衆院本会議で令和4年度予算案で反対票を見せる、れいわ新選組の山本太郎代表。奥は岸田文雄首相と林芳正外務相(左)=22日午後、国会・衆院本会議場(矢島康弘撮影) 自民党の高木毅国対委員長は22日、国会内で公明党の佐藤茂樹国対委員長と会談し、同日の衆院本会議で壇上から令和4年度予算案に抗議したれいわ新選組の山本太郎代表らについて、自民党として懲罰動議の提出も検討していく考えを伝えた。佐藤氏も理解を示したという。会談後、高木氏が国会内で記者団に明らかにした。 高木氏は「マイクを使って発言したのは議場の秩序を乱す」と語った。れいわの大石晃子衆院議員は壇上で行われた予算案に賛否を示す投票の際、投票箱付近に設置したマイクに近づき「このままの予算でいいのですか。国会の茶番に抗議します」と叫んだ。 山本氏も「これっぽちの予算案で困っている人を救えるか」と訴え、同党の多ケ谷亮議員も発言した。 議場は一時騒然