各分野で活躍し、社会に貢献した人々に贈られるノーベル賞。2023年の化学賞で受賞候補とされているのが、次世代のエネルギーと言われる「ペロブスカイト太陽電池」というものです。一体どんな電池なのか?日本テレビ社会部の島津里彩記者が解説します。 ◇◇◇ 「ペロブスカイト太陽電池」を開発したのは、ノーベル化学賞の有力な候補者の1人である桐蔭横浜大学の宮坂力教授です。 「ペロブスカイト」とは鉱物の名前で、もともと電力を光に変換する発光材料として研究されていました。宮坂力教授のチームは、その特徴に目をつけ、光を電力に変換する太陽電池に応用できることを発見しました。「ペロブスカイト太陽電池」の特徴をうかがいました。 桐蔭横浜大学 大学院工学研究科宮坂力教授「光はもう場所を選ばず屋外から部屋の中まで発電できる屋内のLED灯とか反応しますしほとんど目に見える光は反応します」 実際スタジオに、ペロブスカイト太