外国人記者が佐村河内氏に「作曲の証拠を見せてほしい」と迫る一幕も - (C) 2016「Fake」製作委員会 “現代のベートーベン”の異名を取り、2014年のゴーストライター騒動で渦中の人となった佐村河内守氏。希代の“フェイク(偽物)”として非難を浴びた人物に『A』『A2』のドキュメンタリー作家・森達也が密着。単独作品としては15年ぶりの新作となるドキュメンタリー『FAKE』を作り上げた。世間が抱いているイメージを覆す姿を間近で見つめた森監督が、知られざる佐村河内氏の一面を明かした。 【動画】映画『FAKE』予告編 森監督は「最初はまったく興味がなかったのだけど、たまたま会ってみるとフォトジェニックで画になる人物。その場で撮影させてくださいとお願いしました」と回想する。その後もメールで出演交渉を重ねたが、その際に「あなたの名誉回復をするつもりはさらさらない」と伝えたという。「僕は自分の映画