マイクロソフトは、日本時間5月22日未明から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、生成AIがさまざまな業務を支援してくれる「Microsoft Copilot」の新機能として「Team Copilot」を発表しました。 チームの生産性向上を実現するTeam Copilot Microsoft Copilotは、同社のオフィス製品などに組み込まれた生成AIによって文書やプレゼンテーションの作成などの支援を通じて個人の生産性向上を実現する機能として登場し……
こんにちは、PdM(プロダクトマネージャー)の shu です。 最近は暖かくなり、散歩が気持ちよくなってきた季節ですね🌸 自分のおすすめの散歩コースは、日比谷駅付近から丸の内方面へ歩いていくコースです。 b8ta Tokyoでおもしろい製品を見て・試してみたり、KITTE の屋上から普段とは違う角度で東京駅をみてみたり、皇居の近くで桜を見てみたりと、「都会と自然」両方を楽しめるコースになっているのでおすすめです。 さて今回は、プロダクトマネジメントチーム(以下PMチームと略します)が取り組んでいる「Product Ops」についてご紹介します。Product Ops は、PMチームが抱える組織課題に対する実践的なアプローチです。その目的は、PMチームの生産性と開発品質を確実に高めていくことにあります。 本記事では、Product Ops の具体的なアプローチや進め方を、できる限り分かりや
情報システム室の進地@日比谷です。 プロジェクト管理と聞くとどんなイメージを貴方は抱くでしょうか? 古代のピラミッド建設の鞭を持った監督官のように、メンバーの行動を管理し、とにかく予定通りにプロジェクトを進めることに注力するイメージを持つかもしれません。強制労働のイメージですね。厳しく、サボらせないように、追い立てて、計画通りに進める。 確かに、そういうプロジェクトがあることも否定はできません。そのプロジェクトの達成だけにフォーカスした場合は最適解であることすらあります。1 しかし、もっと良い方法があります。それは予定よりも障害の存在に注目することです。 障害を誰よりも早く発見し、除去する まず前提の確認です。 基本的に人間は物事を予定通り進めたいと思っています。あえて遅らせたいとか、予算オーバーしたいとか、バグだらけにしたいとか、そんな人は極稀です。2 では、そんな人達が集まってプロジェ
[ゼロから始めるプロジェクトマネジメント] プロジェクトで決定する人、実行する人、影響する人を整理しよう プロジェクトマネジメント未経験の方も今日から参考にできるTipsをシェア。 ゼロから始めるプロジェクトマネジメントシリーズ第三回です。 やることリストを作成して、メンテナンス体制を整えたら、次は「関係者の役割を整理」しましょう。 情報システム室の進地@日比谷です。 やることリストを作成して、メンテナンス体制を整えたら、次は関係者の役割を整理しましょう。 具体的には 誰が決定するのか? 誰が実行するのか? 誰に影響するのか? を整理します。 決定者を明確にする 要件や仕様、予算、品質(リリース判定)、障害発生時の方針など、プロジェクトでは様々な決定を行う必要があります。これらを決定できる人、決定する役割と責任を負う人を明確にしましょう。こうすることで、プロジェクト後半で突如現れた偉い人に
プロジェクトマネジメント未経験の方も今日から参考にできるTipsをシェア。 ゼロから始めるプロジェクトマネジメントシリーズ第一回です。 まず最初にやることは「すべての依頼、タスク、ストーリーを一箇所に集める」ことです。 情報システム室の進地@日比谷です。 最近、アノテーション株式会社のある部門のプロジェクトマネジメントの支援をさせていただくことになりました。私はこれまでのキャリアでプロジェクトマネージャとしてのキャリアが最も長い人間ではあるのですが、これまで自分が行ってきたプロジェクトマネジメントの手法を言語化することはしてきませんでした。しかしながら、他社のプロジェクトマネジメントを支援する、ということになると言語化しないわけにはいきません。 そこで、この機会を奇貨として、私の行っているプロジェクトマネジメントの手法やプロマネ支援を通して得た気づきなどをブログとして言語化していきたいと思
こんにちは、CPOのadachiです。 この記事は「SmartHRのプロダクトマネージャー全員でブログ書く2024」への参加記事です。25人が持ち回りで毎週記事を投稿しています。 この企画にも関連するのですが、最近社外の方から「SmartHR、PM多!」という感想をいただくことが増えてきました。もしPMが多い = 裁量が小さくてつまらない環境、と思われていたら心外すぎる……許せねぇ…… そこで本稿では、なぜSmartHRには25人もPMがいるのか、一体なにを作っているのか、仲はいいのか、今後どういったオポチュニティがあるのか、といったことについて説明していきたいと思います。オポチュニティは言いたいだけです。 25人は多い? 結論、そんなに多くないと思っています。 先日「SmartHRがARR150億円を突破、前年比150%で成長」というプレスリリースも出ましたが、私たちは現在ARR 150
ANDPADボード プロダクトテックリードの土屋(tomtwinkle)です 先日CHIYODA Tech #3 にLT枠で参加してきました! CHIYODA Techとは、千代田区にオフィスを構える企業が運営・登壇するLTイベントです。 今回は弊社9Fのイベントスペースで開催させていただきました! アンドパッド以外にKINTOテクノロジーズさん、日本経済新聞社さん、スタディストさんがLTで参加されていました。 他社さんのLTも拝見させてもらって皆さんそれぞれOSSに対する様々な想いや課題を感じているんだなと勉強になりました。 LT後みんなでスナックミーさんから提供頂いたスナックをつまみに飲みながらテーブル毎に思い思いに喋るアンカンファレンスも非常に楽しかったです。 LT内容について 今回私が発表させてもらったLTについて少しだけ解説させていただきます。 speakerdeck.com ア
Spotifyのタブバー、いままで5つだったタブが3つになってた。消えたのはBrowseとRadio。BrowseはSearchに統合され、Radioの機能はたぶん消えた。こういうアップデートって勇気がいるが、結果使いやすくなったと思う。 pic.twitter.com/vf1ncj0qjh — 鈴木慎吾 / TSUMIKI INC. (@shingo2000) October 19, 2018 長く使われ続けているサービスでは、新しい機能がどんどん追加されていきます。新しいユーザーを増やしたり、現在のユーザーを引きつけ続けることが主な理由で、Spotifyにも様々な機能が追加されています。それにも関わらず主要なナビゲーションのタブを減らすのは勇気のいる選択だと思いました。プロダクト開発に関わっていると実感しますが、何かを付け加えることよりも何かを削ることのほうがずっと難しいのです。このU
依頼、調整、合意、承認、etc. こういったコミュニケーションがチーム境界を越えて頻発すると、ソフトウェアプロダクト開発のフローは遅々として進まなくなります。いずれも、機能追加や機能改善を進める上でのクリティカルパスを引き伸ばす要因を生み出すからです。 機能追加や機能改善といったひとつひとつの開発は、アイデアを生み出し、それを価値に変えるまでのフローです。フローが進む過程で、組織内の様々な人の手で、様々なタスクが実行されます。その全てを1つのチームで完結することは、プロダクトの規模が大きくなるほど困難になり、より多くの人々が関わるようになります。そこに、チーム境界を越えた「依頼、調整、合意、承認」といったコミュニケーションが発生するのです。 開発フローのクリティカルパスを悪化させるこのようなコミュニケーションの頻度をどれだけ減らせるか。組織設計、チーム設計で最も注視すべき観点の1つは、そこ
こんにちは。エンジニアリンググループ プロダクト支援チームでプロダクトマネージャーをしている中村です。 2019年5月にエムスリーに入社してから、早4年が経ちました(うち1年半の出産・育児のための休業期間を挟んでいます)。 ちなみにエムスリー入社前の経歴としては、大手メガベンチャーの事業企画からキャリアをスタートし、企画職、プロジェクトマネージャー等を経てプロダクトマネージャーを3年ほどやっていました。 私がエムスリーに入社してから半年後の2019年11月に、以下の記事を書いていました。 www.m3tech.blog 当時の記事に書いた通り、私がエムスリーへ入社を決めた理由は下記4点でした。 エムスリーは新規事業の立ち上げサイクルが速く、プロダクトマネージャーとして「製品を見つける」フェーズにチャレンジできる環境であること 尊敬できるプロダクトマネージャーだと感じたVPoE山崎の直轄チー
リリースから12年を迎えた「Chatwork」は、国内ビジネスチャットのフロントランナーとして、中小企業を中心に41万社以上の企業・組織に利用されています(2023年6月時点)。DAU(デイリーアクティブユーザー)も100万を超えるため(108.6万、2023年6月時点)、ビジネスタイムには絶えず飛び交う大量のメッセージをサービスとして安定して処理することが求められます。 一方で、長期間の開発によって蓄積した技術的負債等に対応するため、システムのアーキテクチャを見直す時期にもあります。それにあわせて開発組織も、巨大なモノリスに対して案件ごとにプロジェクトを組み直す既存の体制から、職能を横断したチームが自律して開発を推進できるフィーチャーチームへの移行がまさに進行しています。 こうした開発改善の実情と進め方について、本部長として推進する田中佑樹さん、エンジニアとしてフィーチャーチームに所属す
本連載では、メンターマッチングサービス「MENTA」を立ち上げ、現在はランサーズで、生成AIや大規模言語モデル関連の技術を使って新規プロダクト開発やグループ内の生産性向上や課題解決を行う「Lancers LLM Labs」の責任者をしている入江慎吾氏に、「新規プロダクトのつくり方」をテーマに、さまざまな知見を共有いただきます。第1回は、生成AIを使うことで、従来の数倍の効率で新規アプリを立ち上げリリースできた背景と、その実際の開発の流れについて。(編集部) はじめに Lancers LLM Labsの入江です。私たちは生成AIを使って社内外向けに新規のプロダクト開発を行うべく立ち上がったラボです。今回はその取り組みの中でChatGPTをプログラミングに取り入れてプロダクト開発の効率を上げた話をします。 今回開発したプロダクトについて 今回、スマホだけでプログラミング学習ができる「PILE(
※夏のビッグセール、およびキャンペーンは終了しました。ご応募ありがとうございました。なお、Udemyの講座修了者を対象とした「学習応援キャンペーン」は9月30日まで実施中です。 オンライン学習プラットフォーム「Udemy」では、2023年8月22日(火)から夏のビッグセールを開催します。対象の講座が1,200円から購入可能と、なかなかチャレンジできなかった新しい領域を学習するにはとってもお得なチャンス。 今回のセール対象講座から、ChatGPTやMidjourneyといった話題の生成系AI、その基礎となる大規模言語モデル(LLM)の入門や実装を扱う講座といった人気のトピックに加えて、アプリケーション開発やプロジェクトマネジメント、さらには英語学習など、ステップアップを目指すITエンジニアにオススメの中級から上級の講座もピックアップして紹介します。 Udemyで勉強を始めたいけれど、いろいろ
複数事業に携わるPM組織のスキル成長と評価について、コングロマリットな経済圏を持つDMMのPMから聞く「複数事業を跨ぐPM!なんでもやるDMMに聞く、PM組織の成長と評価の話【開発PM勉強会vol.21】」。ここで合同会社DMM.comの齋藤氏が登壇。プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いについて話します。 齊藤氏の自己紹介 齊藤亮氏:では「プロダクトマネージャーこそプロジェクトマネジメントを学ぼう」というテーマでお話をさせてもらえればと思います。 まず自己紹介になりますが、名前は齊藤亮と申します。キャリアですが、大学在学中からエンジニアとしてアプリ開発をやっていて、その後、toC向けのアプリ開発会社を創業しています。会社自体は畳んでしまいましたが、その後ヘルスケアテクノロジーのベンチャーでプロダクトマネージャーを経て、2022年の8月にDMMに入社しています。 今は横串部
画像生成AI「Stable Diffusion」などの開発で知られるAIスタートアップ「Stability AI」が、競合他社の発展や主要幹部やエンジニアの相次ぐ辞任によって、開発資金の調達に苦しんでいることが報じられています。 Stability AI’s Lead Threatened by Departures, Concerns Over CEO - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-08-08/stability-ai-s-lead-threatened-by-departures-concerns-over-ceo Turmoil Threatens Stability AI’s Leadership Amid CEO Concerns – Cryptopolitan https://www.crypt
Qiita Conferenceは、ソフトウェア開発者が集まり、最新の技術や最先端の挑戦・ソフトウェアの未来についての考えや知見を共有し、つながる場を創出する、「Qiita」が開催するオンライン技術カンファレンスです。ここで小城氏が登壇。最後に、プロダクトマネジメントをエンジニアが推進するための3つの方法を紹介します。 「他多職種のゴール」を知って手を差し伸べる 小城久美子氏:では後半の「プロダクトマネジメントをエンジニアが推進する」というところで、3つの話をしようかと思っています。 まず1つ目が「『他職種のゴール』を知って手を差し伸べる」という方法での推進の仕方です。(スライドを示して)さて、これもなかなか辛いスライドになりますが、私の過去の失敗からやってしまったことをスライドに起こしています。 相手の仕事を知らないと、例えばビジネスの人がどういうことをしているかを知らないと、急に「ダッ
私は,あるスタートアップ企業でエンジニアリングマネージャー(の,1人)をしている。toB向けSaaSを提供している数百名規模の会社で,社名が少しずつ世の中に知られるようになってきたくらいのフェーズ。会社からはDirectorという肩書をもらっていて,トラディショナルな日本企業だといわゆる部門長の層にあたる。中間管理職の中では上のほうで,執行役員の下あたり,というと伝わりやすいだろうか。 様々な事情(会社が大きくなった,比較的社歴が長い,そこそこの業界経験値がある,自分の専門領域(*1)に社内のフォーカスがあたるようになり,チームをスケールする必要が出てきた,etc.)から,半ば必要にかられて,重い腰を上げてエンジニアリングマネージャーとして活動を始めたのがちょうど1年ほど前。 決してマネージャーとして早咲きのほうではなく,IT業界でのキャリアは15年くらいで,これまではずっとプレイヤー,ま
みなさん、こんにちは!プロダクト開発部の吉川(@yoshiyu0922)です。 現在、JMDCが保有している医療ビッグデータを活用して生活者や医療に新しい価値を提供する新規プロダクト開発チームのバックエンドを担当しております。 以前に新規プロダクト開発で採用している技術や設計についてこちらの記事で紹介しましたが、Go x GraphQL x DDDでプロダクト開発をしています。今回はプロダクトの開発が一区切りしてこれからリリースするということで、開発してみて良かったことやこうすれば良かったことを振り返りをしました。振り返りの内容は主にDDDに関することです。 DDDとは DDDとは「Domain-Driven Design」の略語でドメイン駆動設計と呼ばれるソフトウェア開発手法の一つです。問題を解決しようとする領域(ドメイン)をモデリングによってソフトウェアの設計や実装に反映させることで、
2023/6/16付の人事異動で正式にエンジニアリングマネージャー(以下EM)になりました。2021/8に「エンジニアリングマネージャーを目指す若者の戦略」という記事を書いて明確にEMを目指し始め、2022/12には「EMキャリアを切り拓く「最強の現場リーダー」という働き方」という記事でEMに近づく様子を書きました。さらにそこから半年余り、ついに会社からも正式にEMと呼ばれることになりました。実際には3ヶ月ほど前から強くEMを志向した動きにはなっていましたが、やはり正式な職位は特別なもので、キャリアにおける重要な実績をひとつ解除したと感じています。 これほどEMというロールを志向し色々とやってきたのですから、EMとしての振る舞いもさぞスムーズに立ち上がるかと思いきや、実際にEMとして動くのは非常に難しいことでした。書籍やブログ記事を読んで頭で理解したEMという働き方と、自分がチームでEMと
「商品企画のトップ」と「プロダクトマネージャー」の役割の違い 及川卓也氏(以下、及川):話は尽きませんが、テーマ2に行きます。プロダクトマネージャーの役割。これは事前にもらっていた質問でもいいんですが、ライブでもらった質問にも関連するので、それを1つ拾いたいと思います。読み上げますね。 「本日のお話では、プロダクトマネージャーとは、結局、商品企画のトップのような印象を受けました。それを否定するわけではないのですが、そうではないという切り口があれば、あらためてうかがえれば幸いです。」 これはとてもいい質問だと思います。どうしましょう。私が答えていいですか。 片岡秀夫氏(以下、片岡):そうですね。 及川:確かに、商品企画のトップ的な役割を持っています。ただ、従来の商品企画は、肯定的に考えた時に企画を作って、例えばソフトウェアを中心としたデジタル技術を使うものになったとすれば、それを技術陣にブリ
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