【ワシントン=八十島綾平】米政府は14日、中国製の電気自動車(EV)に現状の4倍に当たる100%の制裁関税を課すと発表した。半導体や太陽光パネル、鉄鋼・アルミなど総額180億ドル(約2.8兆円)分の輸入品の関税を上げる。中国は対抗措置を示唆した。不公正な取引慣行に対する制裁措置を定めた米国の「通商法301条」に基づく措置となる。2018〜19年に当時のトランプ政権が発動した計3700億ドル相当
ウクライナ軍に3万機以上のドローンを供給してきた軍事援助ボランティア(Come Back Alive)は「米国の小型ドローンは未成熟だ」と明かし、Wall Street Journalは「ウクライナで米国製ドローンが存在感を失っているは当局の規制に原因がある」と報じた。 参考:How American Drones Failed to Turn the Tide in Ukraine 戦いの優劣は左右するのはシステムのスペックではなく適応へのスピードAIを搭載した小型ドローン開発に挑戦しているスタートアップ企業らは「伝統的な大手企業が製造する軍事用ドローン」ではなく、早く安く供給できる商用ドローンの開発に照準を合わせており、米国を拠点とするドーロン関連企業(約300社)にも過去2年間で25億ドルの資金がベンチャーキャピタルから流れ込んでいるものの、ウクライナ当局は「米国製ドローンは壊れやす
(CNN) 地球から最も遠い宇宙空間を飛行する米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」から、5カ月ぶりに解読可能なデータが地球に届いた。NASAのチームが試行錯誤を繰り返し、通信問題を引き起こした原因が1個のチップにあることを突き止めて、解決策を編み出した結果だった。 ボイジャー1号は現在、地球から240億キロメートル離れた宇宙空間を飛行中。打ち上げから46年を経て、さまざまな不具合や老朽化の兆候が見えている。 今回の問題は2023年11月に発生。飛行データシステムの遠隔測定モジュールから送られてくるデータが解読不可能になった。 ボイジャー1号の飛行データシステムは、現在の健康状態を表す工学データを科学計器の情報と組み合わせて収集している。地球上の管制室はそのデータを、0と1で構成される2進コードで受信する。 ところが11月以来、この飛行データシステムがループ状態に陥り、無線信号
意外と奥深い。アメリカでかつて栄えたソーラーが廃れた理由2011.04.15 15:008,187 satomi 次世代の代替エネルギーに関心が集まっていますけど、米国で太陽光発電が誕生したのは結構古く(1884年、チャールズ・フリッツの太陽電池が最初)、1908年にはカリフォルニアで既に太陽熱でお湯沸かしてたって知ってました? それが戦後ずっと斜陽になってしまったのです。こんな貴重なエネルギーを何故に75年近くも日陰に追いやってしまったのか? 「Powering the Dream」の著者Alexis Madrigalさんが謎に迫ります! (以下は、本書より抜粋訳) 今の「グリーン技術」に歴史がないと思ってる人がいても、とやかく言えないだろう。世間一般の通念ではソーラー・風力は新しい技術ということになってるし、地熱はこれまでロクに試されたこともなく、効率優先の技術はこれから始まるものと思
ナビアプリなどで活用されているGPSをはじめとした衛星測位システムには、ときに妨害が行われていることがあります。いったい、世界のどのあたりで干渉・妨害が行われているのか、航空機の通過データをもとに可視化した地図を、レーダーアプリ「Flightradar24」が制作・公開しています。 GPS jamming & interference map | Flightradar24 https://www.flightradar24.com/data/gps-jamming アクセスするとこのような地図が表示されます。地図で色がついているところのうち、緑色に近いほど干渉波が少なく、赤色に近いほど干渉波が多い、つまりジャミング等による妨害が行われている地域であることを示しています。なお、名称は「GPSジャミングマップ」となっていますが、アメリカが運用している「GPS」のほかに、ロシアの「GLONAS
「GPSを使ってマップを確認する」「GPSを使って付近の情報を調べる」など、近年ではGPSを用いた位置情報サービスが多用されています。しかし、地球上の一部地域では、紛争やその他の要因からGPSがジャミングされているような場所も存在します。そんなGPSが妨害されている地域を地球儀を用いて一目で確認できるサイトが「GPSJam」です。 GPSJAM GPS/GNSS Interference Map https://gpsjam.org/ GPSJAM FAQ https://gpsjam.org/faq/ GPSJamのサイトにアクセスするとこんな感じ。地球儀上の緑色の六角形は、そのエリアを飛行した全ての航空機の98%以上が「GPSを用いたナビゲーション精度が良好」と報告した地域で、黄色は2~10%の航空機が「ナビゲーション精度が低い」と報告した地域。赤色の六角形は10%以上の航空機が「ナビ
国内メーカーで防衛産業を強化する動きが相次ぐ中、消費者団体の日本消費者連盟(日消連)と主婦連合会(主婦連)、市民団体の武器取引反対ネットワーク(NAJAT)は21日、東京都内で会見を開き、次期戦闘機の共同開発に参加している三菱重工業と三菱電機の製品の不買運動などを呼びかけた。 両社が共同開発に参入している日本、英国、イタリアの3カ国による次期戦闘機は、第三国に輸出可能になる見込み。日消連の纐纈美千世事務局長は会見で「人の命を奪う武器をつくろうとする動きは、全力で止めなきゃいけない」と訴えた。 3団体はこの日、次期戦闘機の共同開発や武器輸出の中止を求める要請書を両社に提出した。両社に「死の商人にならないで」と訴えるはがきを送る運動も始めている。はがきの印刷用データは日消連などのホームページからダウンロードできる。(望月衣塑子)
大地に吹く風に虫の羽音のようなプロペラ音が入り混じる。 空に浮かぶラジコンヘリのような無人機は宅配便の荷物の代わりに円筒形の爆弾を運んでいた。 生活の場で、物流の場で人の営みを助ける無人機はウクライナの大地で殺人兵器と化していた。 史上かつてないほど大規模に戦場に投入され、現代の戦闘の様相を変えた。 その「無人機の戦争」は今、各国の戦略に影響を及ぼし始めている。 (国際部 山下涼太 髙塚奈緒 / アジア総局 鈴木陽平 / 社会部 須田唯嗣 山崎啓) “有効性を証明した” 画面中央の照準のような印は遠方を走る戦車を捉えていた。上空からの映像はみるみるうちに戦車に迫り、衝突の瞬間、ノイズ画面に切り替わった。 ウクライナの戦場で撮影された無人機の自爆攻撃の瞬間だ。 ロシア軍の無人機による攻撃 別の映像には上空から爆発物を投下して塹壕を爆破する状況が記録されている。これらの動画はウクライナ、ロシア
民間宇宙企業として宇宙飛行ミッションや衛星ネットワーク構築に取り組んでいるSpaceXが、アメリカ政府の情報機関・国家偵察局(NRO)との間で、スパイ衛星ネットワーク構築のために18億ドル(約2690億円)の契約を結んでいたことを、ロイターが関係者筋の情報として報じています。 Exclusive: Musk's SpaceX is building spy satellite network for US intelligence agency, sources say | Reuters https://www.reuters.com/technology/space/musks-spacex-is-building-spy-satellite-network-us-intelligence-agency-sources-2024-03-16/ スペースXが米のスパイ衛星網構築、情報機関
TikTokの中国の親会社であるByteDanceに対し、TikTok事業を売却するよう指示する法案が、2024年3月5日にアメリカの議会に提出されました。そして、規制法案に反対する電話をかけるよう求めるメッセージがTikTokアプリに表示されたことで、国会議事堂に抗議の電話が殺到しました。この異例の事態を受けて、議員らは3月7日に法案の制定を急ぐ決議を50対0の全会一致で採択しました。 TikTok Prompts Users to Call Congress to Fight Possible Ban - The New York Times https://www.nytimes.com/2024/03/07/business/tiktok-phone-calls-congress.html TikTok ban: Furious Congress plows forward wit
TRPG(テーブルトークRPG)は、サイコロや紙などを用いて、主にルールブックに従い、ゲームマスター(GM)との会話などを会話を通して遊ぶアナログゲームだ。代表的な作品に『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』や『クトゥルフの呼び声(CoC)』などがある。 今回、NASAによりTRPGシナリオ『The Lost Universe』が公開された。舞台となるのはExlarisなる惑星。Exlarisはもともと地球と同様にハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に存在しており、知的生命体によって社会が形成されていた。またこの世界には「魔法」があり、それは真空エネルギー(the energy of the vacuum)を利用しようとした際に発見されたとのこと。 しかしExlarisにブラックホールが近づくことで状況は一変。惑星Exlarisの軌道は大きく変化し、惑星系からはじき出され、自由浮遊惑星とな
米国財務省は、北朝鮮がマネー・ローンダリングおよびテロ資金調達のために仮想資産のハッキングやフェイクニュース生産など情報技術を動員していると明らかにした。 AP通信などによると、米国財務省は7日(現地時間)に発表した「2024マネー・ローンダリングおよびテロ資金調達・拡散金融に対する国別リスク評価報告書」で、北朝鮮が核をはじめとする大量破壊兵器(WMD)開発資金を調達するために各種情報技術を動員していると明らかにした。財務省は米国の金融制裁などに違反した国の情報を収集して該当の報告書を隔年で発行している。 財務省は「検討期間中、ロシアと北朝鮮、イラン、中国、シリア、パキスタンなどの国々はWMD開発の資金を調達するために米国および同盟国の金融システムに莫大な被害を与えた」とし「2022年以降に収集されたデータによると、ロシアと北朝鮮は最も大きなリスクを示す国であり、不法調達および収益創出のた
知性で選ばれる赤ちゃん 日も暮れて、二人の息子と一人の娘を迎えに行く時間になった。4歳のオクタヴィアンと、2歳のトルステン、娘はもうすぐ1歳のティタンである。ベランダに到着した三人の子どもたちは、泣き声で空間を埋め尽くし、おもちゃの棚を空っぽにする。そんな喧噪のなか、シモーヌ・コリンズはまた妊娠したと口をすべらせた。 子育て費用がとくに米国では高くつくと、彼らに意見などしてはしてはいけない。「犠牲は必要です」と、マルコムは言う。「たしかにシモーヌと私は、マンハッタンに住んで、望む数の子供を持つ余裕はありません」 彼らは少なくとも7人の子供を望んでいる。 しかし夫婦には不妊症の問題がある。彼らは体外受精をおこない、いまでも30個ほどの卵子を凍結保存している。米国ではめったに保険の対象にはならない、苦しく高額なこの処置に、彼らは1回に2万ドル(約290万円)を費やしている。 「不妊との戦いでは
Googleの開発するウェブブラウザのChromeがシークレットブラウジング中でもユーザーの個人情報を収集しているとして、Googleとその親会社であるAlphabetが集団訴訟を提起されていました。この訴訟で、Googleがついに和解に合意したことが明らかになっています。 Google settles $5 billion consumer privacy lawsuit | Reuters https://www.reuters.com/legal/google-settles-5-billion-consumer-privacy-lawsuit-2023-12-28/ 2020年6月、GoogleのChromeがシークレットブラウジング(プライバシーモード)を利用している間もユーザーの個人情報を収集しているとして、訴訟を提起しました。原告側はChromeのシークレットウィンドウはアメ
サウスカロライナ州沖の上空に大型気球の残骸が見える。F22戦闘機がミサイルで偵察気球と疑われる機体を撃墜した=2月4日/Chad Fish/AP (CNN) 米当局者は29日までに、今年初めに米本土を横断した中国の偵察気球が米国のインターネットサービスを使用して、飛行と位置に関するデータを中国に定期的に短時間送信していたことを米情報機関が突き止めたと明らかにした。 気球のインターネットサービスへの接続は、米国が領空を飛ぶ気球を追跡し、気球についての情報を集めるのに役立った方法の一つだという。 CNNは使用されたインターネットサービスのプロバイダーを特定することはできなかった。CNNは以前、当局者の話として、米本土を横断していた気球は中国と通信することが可能だったと報じていた。 偵察気球が中国にデータを送るのに米インターネットサービスを使用していたことについては、米NBCテレビが最初に報じた
こんにちは、パトルです。 2023年12月17日、カルフォルニアのシボレーの販売店で使われている顧客対応用のChatGPTが、プロンプトインジェクション(AIのハッキングみたいなやつ)にあって、多大な特典を付与したり、新車を1ドルで売ってしまう事案が発生しました。 今回は、このショッキングな事案の概要、どういうプロンプトインジェクションが用いられたのか、損害状況などを解説しながら、プロンプトインジェクションのリスクを勉強したいと思います。 概要今回の舞台はカルフォルニアのワトソンビルという地区にあるシボレーのディーラーのホームページに設置されていたセールチャットボットです。URLはこちらです。(残念ながら12/22時点ではChatGPTは外されています) https://www.chevroletofwatsonville.com/ChatGPTは、商品を説明するという位置づけで導入されて
静岡県にある陸上自衛隊の東富士演習場で、7日に操縦訓練中だったアメリカ軍の幅およそ3メートルのドローンが行方不明になりました。被害は確認されていませんが、防衛省は、強風によって演習場の外に飛び出したおそれがあるとして、アメリカ軍と連絡をとって詳しい状況を確認しています。 防衛省南関東防衛局によりますと、7日午前10時ごろ、静岡県御殿場市などに位置する陸上自衛隊の東富士演習場で、操縦訓練中だったアメリカ軍のドローンの行方がわからなくなったということです。 ドローンは、全長およそ1.4メートル、幅およそ2.8メートル、重さがおよそ7キロあります。 機体を見失ったのは、御殿場市の富士平原ゴルフ場付近で、今のところ、人や建物などへの被害は確認されていませんが、強風によって演習場の外に飛び出したおそれがあるということです。 アメリカ軍から防衛省に情報が伝えられたのは、7日夜だったということです。 南
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