NVIDIA,データセンター向けGPU「A100 80GB」を発表。容量80GBの広帯域メモリ「HBM2e」を採用 ライター:米田 聡 米国時間2020年11月16日,NVIDIAは,スーパーコンピュータやデータセンター向けの新型GPU「NVIDIA A100 80GB」(以下,A100 80GB)と,これを搭載したスーパーコンピュータやワークステーションを発表した。 A100 80GB A100 80GBは,2020年5月に発表となったGPU「NVIDIA A100」(以下,A100)の高性能版という位置付けになる。A100は,AmpereアーキテクチャベースのGPUコアとグラフィックスメモリに容量40GBの広帯域メモリ「HBM2」(High Bandwidth Memory 2)を採用していた。一方,今回発表となったA100 80GBは,グラフィックスメモリに,第3世代の広帯域メモリ「
Ampere世代のハイエンドGPUはRTX 2080 Tiをあらゆる面で圧倒する GeForce RTX 3080 Founders Edition Text by 宮崎真一 2020年9月16日22:00,NVIDIAの新世代GPU「GeForce RTX 3080」(以下,RTX 3080)搭載のNVIDIA製グラフィックスカード「GeForce RTX 3080 Founders Edition」(以下,RTX 3080 Founders Edition)の性能に関する情報が解禁となった。 GeForce RTX 3080 Founders Edition メーカー:NVIDIA 価格:699ドル(約7万3900円,税別) 既報のとおり,RTX 3080は,Ampereアーキテクチャを採用したGPUで,従来の「GeForce RTX 2080 SUPER」(以下,RTX 2080 S
NVIDIA,Armをソフトバンクから買収。買収金額は約4兆2460億円 編集部:小西利明 2020年9月14日,NVIDIAとソフトバンクグループ(以下,SBG)は,SBGの子会社であるArmをNVIDIAが400億ドル(約4兆2460億円)で買収すると発表した。買収金額のうち215億ドル(約2兆2820億円)分は,NVIDIAの株式で支払われるとのこと。これにより,SBGはNVIDIAの発行済み株式を約6.7〜8.1%程度保有することになるという。 Armの中核事業である半導体IPのオープンライセンスモデルと,事業の中立性は買収後も維持するとNVIDIAは発表している。そのため,スマートフォンやIoT機器,サーバから組み込み機器向けまで広くプロセッサのIPライセンスを提供するArmの事業は,今後も継続されるわけだ。ただ,Armが有する事業のうち,Internet-of-Things S
2017年3月3日に任天堂からゲーム機「Nintendo Switch」が発売された。任天堂は歴代、新たな半導体チップを擁して常にゲーム機の新しさを追求してきた会社の1社である。初代「ファミリーコンピュータ」(以下、ファミコン)、「スーパーファミコン」、「NINTENDO64」などで独自チップを作り、その上で走るユニークなソフトウェアで一時代を築いてきた。図1は、今回発売されたNintendo Switchの前世代ゲーム機である「Wii U」と「3DS」(2014年版)に搭載されているメインプロセッサの様子である。 任天堂のゲーム機用チップは初代ファミコンからCPUとグラフィック系チップを用いている。Wii UではIBMのPowerPC系のCPUを3基持ち、GPUはAMDのRadeon HDのモディファイ版が使われている。2チップ構成だ。ともにWii U専用の新規開発のカスタムチップであっ
DirectX 12 Ultimateに完全対応した「GeForce 451.48 Driver」が登場 ライター:米田 聡 北米時間2020年6月24日,NVIDIAは,公式最新版グラフィックスドライバとなる「GeForce 451.48 Driver」をリリースした。これまでのRelease 440世代からRelease 450世代に切り替わった最初のリリースとなるWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版のドライバである。 GeForce 451.48 Driverにおけるトピックは,Windows 10の大型アップデート「Windows 10 May 2020 Update」に含まれている新しいグラフィックスAPI「DirectX 12 Ultimate」に完全対応した点だ。 1つ前のバージョンである「GeForce 446.14 Dri
西川善司の3DGE:NVIDIAが投入する20 TFLOPS級の新GPU「A100」とはいったいどのようなGPUなのか? ライター:西川善司 カリフォルニア州の自宅で撮影したビデオで基調講演を行ったJensen Huang氏 去る2020年5月14日,NVIDIAは,同社CEOのJensen Huang氏によるオンライン基調講演で,新しい「Ampere」アーキテクチャ採用の新GPU「A100」を発表した。 Ampereとは,電流量の単位である「アンペア」の語源となったフランスの物理学者アンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère)にちなんだ開発コードネームだ。NVIDIAは近年,新しいGPUアーキテクチャの開発コードネームに,歴史に名を残した科学者の名を採用している。GeForce RTX 20シリーズの「Turing」や,その前世代の「Volta」も同様だ。 SXM4
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