソリプ」、同じ「Twitter」という言葉で、全く別の現実と向き合ってる。"
                                                                      • hiroyuki ishikawa(nico) on Twitter: "侮蔑語の社会学。いまだに「放射脳」という概念らしきものを使う人を見かけたのでいい機会なので書いておく。とてもだいじな問題。"

                                                                        侮蔑語の社会学。いまだに「放射脳」という概念らしきものを使う人を見かけたのでいい機会なので書いておく。とてもだいじな問題。

                                                                          hiroyuki ishikawa(nico) on Twitter: "侮蔑語の社会学。いまだに「放射脳」という概念らしきものを使う人を見かけたのでいい機会なので書いておく。とてもだいじな問題。"
                                                                        • 小宮友根さんの『社会学評論』掲載論文の「批判」にこたえて。|千田有紀

                                                                          先の投稿を書き上げてから、小宮さんによる批判(批判1、批判2)を読んだ。学問の徒として、非常に悲しい気持ちでいっぱいである。小宮さんがされていることは、すでに私への批判を超えて、どう表現していいのか悩むが、いわば学問への信頼そのものを揺るがす行為ではないか。すでに私個人の問題だけではなくなっているように思うので、簡単にここに記す。 1.特集公募の査読が甘いと言い続ける理由は何ですか?まず驚いたことは、小宮さんが私の論文が掲載されていることをもって、下記のように評論の公募特集の査読は甘いのだ、ということを繰り返して述べられていることです。私はこれまでの自分の投稿経験や、ほかの学会の編集委員や査読委員として活動した経験、そして『社会学評論』そのもので査読を行った経験から言って、そのようなことはとうてい感じませんでした。SNS上でも、小宮さんのこうした発言に、異議を唱えられる声も出ていました。当

                                                                            小宮友根さんの『社会学評論』掲載論文の「批判」にこたえて。|千田有紀
                                                                          • 社会学(博士)『女子スポーツはトランス女性もトランス男性もバンバン入れて、今の男子競技の地位を奪ってやるってくらいのが面白い』

                                                                            Dr. युकिको फुरया । 후루야 유키코 @okikuyayuruf 古谷有希子です。社会学博士です。🇯🇵🇺🇸🇰🇷話します。最近ヒンディー🇮🇳とカステジャーノ🇪🇸も勉強中です。プロフィールがちゃんと書いてある人はフォロバします。 news.yahoo.co.jp/byline/furuyay… Dr. युकिको फुरया । 후루야 유키코 @okikuyayuruf トランス女性は女性競技参加させるな云々の議論って生産的じゃないよね。そもそも競技者になる程のアスリートって超少なくて、その上トランス女性だったら超超超少ないじゃん。そんな超稀なケースを対象に競技から締め出す意味ある?そんな事より女性競技の地位向上について議論した方がいいと思う。 2021-06-25 13:03:00 Dr. युकिको फुरया । 후루야 유키코 @okikuya

                                                                              社会学(博士)『女子スポーツはトランス女性もトランス男性もバンバン入れて、今の男子競技の地位を奪ってやるってくらいのが面白い』
                                                                            • 未識魚 /中川譲 @ サンクリ2020Autumn ウ14b on Twitter: "なぜフェミニズムや一部の社会学が暴徒化するのか、色々内部の人間も考え始めていることと思うが、俺がずっと言っている「どんなにバカであってもイデオロギー念仏を唱え続ければ最上位の騎士に叙するシステム」を何とかせなあかんと思うよ。"

                                                                              なぜフェミニズムや一部の社会学が暴徒化するのか、色々内部の人間も考え始めていることと思うが、俺がずっと言っている「どんなにバカであってもイデオロギー念仏を唱え続ければ最上位の騎士に叙するシステム」を何とかせなあかんと思うよ。

                                                                                未識魚 /中川譲 @ サンクリ2020Autumn ウ14b on Twitter: "なぜフェミニズムや一部の社会学が暴徒化するのか、色々内部の人間も考え始めていることと思うが、俺がずっと言っている「どんなにバカであってもイデオロギー念仏を唱え続ければ最上位の騎士に叙するシステム」を何とかせなあかんと思うよ。"
                                                                              • 上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える

                                                                                今年4月、東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が述べた祝辞は話題を集めた。そこで上野氏は「女性学」という学問を作り、研究者として社会の不公正と闘ってきたと述べた。社会学者としての「闘い方」とはどんなものなのか。本人に聞いた――。(前編、全2回) カテゴリーがなければ「事実」は生まれない 社会学は基本的に「経験科学」です。つまり、人と人との相互の間に起こる、言及可能な現象を扱うのが社会学です。 でも、言及可能な現象を扱うといっても、カテゴリー化されていない現象はそもそも認識すらできません。たとえば「ドメスティック・バイオレンス(DV)」や「セクシュアル・ハラスメント(SH)」という概念は、かつては日本語にはありませんでした。いずれも海外から日本に導入された言葉ですから、今でもカタカナ言葉のままなんです。そうやって、カテゴリーを作ることで初めて、ファクトを切り出すことができるようになりまし

                                                                                  上野千鶴子に聞く「社会学は役に立つか」 カテゴリーがパラダイムを変える
                                                                                • じゅりあん@ふれる社会学 on Twitter: "「正しさ」や「常識」をひっくり返すように見えた「本音」があふれかえった世の中で、どのように不平等・不公正が形成され人々の「翼」が傷つけられてきたのかを捉え返したい今日この頃です。なによりこんな世の中ですから、誰もがくたばらない世の… https://t.co/2pRyUhSJ6E"

                                                                                  「正しさ」や「常識」をひっくり返すように見えた「本音」があふれかえった世の中で、どのように不平等・不公正が形成され人々の「翼」が傷つけられてきたのかを捉え返したい今日この頃です。なによりこんな世の中ですから、誰もがくたばらない世の… https://t.co/2pRyUhSJ6E

                                                                                    じゅりあん@ふれる社会学 on Twitter: "「正しさ」や「常識」をひっくり返すように見えた「本音」があふれかえった世の中で、どのように不平等・不公正が形成され人々の「翼」が傷つけられてきたのかを捉え返したい今日この頃です。なによりこんな世の中ですから、誰もがくたばらない世の… https://t.co/2pRyUhSJ6E"