ドイツのベルリンからオランダのアムステルダムに向かう寝台列車に乗ったところ、ドイツの駅弁が出されたのでその詳細をお伝えしたいと思う。記者が12月に取材旅行をした際、ドイツの鉄道会社Deutsche Bahnの車両に乗ったときのものである。 駅弁の箱を開けてみると、中にはパンとコルネット、バター、オレンジジュース、フルーツ、ヨーグルトが入っていた。一緒にホットコーヒーももらうことができた。寝台車に乗った乗客はこれらの駅弁が無料でついてくる(座席のクラスによってはついてこない場合もある)。お手拭として出されたウェットティッシュはチェコの業者のものだった。 オレンジジュースは非常に甘かった。パンはバターが非常によくあい、「さすがヨーロッパのパンは美味しい」と感じるほどのものだった。雑味がないので、素材の味をそのまま生かした素朴な味ともいえる。コルネットは表面がかすかに甘く、中身はしっとりとしてい