公権 最近、やたらとお上が公権を発動している。介護事業、英会話教室、食肉業、昨日はエステサロンとその分野は多岐にわたる。私は根っからの関西人気質なので、「お上」と聞いただけで、「とっとと氏ねや」という反応をしてしまうのだが、性質の悪い連中というのは、いつの時代にもいるもので、「後ろめたい事はしない」という信念を持って生きている人達にしてみれば「もっとやれ」というのが偽らざる心境だろうと思う。 いつ頃からこういう動きがでてきたのかと考えをめぐらせると、その発端はおそらくホリエモンや村上ファンドが国や法律に対して相当にナメた真似をした辺りであって、経済産業省も「企業を監視する」という本来の仕事をようやく始めたという事なのかもしれない。私はホリエモン、村上ファンドについて、彼らが「金こそ全てに優先する」という動きをしていたとは思っていないが、副作用的に悪徳に近いような事をしている企業なりが警告を