クリックして拡大する【食を楽しむ】手前から時計回りにラクダ特上ロースのたたき、カンガルーのガーリック味、ひよこの塩焼き=6月16日、神奈川県横浜市中区の珍獣屋 ダチョウ、ラクダ、ワニ、ウサギ、カンガルー…。動物園の話ではない。庶民的な飲食店が立ち並ぶ横浜市中区の野毛地区にある「珍獣屋」は、こうした動物の肉料理を提供している。海外では高級食材とされる肉の料理が低価格で食べられると評判を呼び、人気となっている。 ■刺激的名前のメニュー 店の前に出された看板には、「ダチョウ刺し」「カンガルーのガーリック焼き」「カエル焼きネギのっけ」などと刺激的なメニューが並ぶ。カウンター7席と4人がけテーブル席が2つ。洋楽が流れる店内にはギターが展示され、まるでオシャレなバーのようなたたずまいだ。「店名から『煩雑で汚い』と想像すると思うので、ギャップを狙った」とオーナーシェフの綱島正敦さん(37)は笑う。 まず