「平成最後の」という言葉が溢れる昨今だが、平成最後のイベントがもうすぐ近づいてくる。世界最大の同人誌即売会であるコミックマーケット(コミケ)がそれだ。 1975年に貸会議室の一室で32のサークルが出展して開かれたこのイベントも、今や東京ビッグサイトを全館使い、年2回の開催で延べ100万人以上が集まる大イベントになっている。そんなコミケも平成の始まりからトラブルに見舞われ、大きな危機を迎えている。平成最後のコミケを29日に控えた今、拡大と逆境にあった平成のコミケを振り返ってみよう。
先月来、TPP協定での知的財産条項案における交渉が進んでいる旨の一部報道が行われております。特に、著作権侵害の非親告罪化導入等については、我々コミックマーケット準備会(以下、準備会とします)もその状況を大変憂慮しております。 これまでも準備会は、TPPにおける著作権問題に関して慎重な対応をしてくださることを、様々なチャンネルを通じて関係する皆さんにお願いをしてまいりました。 そのいくつかを例に挙げますと、2013年7月には、政府TPP対策本部のパブリックコメント募集に際して、ご意見をお送りさせていただき、非親告罪化導入等について、慎重な対応をお願いしました(下記参照)。 2014年8月には文化庁のご依頼により、文化審議会・文化政策部会のヒアリングに参加致しました。同部会では、2020年をスポーツだけでなく文化芸術の力でも盛り上げていくための方向性のご検討をされており、その議論を深めるために
1月12日、NHK特番で『知られざるコミケの世界』が放映されました。 コミックマーケット87に実際に取材に行き、生の映像を映すというもの。 顔や出展物にモザイク等はほとんどかけない、ありのままを映そうとする企画でした。 全体的にコミケに対して、好意的な姿勢。 いかに楽しくみんなが盛り上がっている場所なのかを解説していました。 そういえばコミケ87にはNHKも出展していましたね。 (関連記事) ところが放映後、Twitterでは「これは光のコミケだ」「闇のコミケを映していない」という声が一気にあがりました。 えっ、光? 闇? 「きれいなところばっかり撮って、ドロドロした部分は映していないじゃないか」という話。 いやいやドロドロなんて見たくないじゃん! と思いつつも、その気持ち、コミケに通い詰めて何年もたつ自分も、ちょっとだけわかるのです。 1・今まで虐げられてきた反動からのコンプレックス オ
マンガ・アニメ・ゲームの総合的ミュージアム「東京国際マンガ図書館」(仮)が準備されているという。 この施設を計画しているのは、創立133年を迎える名門・明治大学。日本のサブカルチャーを総合的に俯瞰できる施設設立を目指している。 しかし明治大学でマンガといえば、「米沢嘉博記念図書館」が有名だ。こちらがあるにも関わらず、なぜ新設させるのか。その意図はいかに? 「東京国際マンガ図書館」(仮)の設立に関わる、同大学国際日本学部・森川嘉一郎准教授にうかがった。 ■今年度中は無理? 「『米沢嘉博記念図書館』は2009年にオープンしたマンガとサブカルチャーの専門図書館ですが、これは当初からより大きな施設構想の実現に向けた、ステップの一つとして造られたものなんです。 その構想自体はすでに公表していて、2014年度を”完成目標”として謳ってきました。実際の完成はそれよりもう少し先に延びるのですが、計画が停滞
私たちコミックマーケット準備会は、全国同人誌即売会連絡会による『「児童ポルノ禁止法」改訂案への反対声明』に全面的に賛同いたします。 また、日本漫画家協会様の声明、日本雑誌協会様・日本書籍出版協会様の声明(PDF)、いずれに対しても強い支持を表明いたします。 そして私たちは同時に、現実に被害者が存在する児童虐待、児童の性的搾取に立ち向かう取り組みを支持することを表明いたします。 今回の法案において、私たちが危惧するのは「政府は、児童ポルノに類する漫画等(漫画、アニメ、CG、擬似児童ポルノ等を言う。)と児童の権利を侵害する行為との関連性に関する調査研究を推進する」という附則の存在です。 日本は、世界最大のマンガ文化が花開く豊饒の地です。一方で、世界に冠たる傑作、名作の影には、数多くの知られることなく消えていく作品があります。 コミックマーケットにおいては、一回の開催で約三万五千サークルが参加し
明治大学によると、1975年に同人誌などの即売会「コミックマーケット」の立ち上げに参加し、長年にわたり同準備会の代表を務め、近年では延べ50万人超の一般参加者を数えるコミックマーケットの理念を形作るのに大きく貢献し、2006年に亡くなったマンガ評論家である米沢嘉博氏(1979年工学部中退)のコレクションの寄贈・寄託を受けて、今夏にも「米沢嘉博記念図書館」を開設することを決定したとのことです。 この米沢嘉博記念図書館は、駿河台の旧明治高等学校・中学校校舎に隣接する猿楽町第5校舎(地上7階建て、延べ床面積約810平方メートル)全体を使って開設される予定となっており、今回寄贈・寄託されたコレクションは、マンガ雑誌・単行本・同人誌・サブカルチャー雑誌など10数万冊以上に及んでいるそうです。 詳細は以下から。 マンガとサブカルチャーの専門図書館「米沢嘉博記念図書館」を開設します 明治大学:TOPIC
故・米沢嘉博さんの蔵書マンガ継承 明治大が図書館2009年1月24日 印刷 ソーシャルブックマーク 06年に亡くなったマンガ評論家米沢嘉博さんの膨大な蔵書を、遺族から寄贈・寄託された母校の明治大学が、夏にも「米沢嘉博記念図書館」を開設することになった。一般にも公開する。貴重な資料も多いとみられ、マンガ文化の研究や継承に活用されそうだ。 あらゆるジャンルのマンガに精通した米沢さんは「存在そのものがマンガ図書館」と言われた。何十万人も参加する同人誌即売会「コミックマーケット」の準備会代表を四半世紀にわたって務め、大きく育てたことでも知られる。 準備にかかわる森川嘉一郎・同大准教授は「カストリ雑誌や、国会図書館にない同人誌やマンガも含め十数万冊はある」とみる。 同大は東京・駿河台キャンパス近くの7階建てビル全部を図書館にする。延べ床面積は約800平方メートル。将来は、マンガ、アニメ、ゲームの複合
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