小さなおわんに入った岩手名物「わんこそば」の食べた数を競う第24回全日本わんこそば選手権が8日、盛岡市で開かれ、399杯食べた盛岡市のパート、菅原初代さん(45)が大会初の3連覇を達成した。 青森、山口県などの男女27人が参加。給仕さんの「まだまだ」「はい、じゃんじゃん」といった掛け声とともに次々とおわんに盛られるそばをかき込んだ。わんこそば10杯程度で普通のかけそば1杯分という。 優勝経験者のため、ほかの人より5分短い10分という厳しい条件を昨年に続いて付けられたが、2位に100杯以上の差をつけた菅原さんは「給仕さんのおかげでリズムに乗って無心で食べられた。(今後も)記録は行けるところまで伸ばしたい」と笑顔。「甘いものならまだ食べられる」と余裕の表情だった。