石垣で尖閣慰霊祭 購入問題、都同調の市姿勢危惧 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース社会 石垣で尖閣慰霊祭 購入問題、都同調の市姿勢危惧2012年7月4日 Tweet 慰霊碑に祈りをささげる参列者＝３日、石垣市新川の尖閣列島戦時遭難死没者慰霊之碑 【石垣】１９４５年７月、石垣島から台湾に向かった疎開船２隻が米軍の攻撃で沈没し、尖閣諸島に漂着して多くの死者を出した「尖閣列島遭難事件」の死者を追悼する尖閣列島戦時遭難死没者慰霊祭が３日、石垣市新川の慰霊碑前で行われた。東京都の尖閣諸島購入計画が発表されて以後、初めての開催。遺族会の慶田城用武会長（６９）は「東京都に右へならえではなく、石垣市として平和と豊かさのために自主性を持って取り組むべきだ」とあいさつし、都の計画に同調する市の姿勢をけん制した。 慶田城会長は「私たちの思いとは裏腹に領有権争いがエスカレートしている」と危惧。「尖閣諸島が平穏であってこそ、み霊も安らかに眠ることができる。遺族は１日も早くそのような状況になる
