西洋では、卍(まんじ)とナチスのハーケンクロイツ(鉤十字)と混同視することが多い。だが、卍は歴史的にみて、幸運を意味するシンボルとして、幅広い文化圏で使われてきたのだ。 左卍と右卍(卐)があり、現代の日本では左卍が多く用いられているものの、欧米などでは逆向きの「卍」も同様にみなされる場合が多く、法律で使用を禁止している国もある。 ここでは古今東西における、幸福の象徴として用いられていた卍の歴史を見ていくことにしよう。
(CNN) 米オハイオ州のピザ店で、トッピングのサラミをナチス・ドイツのシンボル、カギ十字を想起させる形に並べたとして、従業員2人が解雇された。 同州クリーブランド南郊に住むジェイソン・ラスカさんは6月27日、義母の家を訪ねた帰りにピザチェーン大手「リトルシーザーズ」の店舗に立ち寄り、サラミのピザをテイクアウトした。 帰宅して妻のミスティーさんとともに箱を開けると、サラミがカギ十字の逆向きの形に並べられていた。2人はしばらく絶句したという。 ジェイソンさんは午後10時の閉店前に店に電話をかけたが、話し中だった。ミスティーさんは怒りを込めて、ピザの写真をソーシャルメディアに投稿したという。 「こういう行為が憎悪の火を燃やし続ける。今私たちに必要なことは、まさにその正反対だ」と、ジェイソンさんは話す。 リトルシーザーの報道担当者が29日、CNNに語ったところによると、この店の従業員2人が非を認
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