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ブックマーク / blog.tinect.jp (12)

  • わかりやすく話すためには「話しすぎない」というスキルが必要。

    なかなか、わかりやすく話せない…という方は多いかもしれません。 それどころかむしろ訓練を受けていない、ほとんどの人の話は、論理的でもなく、筋道も通っておらず、「わかりにくい」のが普通なのでしょう。 ただ、プライベートでは、それほど「話のわかりやすさ」を問われません。 何となくその場の雰囲気で、皆、うなずいてくれるからです。 「ま、言ってることはわかんないけど、追及するのも面倒だからいいや」とか 「大したこと言ってるわけじゃなさそうだから、適当に笑っておこう」とか。 通常、多少の分かりにくさは、すべて無視されてしまいますから、支障はないのです。 仕事では「話のわかりやすさ」は死活問題 しかし、仕事においては少々事情が異なります。 理解不足が、場合によっては責任問題に発展することもありますから、「面倒だから、まあ流しておけばいいや」では済まされません。 基的には、相手の話を細大漏らさず理解す

    わかりやすく話すためには「話しすぎない」というスキルが必要。
  • 「最強の自分」になれないおれたちは、病んでいく

    「好きで働いているんだろ?」 精神科医である斎藤環の『家族の痕跡―いちばん最後に残るもの』を読んでいたら、このような記述にいき当たった。 このように考えてみてはどうか。すべての「職業人」は「好きこのんで仕事をしている」のだ、と。 これを言うのは、正直に言えば、なかなか辛い。厳しい疲労とストレスに耐えて、それでも真面目に働いている人々を、もちろん私は尊敬する。 しかし、その尊敬こそが危険なのだ。その種の尊敬は、そのような生活スタイルがどうしても取れない人たちに対する軽蔑を伴わずには成立しないからだ。 それゆえこの尊敬は小声で口にされるべきものだし、まして自らの多忙さを誇る(=愚痴る)ことは、あきらかに下品な振る舞いなのである。 これには前段があって、ネット(当時の2ちゃん)に書き込まれたコピペがあげられている。 そのコピペ(詩)は見つけられなかったが、「働いたら負け」のインターネット・ミーム

    「最強の自分」になれないおれたちは、病んでいく
    kurukurucure
    kurukurucure 2022/04/15
    読むと改めて感じる。辛いな。誰もが自己実現ができるまで仕事を楽しめない、好きになれない。そうじゃない自分に葛藤しながら仕事してるのを忘れてるから、再認識した。どれだけ多くの人が自己実現できてるんだろう
  • 「依頼された仕事をやらない人」は、なぜあれほど言われても、仕事をしないのか

    私は、あらゆる組織・個人の中に、「依頼された仕事をやらない人」を見てきた。 例えば、コンサルティングに訪問した会社のプロジェクトチーム内に。 あるいは、執筆を依頼したライターさんに。 またあるいは、会社の同僚・部下に。 彼らは確かに、「依頼された事柄」に対して、「はい、引き受けます」という。 しかし、遂行される気配がない。 心配になって、「あれはどうなりましたか」と聞く。 すると「あ、すいませんやります」と返ってくる。 しばらく待つ。 それでも何も遂行される気配はない。 もう一度「この仕事、やりますか」と聞く。 「やります」と返信がある。 それでも、何も遂行される気配はない。 結局、こちらから連絡するのをやめ、処理はこちらでやることになる。 こういう人々には、「引き受けたじゃないですか!」と怒ったところで無駄であるし、代わりの人を探したり、時には自分でやったりしたほうが早いからだ。 でも、

    「依頼された仕事をやらない人」は、なぜあれほど言われても、仕事をしないのか
  • 「仕事やってるフリ」ばかりしてた人の話。

    採用をしていると、 「この方は、「仕事やってるフリ」ばかりしてたのでは」 と感じるときがある。 特に、仕事の成果について聞くとき、これは顕著だった。 * 例えば、前職がマーケティングの仕事だった、という方。 彼は、「コーポレートサイトを改善し、お客様に使いやすいサイトを実現しました。」とアピールしていた。 そこで、我々は 「具体的には、「使いやすい」とは何を意味しているのですか」と尋ねた。 彼は、戸惑ったような表情を見せたが 「見やすかったり、わかりやすかったり、という意味です。」 と言った。 なんとも、抽象的な話だ。 そこで、我々はもっと具体的な意見を求めるため、自分たちのコーポレートサイトを見せた。 「では、このサイトを見てアドバイスをいただきたいのですが、これは「見やすい」ですか?そうでないなら、具体的な改善事項を指摘してください。」と要求した。 しばらく後、彼はモゴモゴ何かを言って

    「仕事やってるフリ」ばかりしてた人の話。
  • Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。

    鬼滅の刃」が絶好調だ。 あえて説明する必要もないが、劇場版の興行収入がえらいことになっていたり、単行の売り上げがドえらいことになっていたり、最終巻を求めて長蛇の列ができたり、めちゃくちゃ転売されたり、わけわからんコラボグッズが出たり、とんでもない状況だ。 見ると、町ゆく子どもたちのマスクまでどこかで見たような柄のものになっている。 これはもう社会現象と言っても過言ではないのだろう。 この「鬼滅の刃」はすごい。 たぶんどえらい作品だ。 そんなもの詳しくなくても分かる。 ただ、「たぶん」と表現しているのは、実はまだ観たことがないからだ。 そう、僕はこの作品に全く触れていないのだ。 原作も見てなければアニメも見ていない。もちろん劇場版も見るつもりはない。 やはり、たとえ末端といえども文章を書いたりして表現活動をしている者として、こういった作品は必ず抑えておく必要がある。 社会現象は多くの人に

    Amazonで「鬼滅の刃」のコミックを買ってしまったのに、どうしても読み始める気になれない。
    kurukurucure
    kurukurucure 2020/12/21
    こういう爽やかな読後感が味わえるのはいい。最高だ。
  • 「努力せず、自動的に仕事に集中できる環境」をつくるためにやっている8つのこと。

    パフォーマンスは努力や意志力ではなく「環境」が決める 年収は、働き手の資質ではなく、住むところで決まるという事実がある。 職務経験、教育レベル、IQ(知能指数)の違いを考慮に入れて比較をおこなっても、年収の格差は同じように存在する。 要するに、働き手の資質自体にはあまり大きな違いがない。違うのは、その人が働いている地域の経済のあり方、とくにその地域の高技能の働き手の数なのだ。 一見、直観に反する事実だが、 「地域の住民が受け取る収入は、その地域の産業の生産性の高さで決まる」 と言われれば、ごく当たり前の話かもしれない。 極めて生産性の高い(≒収益性の高い)産業は、周囲にお金をばらまくので、高技能な人材から、純粋な肉体労働者まで、住民が就くことのできる仕事の種類を増やす。 その結果、労働者全体の手にする収入も向上する。高学歴の働き手だけでなく、学歴の低い人の給料も高くなるのだ。 実際、全米で

    「努力せず、自動的に仕事に集中できる環境」をつくるためにやっている8つのこと。
  • 天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。

    わたしは、ビジネスノウハウが嫌いだ。大嫌いだ。 個人で効率化できる部分なんてかぎられているのに、「お前が努力すれば成果を出せる」的なのが気にわない。 それなら先に、ムダな会議を減らせって話だ。 ……というひねくれ者のわたしだが、とあるに出会って、自分でもちょっと戸惑うくらい感銘を受けてしまった。 どうやらわたしは今まで、”2流”のビジネス書しか知らなかったらしい。 Windows95の基礎をつくった天才プログラマーが語る、3つの仕事術 わたしが手に取ったのは、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』というだ。 ふだんこういったはあまり読まないけど、kindle Unlimitedで読めるし、評価が高かったから、気まぐれでダウンロードしてみた。 著者は中島聡氏。 1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。 高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』

    天才プログラマーの「締切に対する考え方」に、感銘を受けた。
    kurukurucure
    kurukurucure 2020/06/15
    「すべての仕事はやり直しになるから、さっさと全体像を描け」気まぐれで読んでみたけどこの感覚、いいな。グッとくる言い回しだ
  • 「自責思考」のような「正しそうで、反論しづらい概念」は、悪用されやすい。

    最近身の回りで「自責思考」という言葉が流行っているので、それについて少し考えたことを書きたいと思います。 言いたいことは、以下の3点です。 ・個人において:「自責思考」というのは「いつなんどきも自分が悪い」と考えることとは違う。「この状況で自分に仮に何かできる/できたとしたら何があるかしら」と考えて状況や自分を向上させるための思考のことでは。 ・組織において:上位者が上位者たる義務を怠って、「自責思考」を口実に部下に責任を押し付けたり搾取するようなことがあってはならないなあ、気をつけよう。 ・もう少し話を広げると:「自責思考」を始めとする「圧倒的に正しそうでそれ単体には反論しづらい大きな概念」を持ち出して搾取する構造を作ってはならない。マネジメント側は気をつけるべきだなあ。 ではそれぞれ書いて参ります。 自責思考は「自分が悪いと思え」とは違う 「自責思考が大事」という話を最近よく聞きます。

    「自責思考」のような「正しそうで、反論しづらい概念」は、悪用されやすい。
    kurukurucure
    kurukurucure 2019/09/20
    バランス難しいな。自責思考ってなんか「デキる人の思考」みたいな感じだけど、うまくやらないと自責した先には荒廃した自尊心しかない。コミュニケーションとしての責任の所在の明確化、ってことなのかな
  • ここ100年、人類のIQは上がり続けている。では、具体的にどのように「賢く」なっているのだろうか。

    人類は賢くなり続けている、という研究結果がある。 これは、オタゴ大学のジェームズ・R・フリンが発見した事実で、「フリン効果」と呼ばれる。 「なぜ祖父母世代よりもIQが高いのか」というテーマで、TEDで講演も公開されているので、興味がある方はご覧になると良いだろう。 さて、精神科医で筑波大学教授の斎藤環氏は、フリン教授の研究について、次のように述べている。 人類の知能は向上し続けています。少なくとも、知能指数(IQ)のスコアが、過去100年にわたって上昇を続けているのは事実です。 この現象は「フリン効果」として広く知られています。ニュージーランドにあるオタゴ大学政治学部のジェームズ・フリン名誉教授が最初に提唱した現象だからです。 フリン教授は35カ国から知能検査のデータを収集し、多くの国でIQスコアが世代にわたって上昇しているという事実を発見しました。知能の上昇を示すデータはほかにもあります

    ここ100年、人類のIQは上がり続けている。では、具体的にどのように「賢く」なっているのだろうか。
  • 自分の感情をコントロールする上で最も大事なことは、「第三者の視点」を持つことだと思う。 | Books&Apps

    仕事でもプライベートでも、感情的になってしまうような出来事の発生は避けられない。 しかし、同じ出来事を目の前にしても、感情的になってしまう人とそうでない人がいるというのも事実である。 感情的になることは決して悪いことではなく、またそのような人を批判する意図は全くないが、私はできれば感情的にならずに日々過ごしたいと思っている。 では、どうすればいいのか。 感情的にならずに接してくれる先輩を思い浮かべながら、考えたことを書いていきたい。 ☆★☆★☆ 私は人事の仕事をしている。人事は現場に近い部署と比べ、経験豊富なベテランの先輩が多い。だからだろうか、感情の衝突が比較的少ない。 私自身の失言も寛容に受け止めてもらえている。そして社内からのクレームも、先輩は感情的にならずに受け止めている。 寛大な心でいられる人の理由を私なりに考えてみたところ、次の3つが関係ありそうだという結論になった。 1:経験

    自分の感情をコントロールする上で最も大事なことは、「第三者の視点」を持つことだと思う。 | Books&Apps
  • チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。

    あるソフト開発のエンジニアと話をした時、 「現場の改善活動」の話になった。 その方が言うには、 「社長の命令で、「やる気のある人」を中心に一生懸命、改善活動をしている。アイデアは現場にたくさんあるので、実行するのに結構忙しいんだけど、なぜか納期や品質が改善された感じがしない。なんでだろう。」 という相談をされた。 そして偶然、ほとんど同時期に、同じ相談を複数の会社から受けた。 「やる気のある人が頑張れば頑張るほど、全体として成果が出ない」という皮肉な状況。 これは何処の企業でも大変良く見られる状況なのだ。 「ザ・ゴール」というを読んだことがあるだろうか。 エリヤフ・ゴールドラット氏という、イスラエルの物理学者が著したもので、「制約条件の理論」について小説形式で解説されている。 非常に面白い、かつ役に立つ知識が収められているので、新社会人必携の書籍と言っても良い。 そして、こののテーマ

    チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。
  • タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話

    何度か書いていますが、しんざきはシステム関係の仕事をしており、今はそんな大きくないチームの責任者です。自分でも色々作業しますが、一応マネジメントもする立場です。 今とはまた違うチームにいた頃、チームの統合・再編成が行われたことが何回かありました。 チームメンバーは増えたり減ったりしますが、大体毎度、新しいメンバーを何人かは見ることになります。 当たり前のことですが、知らないメンバーと一緒にやっていく際には、まずその人にどんなタスクを振るか、どうタスクを振るかを考えないといけません。 何か新しい技術に触れていくならどのようにスキルのキャッチアップをしてもらうか考えないといけませんし、引き継ぎがあるなら引き継ぎの計画を立てなくてはいけません。 だからチームの再編成の時には、格的に仕事を始める前に、それぞれのメンバー、及びそれぞれのメンバーの以前の上司に必ず面談とヒアリングをします。いや、別に

    タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話
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