兵庫県北部の香美町は、28日、町内の村岡区山田で山の斜面が高さおよそ70メートル、幅およそ20メートルにわたって崩れているのが確認され、今後、さらに崩れた場合、住宅に被害が及ぶおそれがあるとして、28日午後2時に、斜面の下を流れる川の対岸に住む2世帯5人に避難勧告を出しました。
兵庫県北部の香美町は、28日、町内の村岡区山田で山の斜面が高さおよそ70メートル、幅およそ20メートルにわたって崩れているのが確認され、今後、さらに崩れた場合、住宅に被害が及ぶおそれがあるとして、28日午後2時に、斜面の下を流れる川の対岸に住む2世帯5人に避難勧告を出しました。
今月22日に長野県北部で震度6弱を観測した地震で、小谷村で起きた大規模な地滑りの現場を専門家が調査したところ、地震の強い揺れでもろい堆積物の地層が崩れたのが原因とみられることが分かりました。 27日は、独立行政法人土木研究所の研究員2人が今回の地震で小谷村の7か所で起きた地滑りの現場のうち、中土地区の4か所を訪れ、詳しい調査を行いました。 その結果、地滑りの規模が最も大きかったところでは、長さが380メートル、幅が330メートルほどに達し、道路を寸断して家屋の中まで土砂が流れ込んでいました。 このほかの場所でも数百メートルに渡って地滑りが起きていました。また、今回の地滑りはもろい堆積物でできた地層が、地震の強い揺れで崩れたのが原因とみられ、雨や雪解け水が土の中にしみこんだり、余震が起きたりすると、さらに規模が広がるおそれがあるということです。 独立行政法人土木研究所の石井靖雄上席研究員は「
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