有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」に、女優の川本世津子役で出演している菅野美穂さん。脚本を手掛ける岡田惠和さんとは約25年の付き合いで、岡田さんから「戦友」と呼ばれるなど絶大な信頼を寄せられている菅野さんは、「今までの岡田さんの脚本の中で一番すてきだなって思っている」と「ひよっこ」への印象を語る。また、今回の役どころを「岡田さんからの“宿題”と感じた」という菅野さんに、これまでの撮影の日々を振り返ってもらった。 ◇一視聴者として何度も涙「何、そのハンドルの切り方!」 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育った谷田部みね子(有村さん)が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。 これまで