新しい日本=サーカス? 茂木氏の「パンよりサーカス」発言を考える 放言→訂正の裏にある首相候補の真意は 自民党の茂木敏充幹事長が、インターネット番組で「国民が求めているのはパンじゃない、サーカスだ」と発言した。「パンとサーカス」は、古代ローマで民衆の支持を得るために取られた政策を指すが、現代では愚民政策の意味合いが強い。首相候補と評される有力政治家が、この表現を使った真意は。(岸本拓也)
よく古い歌の歌詞のはじめなどに書かれている、平仮名の「へ」がグニャっとしたような記号。あれをPCやスマホで入力したいときは、何と入力したらよいのでしょうか。 歌詞の前に付くグニャグニャした「へ」みたいな記号の名前、知ってる? あの記号の歴史は古く、奈良時代から存在。かつては俳句などの優秀な作品に記したり、かぎかっこのように会話文の冒頭に入れたりと、さまざまな使い方があったそうです。 しかし、現在は、主に文中に歌詞を引用する際の記号として利用されており、PCやスマホでは「庵点(いおりてん)」「歌記号(うたきごう)」と入力すると出てきます。 なお、名称や書き方に関しては複雑で、「合点」「長点」と呼ばれたり、よく見掛ける「ぐにゃっとした曲線でできる山が2つある書き方」に加え、「山が1つしかなく、より平仮名の『へ』に近い書き方」があったりと難解。文学的な観点から研究を行った論文なども発表されており
2017年にウィアリアム・ゴールディングの「蠅の王」の新訳が出たので、購入して読んでみた。 蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) 作者: ウィリアムゴールディング,William Golding,黒原敏行 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/04/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 細かく読み比べた一章だけをとっても、旧訳(平井正穂訳)と新訳(黒原敏行訳)では印象がまったく違う。 ひとつひとつの訳文を読むだけだと些細な違いなのだが、その積み重ねで話の中でどこにフォーカスしているかの違いが浮かび上がってきて、別の話のように読める。 初読の人にどちらがおススメか、と言われれば新訳を推す。 旧訳は固い言い回しが多く、読みづらい。新訳は問題点に意識的に陰影をつけていて、物語を理解しやすいなどの利点が多い。 旧訳には旧訳のいいところがあり、この点、この部
初対面の人とあえば、○○ですと互いに自分の名前から自己紹介をはじめる。そんなとき、僕は頭の中で、この人の名前をどう書くんだろうと自分のなかの音訓の知識を駆使してあてようと試みるが、これがなかなか難しい。 それは現代の人々の名前で用いられる漢字と、常用の漢字とでは訓が(ときには音も)かけ離れていることが往々にしてあるためである。 しかし、それはなにも今にはじまったことではなく、古来、日本において名前に用いられる漢字の読み方は尋常の読みとは異なっていたらしい。近世の考証随筆を見てみれば、名乗りの漢字に用いられる読み方に、これはかかる事情があって…と漢籍を引いて説明しているし、中世の百科事典の類でも、「シゲ」と読む漢字にはこんなのが、「ノブ」と読む漢字にはこんなのが、と漢字を列挙する記述を見出せる。歴史を研究する中で、人名の読み方は、あるいは慣習にしたがって、あるいは上記の史料を用いることで、は
去る9月13日のブログ記事にて、 naagita.hatenablog.com 馬場紀寿先生、ダーナの訳語である布施の「布」を「(衣の)布」のことだと断言してる。これ誤解じゃないのかな? と疑問を呈したTwitter書き込みを引用しました。 「布施」の件について辞書類を確認しましたが、「布(ぬの)をほどこす」という解釈は間違いで、「しき・ほどこす」が正しいようです。布施(ふし)は『莊子』など先秦時代(仏教伝来以前)漢籍でも使われて、後にダーナの訳語に用いられました。画像は、岩波仏教辞典、字通、佛教語大辞典の該当箇所。 pic.twitter.com/E7D5kVPEle — nāgita #antifa (@naagita) August 24, 2018 この件、御本人にも直接メールしたものの返信がなく(その後、驚くようなリアクションにも遭いましたが、関係者にご迷惑がかかるので墓場までも
スウェーデンのウルフ・クリステション首相(2023年11月14日撮影)。(c)Martin Sylvest / Ritzau Scanpix / AFP 【11月25日 AFP】スウェーデン政府は24日、ウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相が「イスラエルにはジェノサイド(集団殺害)の権利がある」と発言しているとされる動画が拡散している問題について、「事実の歪曲」であり、「偽情報キャンペーン」の一環だと述べた。 問題の動画は、21日のイエーテボリ(Gothenburg)での公開会議で質疑応答の際、クリステション氏がイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の一連の衝突について話し始めた時のもので、言い間違えたように見える。 クリステション氏は、「イスラエルには国際法の枠内で自衛権があるという点で」スウェーデンと欧州連合(EU)は一致していると発言しようとした際、「自
元阪神・赤星氏 岡田語に冷や汗だった 元プロ野球・阪神の赤星憲広氏(37)が5日、大阪市内で行われたMBSのバラエティー番組「痛快!明石家電視台」(関西ローカル/月曜、後11・58)の収録にゲスト出演した。 09年オフの引退後も意外にバラエティー番組への出演経験が少ない赤星氏だが、先月に偶然、新幹線の中で出会った司会の明石家さんま(58)から直接オファーを受けての登場。 「僕はバラエティー向きじゃないです」とはにかんだ赤星氏だが、さんまに「もう引退したんやから、ええやん、言うてまえ!」と乗せられ、トークの才覚を発揮した。 現役時代は、当時の岡田彰布監督(55)の主語や説明を省きまくる、独特のオカダ節について「『そういうことよ』や『そらそうよ』が口ぐせで、何を言っているのか分からないこともありまして」と、実は虎ナインも首をかしげることが多かったことを告白。しかし選手会長として岡田氏と多く会話
沼野充義が東京大学出版会のPR誌「UP」2月号に「薄餅とクレープはどちらが美味しいか? ーー翻訳について」というエッセイを寄せている。まず最初の小見出しが「『カラマーゾフの兄弟』がこんなに読みやすくていいの?」として、亀山郁夫の新訳が読みやすいことに触れている。翻訳は原作に忠実なものと読みやすさの二極に分かれる。ついで「薄餅からクレープへ」の小見出しで、カラマーゾフの翻訳で亀山郁夫が「クレープ」と訳したものを他の訳者のものと比べている。米川正夫が「薄餅(ルビがプリン)」、小沼文彦が「パン・ケーキ」、原卓也が「ホットケーキ」だ。原語は「プリヌィ」でロシア独特の家庭料理。 つぎの小見出しが「あえて『こなれた』現代語に逆らう」として、大江健三郎の最新作のタイトルに言及している。 例えば、大江健三郎の最新長編の「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」(新潮社)というタイトルには、正直なところ
https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/blog/bl/pKzjVzogRK/bp/p1b5mX98Dn/?s=09 ことしデビュー35周年を迎えた、2人組ロックバンド「B’z」。ほぼすべての曲の作詞を手がけているのが、ボーカルの稲葉浩志さんです。これまで生み出した曲は、ソロなどもあわせると500曲近く。 CDは8000万枚以上を売り上げてきました。 「そして輝くウルトラソウル」 「色褪せた(あせた)いつかのメリークリスマス」 独創的で、人の心を捉える歌詞は、どのように生み出されてきたのか、稲葉さんが信じる「言葉のチカラ」とは。独占インタビューで迫ります。 見逃し配信はこちらから※別タブで開きます 【“日常の一場面が思い浮かぶように” 作詞で意識すること】 ―稲葉さんはこれまでに500曲近くを作詞されてきました。作詞をするにあたって一番大切にしているこ
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