新刊のお知らせです。 能川元一さんと早川タダノリの共著『憎悪の広告』を、合同出版から2015年8月下旬に刊行します。 さまざまなメディアで流され、私たちの生活のなかで「慣らされてきた」、「愛国」&「嫌中・嫌韓」イデオロギー。1993年の「朝鮮半島危機」を出発点とし、これまで20年以上にわたって繰り出されてきた憎悪と暴言の数々を、新聞広告を通じて浮き彫りにします。 チラシのPDF版はこちら くわしくは後ほど!
岩下結(いわした・ゆう)1979年、長野県生まれ。社会科学系出版社勤務。 森幸子(もり・さちこ)1976年、栃木県生まれ。総合出版社勤務。 書店にあふれる 嫌韓嫌中本。 ——特定の民族への差別意識を助長させる、いわゆる「ヘイト本」はいつ頃から増えてきたのでしょうか。 岩下 はっきり時期を特定することは難しいのですが、2005年に刊行された『マンガ嫌韓流』(山野車輪著、晋遊舎)がひとつの転機ではないかと思います。 慰安婦問題や日韓の戦後補償問題について日本を擁護し、韓国を攻撃する内容のマンガで、当時ベストセラーになりました。そのあたりから、韓国や中国など、「反日」とされる国を批判する本が公然と出されるようになり、2010年代に入って大手出版社までもがそれに参入しはじめました。並行するように、街頭で在日コリアンを罵倒したり、「日韓断交」を堂々と掲げるようなデモが行なわれるようになりました
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki 差別や偏見の中にどっぷり浸っていると、それが差別や偏見であることすら自覚できなくなる。そうした世界史の数々の事例は、当然日本とも無関係じゃない。差別や偏見に迎合する日本の書店や一部の出版業界は、戦後の約70年でも異常な状況だし、礼節を重んじるという日本の伝統的な美徳とも相反する。 2014-07-09 17:27:39 山崎 雅弘 @mas__yamazaki 安田浩一「今、ネットで何が力を持っているのか。力強く、勢いのある言葉だ。『人権を守りましょう』と言っても誰も耳を傾けないが、『人権なんて無視してしまえ』と言えば、客がつく。それを指をくわえて見ていていいのか」「以前、日本、中国、韓国、台湾のメディアが集まったシンポジウムで、 2014-07-30 23:43:47
大反響の嫌韓本トンデモランキング。今回はいよいよベスト(?)5だが、これがもう、思想とか歴史認識とか国家観のちがいとかそういうものとは別次元の、耳を疑いたくなるような発言ばかり。しかも、第1位では嫌韓本の意外すぎる主張と本音も明らかに……。ということで、前編より何倍もくらくらする嫌韓本ヘイトスピーチの世界へ、再びごいっしょに!(こないほうがいいかも) (前編の10位から6位まではこちら!) ★第5位 テキサス親父「そんな女と“行為”をする場合は、紙袋をかぶせなきゃならないなっていうジョークを、実際に『慰安婦像』を使ってやるってんだぜ」 『テキサス親父の大正論 韓国・中国の屁理屈なんて普通のアメリカ人の俺でも崩せるぜ!』(徳間書店/2014年) ■百田センセイが“ユーモアあふれる提案”と大絶賛する性差別ギャグ■ 投稿動画サイト「YouTube」で嫌韓、嫌中発言を繰り返し、それをまとめた書
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