この文書は自然検索に対する最適化のリーダー39人の英知を結集したものだ。彼らは、Googleの順位決定アルゴリズム(検索エンジンが検索結果を並べる順番を決める方法)を構成するさまざまな要因について投票した。その結果、この上なく価値の高い情報ができあがった。もちろん、200種類以上あるといわれる要因のすべてが含まれているわけではないが、私見では、Googleのアルゴリズムに関して必要な90%~95%の知識がここにふくまれるはずだ。 順位決定の要因に加え、Googleの順位決定に関してパネリストに尋ねた4つの質問への回答がこの文書の最後に示してある。これだけ優秀な人たちに協力してもらったのだから、貴重な回答をもう少し得られずにはいられなかったのだ。 ※注:この文書は、Googleのアルゴリズムをリバースエンジニアリングすることを試みるものでなければ、ウェブ開発者やウェブマーケターにサイトの最適
“アルゴリズム”は、もっとも非人間的なものの代表だともいえる。ソーシャルメディアにとって、そのアルゴリズムが不可欠だというのは、実に皮肉めいている。 僕はこの間、グーグルがどうやってユーザーデータを集めているかについて書いた記事を掲載した(前編、後編)。今回は、著名なソーシャルメディアサイトが、ユーザーデータを活用する上でどのようにアルゴリズムを用いているのか、白日の下にさらそう。 ソーシャルメディアを成り立たせているのは人間の力だが、ユーザーが入力したデータを利用できる状態にする仕組みは、アルゴリズムによって作られている。現在活動している無数のソーシャルメディアサイトで実証済みのことだが、ユーザーの関与とアルゴリズムによる処理ルールの上手いバランスを見出すことは、とても難しくなりがちだ。これから紹介するアルゴリズムは、悪意のないユーザーと結びついて初めてうまくいくものだ。 人気ソーシャル
検索分野に関わっている者の多くは、グーグルの「QDF」(Query Deserves Freshness:話題の新鮮さ優先の検索)アルゴリズムの働きについてよく知っている。しかし、グーグルがQDF以外にも、検索者の意図を検出するためにプロセスやアルゴリズムの調整をしているのは、ほぼ間違いない。 SEOの業界でかなりよく噂にのぼる話の1つは、複数の意図を持っているかもしれないクエリをグーグルが認識し、(標準的なアルゴリズムに基づく)通常のケースで上位にランクインするはずのページだけでなく、それ以外のページも表示するように検索結果を変更している可能性がある、というものだ。こういうものは「QDD」(Query Deserves Diversity:話題の多様性優先の検索)と呼ばれる。 意図があまり明確でないクエリ、あるいは複数の意図が混じっているクエリを評価するシステムの存在を証明するのは無理だ
検索トラフィック獲得(およびSEO)がうまくいかない7つの原因(後編)#4 複製コンテンツの大規模な問題を抱えている問題点:検索エンジンから見て、君のサイトにまったく同一のコンテンツがいたるところにある。自サイト内に複製コンテンツが数ページあるとか、もっと悪い場合には、ウェブ上のさまざまなところに同じコンテンツが存在するとかね。 こうなると検索エンジンは、どれが正規のオリジナルバージョンで、どれがコピーかを判断する必要に迫られる。さらに、こういう形になっていると、そこにあるコンテンツについて当のページが本来持っている潜在的なランキング価値が薄められてしまう。 原因の突き止め方:9~14語ほどの長さで、短いながらも絶対にそのページにしか出現しない特徴的なフレーズを抜き出す。抜き出したフレーズを「"」「"」で括って、グーグルで検索する。検索結果で最初に出てくるのは、今まさに君がそのフレーズを抽
私たちのところには、検索エンジンからのビジターが全然ないんです…… 僕はこんなセリフを、メールや電話、あるいは直接会って、またはフォーラムなどで、たぶん週に30回以上聞いていると思う。正直言って、そういうとき、みんなが自分でその原因を突き止められるようなリソースを示してあげられれば、ほんと助かるんだよね。 僕が利用できる何らかの媒体さえあれば……何らかのコンピュータシステム上でアクセスできるもの……相互接続しているページのネットワークとか……世界中どこからでもアクセスできるもの……えーっと……世界……規模の……あれっ、ということは……ちょっと待てよ……。 検索トラフィック獲得(およびSEO)がうまくいかない7つの原因(前編)#1 ウェブサイトを開設して間がない問題点:開設したばかりの新しいウェブサイトは、検索エンジンで上位に食い込めないことが多い。 スパムサイトがあまりに多いので(インター
※Web担編注 この記事で示されているようなユーザー行動は、Google Analyticsのデータを利用しなくても、Googleツールバーのデータを見たり、検索結果ページでリンクをクリックしてから戻ってきた行動を検索結果ページのJavaScriptでチェックしたりすることで判断できる。そのため、現時点でも、GoogleがGoogle Analyticsのデータを利用しているという事実は証明されていない。また、グーグルはそれらのデータを直接Google Analyticsから入手することはしないと発言している。 先日、感動的なブログを見つけた。Visioが書いた「直帰率とGoogle検索結果に関する調査データ」というタイトルのブログ記事だ。この記事は、Googleが検索エンジンのランク付けに検索者の行動データを利用していることを証明する、初めての実験を取り上げている。 GoogleはGoo
あなたは勘違いしてないか? 真相究明! CSS都市伝説 ウェブ制作の現場を襲う大きな変化 CSSの真の姿で巷に流れる誤解を解く! 書店のウェブ関連コーナーに圧倒的な物量で並ぶCSS関連の書籍。ウェブ制作の現場でもCSSがトレンドになりつつあり、現場は大きく変化し始めている。では、ウェブマスターにとってCSSを採用することのメリットとはなにか。また、こうした変化の最中には、数々の「都市伝説」なるものが生まれてきているようだ。ここではCSSの正体と都市伝説について検証する。 森川眞行(シリコンカフェ)+CreatorsNet CSSとは「表現言語」CSS正式な名称はカスケーディング・スタイル・シート。シンプルにスタイルシートと呼ばれることもある。 ウェブページを作成する際に記述するHTMLとはウェブページを作成するための構造言語で、文書の骨格を作るためのものだ。これに対してCSSは表現言語とい
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