ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が、同性愛者に対する差別的な発言をしていたことが分かった/Alessandra Benedetti/Corbis News/Getty Images/File (CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(87)が先週の非公開会合で、同性愛者に対する差別的な発言をしていたことが分かった。イタリアの2紙が伝えた。 27日付の伊紙コリエレ・デラ・セラとラ・レプッブリカが内部情報として報じたところによると、教皇は20日、イタリア人司教らとの会合で男性同性愛に対するイタリア語の差別表現を使い、一部の神学校に同性愛がみられると述べた。 司教らが神学校入学資格の改正を提案したことを受けた発言だった。 ローマ教皇庁(バチカン)は2005年、積極的な同性愛者や「根深い」同性愛傾向を持つ者を聖職者に任命することはできないとの判断を下した。教皇は16年にこの判断