天龍源一郎さん(左)の引退試合。リングを去る父に、長女の紋奈さんは涙を流しながら花束を渡しました=2015年11月15日、東京・両国国技館 悶々としていた中に現れた「ミスター・プロレス」 戦う父を見つめた娘の言葉 みんな泣いた、私も泣いた 大人になって、プロレスにはまりました。イケメンレスラーの台頭で、プロレスは今や女性の間でも人気で、「プ女子」なんていう呼び名もついてます。でも、自分が「プ女子」かと言われると、なんとなく違和感があります。私がプロレスにはまったのは、きっと、いろんな意味で「受け身」が必要とされる「プチ・中間管理職」になったから。(朝日新聞東京社会部記者・宮嶋加菜子) チームで仕事「凹む」日々 今39歳。「キャップ」という名のもと、先輩や後輩の記者たちとチームを組んで仕事をすることが多くなりました。これまで1人で取材して一本の原稿を書くことが多かったのですが、チーム取材では