あんこを白いチョコレートでコーティングした菓子、「かもめの玉子」で知られる、岩手県大船渡市の菓子メーカーが、東日本大震災の津波で失った総本店を再建し、15日、6年8か月ぶりにオープンしました。 その後、順次、各地に店を再建してきましたが、中心市街地に事業の拠点となる総本店を6年8か月ぶりに再建し、15日オープンしました。 式典で齊藤俊満社長は「多くの支援や励ましを受け再建にこぎ着けました。復興道半ばの大船渡市ににぎわいを生み出したい」とあいさつしました。 オープンした店は1300平方メートルほどの広さで、製造ラインが見学できます。 また、菓子のデコレーションが体験できるコーナーも設けられ、早速親子連れがオリジナルの菓子づくりを楽しんでいました。 訪れた人は「津波で流されて大変な苦労があったと思う。新たにスタートした姿はとてもうれしい」と話していました。 齊藤社長は「多くのお客様の姿を見て涙
避難指示解除準備区域で長期滞在が認められた福島県田村市都路では、原発事故から3年ぶりの稲刈りが行われた=2013年10月8日午前9時24分、西本勝撮影 東京電力福島第1原発の20キロ圏内では事故後初となる稲刈りが8日、福島県田村市の都路(みやこじ)地区で始まった。「今年は暑かったし、ここは高地で寒暖があるから、おいしいのが取れるよ」。コンバインを操る農業、坪井久夫さん(63)、千賀子さん(60)夫妻は黄金色の穂に囲まれ、うれしさいっぱいだった。 【「今年の田んぼはちゃんと耕したから」】土よ畑よ、オレは棄てない 福島・田村 見込みの収量は、ひとめぼれやチヨニシキなど12トン強。放射性物質の全袋検査をしたうえで、政府の備蓄米になるほか、事故前からなじみの関東の客にも直売する。「お客さんが田植えから稲刈りまで手伝ってくれたから、とにかくうまい米をという思いでやってきた」と久夫さん。 都路地区
茨城県北部の日立市沖で採取されたスズキから、1キログラム当たり1000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されました。 おととしの原発事故直後以来の高い値ですが、茨城県沖のスズキには国から出荷停止の指示が出ていて、市場に出回ることはないということです。 茨城県によりますと、今月4日に茨城県北部の日立市沖で採取されたスズキを検査した結果、国の基準の10倍を超える1キログラム当たり1037ベクレルの放射性セシウムが検出されました。 茨城県沖の魚介類から1000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは、原発事故直後のおととし4月に、北茨城市沖のコウナゴから2回あっただけで、今回はそれらに次いで3番目に高い数値だということです。 茨城県沖のスズキは、国から出荷停止の指示が出ていて、市場に出回ることはないということです。茨城県は「事故からおよそ2年4か月が経って高い濃度の放射性セシウムが検出さ
福島県産のコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが相次いで検出されている問題で、国や県など関係機関の検討会が25日、開かれ、原因に関する中間報告を公表した。 中間報告によると、カリウムを含む肥料が少なかった水田で生産されたコメのセシウム濃度が高かったことが判明。セシウムの吸収を抑える土壌のカリウム濃度が低かった可能性があるという。 また、土壌のセシウム濃度が1キロ当たり5千ベクレルの暫定基準値を超えていても、コメは基準値を下回っている地点もあることから、明確な相関関係は見られなかった。 【関連記事】 「足りない」と陳情90回…予算案に被災自治体不安 食品と放射能 厳し過ぎて混乱招かぬか 「定義あいまい」…冷温停止宣言で海外反応 東京避難中の福島のパン職人「福島の人作ったパン怖い」に涙 放射性物質に汚染されやすいきのこ類、海産物に注意と専門
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く