プラスチックごみの削減に向けて大手コンビニの間では、弁当などの容器をプラスチック製から、紙製に切り替える動きが活発になっています。 このうちファミリーマートは、先月から関東地方で販売を始めた焼き鮭弁当の容器について、ふた以外を紙製にしました。 これにより、1食当たりのプラスチックの使用量を40%程度削減できるとしていて、今月中にはさらに3種類の弁当について同じタイプの容器で発売する計画です。 デリカ食品部の阿部寛樹さんは「弁当の販売動向や購入者の意見を参考にして、今後の課題を洗い出していきたい」と話しています。 一方、ローソンは店内で調理する丼ものの容器を順次、紙製に切り替えていて、来月までに全国およそ6400店舗で導入する計画です。 年間250トン程度のプラスチックが削減できるとしていて、来月中にはレジカウンターで販売しているアイスコーヒーのプラスチック製のカップも紙製の容器に切り替える
レジ袋の有料化が来月から全国の小売店で義務づけられることに伴い、大手コンビニ3社は、一部を除いて1枚当たり3円で有料化することになりました。 セブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社は、1枚当たり3円で有料化することになりました。 セブン‐イレブンは、特に大きな買い物の時に使う「特大」のレジ袋のみ1枚当たり5円とし、レジ袋の原価との差額はペットボトルの回収など環境負荷を低減する活動の費用に充てるとしています。 また、各社とも、国の制度では有料化の対象とならないバイオマス素材の配合率が25%以上のレジ袋に順次切り替える方針ですが、3社は、プラスチックごみの廃棄量削減のため有料化を実施するとしています。 レジ袋の有料化は多くのスーパーなどで、すでに実施されていますが、大手コンビニがそろって有料化することで、プラスチックごみの一層の削減につながるか注目されます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く