AI創作物「人間が発明者」 知財計画に見解反映へ―政府 時事通信 編集局2024年05月28日10時22分配信 米オープンAIが開発した動画生成AI「Sora(ソラ)」が作った映像を映したモニター(AFP時事) 政府は28日、生成AI(人工知能)と知的財産権に関する検討会の中間取りまとめを公表した。AIを活用した創作物について「人間を発明者とすべきだ」との見解を打ち出した。6月上旬にも決定する2024年度の知的財産推進計画に反映させる考えだ。 データ学習、意匠権効力なし AIで政府検討会 中間取りまとめは、新技術などの発明過程で「AI自身が人間の関与を離れ、自律的に創作活動を行っている事実は現時点で確認できていない」と強調。「発明の特徴的部分の完成に創作的に関与したと認められる人間を発明者と認定すべきだ」と明記した。 今後、技術の向上でAIが発明の重要な部分を担うことが可能になった場合も想