ブックマーク / note.com/shinshinohara (5)

  • その「食品ロス」は本当に食品ロスなのか?|shinshinohara

    品ロス削減に熱心な学生が演壇に上り、「農家の現場ではまだ十分べられる野菜が大量に捨てられているのを見てショックだった、これを売ってべれば品ロスは減らせる。規格に合った野菜だけを売るのはおかしい」と訴えていた。会場にいる人達もウンウンとうなづいていた。 そんな中、私に話が振られた。「実は規格外の野菜を出荷しようとすると品ロスが増える」という話を始めた。 「曲がったキュウリは箱の中にうまく収納できず、輸送中にガサゴソ動く。するとスーパーに届く頃には傷だらけになる。かたや、真っ直ぐなキュウリは隙間なく詰められるから傷つきにくい」 「トマトが数個ずつパックされてるのは、プラスチックとラップなどの資源無駄遣いに見えるかもしれない。けれどああでもしないと、日の柔らかくて傷つきやすいトマトを店にまで届けることができない。」 「傷ついてもいいじゃないか、と思われるかもしれない。けれど傷ついた野

    その「食品ロス」は本当に食品ロスなのか?|shinshinohara
    warulaw
    warulaw 2024/05/17
    うちのカレーは国産品に拘ってるので、等級外のトマトと玉ねぎを愛用してる。飲食店では結構普通に使ってるよ。
  • 竹中平蔵氏はひどく賢い|shinshinohara

    竹中平蔵氏はひどく賢い人だと思う。「頑張る人間には報い、そうでない人は淘汰される、それが競争社会、これからそれがますます加速する」と主張。この論理は実に巧み。高給をもらっている人は「自分が頑張っているからだ」と自信を深める。貧困にあえぐ人は自分に力がないからだと自らを責める。 しかし有能だとされて高給をつかむのはごく一部。そうでない人は派遣社員や契約社員などになるしかなく、正社員でも給与水準を下げられ。こうすると、高給取りと正社員と派遣・契約社員とが互いにいがみ合う。労働者同士で反目し合う。「協働」が難しくなってしまう。 「これから競争社会になる」と言えば竹中氏に非はなく、世の中が勝手にそうなるのだと、世界のせいにできる。 こうした構造を作った上で、派遣会社の会長におさまり、派遣社員から上前をはねて自分の収入にする。実に賢い。 また、労働者同士がいがみ合い、反目し合う中で、株主への還元をや

    竹中平蔵氏はひどく賢い|shinshinohara
    warulaw
    warulaw 2023/04/29
    安倍晋三が暗殺されて、たった一人の人間の影響力の大きさに心底驚いたんだわ。彼は凡庸な利権が生んだ空虚な傀儡ではなかったことが衝撃だった。いわんや竹中平蔵もだと思う。(だから速攻で表舞台から逃げたよね)
  • 「勉強しないとどうなるか」という脅し|shinshinohara

    勉強しようとしない我が子を見て、「勉強しないとどうなってしまうか」という将来の話をし、なんとか勉強する気を起こさせよう、とする親は多い。気持ちは分かる。勉強しなければ損をする。我が子を思えばこそ、勉強しとけとアドバイスせずにはいられない、と。ただ。 「勉強しなければこうなってしまうぞ」という話は、子どもにとって脅しとなる。そうした脅しを聞いた子どもは勉強に対してどう思うかというと、「こんな脅しでもかけないと勉強しないと思われるくらい、勉強というのはつらくて面白くないんだ」という裏メッセージを受け取ってしまう。その結果。 ますます勉強するのが嫌になる。脅さなければ勉強するはずがない、という親の思いを感じ取って、ますます勉強に対して気が重くなる。ほとんどの子はこのためにますます勉強が嫌になり、なるべく逃げようとする。逃避しようとする。 ごくたまに例外がいる。もともと勉強ができる子。自分は良い成

    「勉強しないとどうなるか」という脅し|shinshinohara
    warulaw
    warulaw 2023/03/23
    受験の時は毎日伴奏してたなー。毎日夜2時間くらい一緒に勉強やって、自分は資格試験受けた。娘だけ受験生なの良くないとおもったから自分も受験したわ。横でやるだけでも結構効果的だった気はする。
  • 「よそ者」考 郷に入っては郷に「驚け」|shinshinohara

    「よそ者」考。 農業の研究やってると、よそ者が農村に入ってきてイザコザが起きる話をよく耳にする。多いパターンは、大企業勤めの経験のある人が「このど田舎に俺の貴重な経験を教えてやろう」というもの。そして村の慣習を因習と決めつけ、偉そうに説教始めて、疎まれるタイプ。 関係がこじれると、もと都会人は「田舎者めらが!」と見下し、田舎にもともといる人は「なんや、感じの悪い人」となる。都会人が田舎に新風を入れてやろう、と、自分が優位に立ってると考えるとき、よそ者は不適応を起こしがちな気がする。 他方、すんなり順応する「よそ者」も少なくない。 「えー!これどうやったらできるんですか?」「うわー、こんなの、頂いていいんですか?」田舎で目にするもの耳にするもの、全て新鮮で驚き、面白がるよそ者には、みな親切。そして寄り合いがあれば「あの若者に、よそから来た視点を教えてもらおうよ」と、「よそ者」の話に耳傾けよう

    「よそ者」考 郷に入っては郷に「驚け」|shinshinohara
    warulaw
    warulaw 2022/07/18
    これコミュニケーションの本質だよねぇ。俺は一切出来ないから、自分のコンテンツを黙々と磨くことにしてる。学びはすべて独学。
  • 結果をほめるとつけあがることが、プロセスをほめると「頑張り無罪」になることが。ではどうすれば?|shinshinohara

    子育てでも部下育成でも、「ほめて育てる」がかなり出ている。しかしほめると「つけあがる」という現象がしばしば起き、まるで勉強しなくなったり働かなくなったりする。ほめる言葉は子どもや部下のやる気を高めるどころかますます動かなくなる原因になったりする。これはなぜなのだろうか? 「100点ばっかりなんてすごいね」と、結果ばかりほめたり、「営業成績トップなんてすごいね」と成績はかりほめたりすると、逆にやる気を見せず、動かなくなることがある。これはおそらく、不安になるからだろう。今回はたまたま100点が続いた。今回はたまたま大口顧客が大量買いしてくれた。でも次は? 同じ結果を続ける自信がない。なのにほめてくれる人がいて、同じ結果、成果を期待されている。けれど同じ結果を出す自信がない。そんなとき、「オレはやればできるけど今はやらない」という論理武装して逃げ込む。幸い、これまでの成績が実力を示してくれる

    結果をほめるとつけあがることが、プロセスをほめると「頑張り無罪」になることが。ではどうすれば?|shinshinohara
    warulaw
    warulaw 2022/06/29
    これはそうよね。工夫とか改善をしたら行為だけでも十分褒めて、それによって数字に結果がでたらもっと褒めるみたいなのが良いと思う。一緒に面白がるってのもいいよね。
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