ブックハンティング問題まとめ - 図書館情報学を学ぶ ブックハンティングについての議論が図書館系ブログ内で広がっています。詳しくは先日作成した上記まとめ記事を参照して頂きたいのですが、主要な点としては「学生の選んだ本」=「大学図書館にとってふさわしい蔵書」なのか?という点。ブックハンティングを通してベストセラー小説が多く選書されている点に着目して、この点に懐疑を示したのが前半の記事群だと思います。これに対し、では通常の選書でその種の本はどれほど蔵書されているのかNacsis-Webcatを用いて全国の大学図書館を調査したのが後半のid:humotty-21、id:min2-flyさんの記事になります。 選書の本当の問題点は? 議論の流れを見る限り、ブックハンティングが通常の図書館員による選書よりも、「大学図書館にふさわしくない」と思われるような本を選ぶリスクが高いという最初に提示された問題