残り半年となった平成の時代に感謝しようと、「平成」と書いて「へなり」と読む地区がある岐阜県関市では、「平成」の二文字が書かれたかまぼこ入りのそばの販売が始まりました。 市内にある「道の駅平成」(へいせい)で始めたのが「平成そば」の販売で、平成地区特産のしいたけでだしを取り、乗っているかまぼこには「平成」の二文字が書かれています。 文字は、新元号の発表の際に当時の小渕官房長官が掲げた書を参考にしたということです。 従業員の78歳の女性は、「平成最後が近いので作りました。岐阜県産にこだわっています」と話していました。 岐阜市の70歳の男性は、「年越しそばならぬ、『平成越しそば』ですね」と話していました。また、愛知県から夫婦で訪れた40代男性は、「このそばを食べに来ました。平成に感謝しながらいただきます」と話しました。