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光文社に関するushiwatatのブックマーク (20)

  • 傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 - 情報考学 Passion For The Future

    ・傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 驚き。品包装用ラップで傷が治る?。2001年よりインターネットで傷を消毒しない、乾かさない「湿潤治療」を啓蒙する医師の書いた。コペルニクス的な転回が面白い。 ・新しい創傷医療 「消毒とガーゼ」の撲滅を目指して http://www.wound-treatment.jp/ 1 傷を消毒しない。消毒薬を含む薬剤を治療に使わない。 2 創面(キズ)を乾燥させない という二つの原則を守るだけで傷(擦り傷、切り傷、火傷など)が驚くほど早く、痛くなく治ってしまうという。そして消毒薬は、傷を治すどころか、人間の細胞膜タンパクまで破壊してしまうから使うべきではないとする。これまでの医療の常識を覆す最新治療法である。 傷が乾いてカサブタができたら治るというのもウソだと教える。 「カサブタは要するに、中にばい菌を閉じ込めて上から蓋をするようなものである。

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    ushiwatat 2009/07/19
    夏井睦『傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学』(光文社新書)。いわゆる「湿潤治療」について。
  • メディアと作り手の安売りされた未来〜『グーグルに勝つ広告モデル』 岡本一郎著(評:後藤次美):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    すでに旧聞に属する話だろうが、2007年の広告費調査によると、4大マスメディア(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)の広告費はいずれも3年連続で前年割れ。一方、ネットの広告費は雑誌のそれをあっさりと抜いてしまった。 広告で飯をってるマスメディアにとって、ネット広告の急成長は、頭の痛い案件に違いない。じゃ、マスメディアはこの先、どうしたらいいの? そんな悩めるメディア人やマーケッターたちに、書はじつにサクサクと答えを提示していく。 のっけから、マーケッターらしい手つきで、著者はこんな整理をしている。 マスメディアのビジネスモデルの質は、「大衆の注目の卸売り」「アテンション・エコノミー」だ、と。要は、どれだけマスの注目を集めるか。注目量が多ければ多いほど、広告収入も増えていく。 対して、「グーグルは、アテンションではなくインタレストの卸売り」だ。インタレスト(能動的な興味・関心)は、アテンション

    メディアと作り手の安売りされた未来〜『グーグルに勝つ広告モデル』 岡本一郎著(評:後藤次美):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000914-san-soci

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    ushiwatat 2008/06/09
    |新訳文庫の訳者は東京大学大学院准教授の野崎歓氏で、これを手厳しく批判したのは立命館大学教授の下川茂氏| 翻訳の良し悪しは難しい問題だけど、改訳したならせめて一言断りは入れるべきかな、とも思う。
  • ジャーナリスト・石井政之の書評ブログ�:�『新しい階級社会 新しい階級闘争』橋本健二(光文社)

    →紀伊國屋書店で購入 「アンダークラスの怒りを鎮めることは可能か」 講演の仕事のために移動中の博多行きの新幹線で書を読んでいた。その日に、佐世保で乱射事件が発生、翌日「犯人が自殺」という朝日の号外を読みながら浜松に戻った。 書の後半では、格差社会で低所得者層に位置づけられるアンダークラスの若者たちが、犯罪という形でその怒りを暴発させ、自壊していく様子も表現されていたため、佐世保乱射事件とシンクロしながら読むことになってしまった。乱射事件では犯人が自殺。真相は藪の中だが、ストーカー的な動機によるものと新聞報道されている。読書と現実が模倣しあうような感覚。苦い読書体験である。 書では、日社会のなかで急速に格差が拡大し、フリーター、派遣労働者という非正規雇用労働者の階級---アンダークラス---に属する人たちが増えていることがデータによって示されている。ここまでは、格差社会を論じる類書と

    ジャーナリスト・石井政之の書評ブログ�:�『新しい階級社会 新しい階級闘争』橋本健二(光文社)
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    ushiwatat 2007/12/25
    赤木智弘の話とかなり接近するか。
  • 旅する読書日記 カラマーゾフ続編

    Amazonマイストア 鈴木先生 3 越境の時 イッツ・オンリー・トーク 沖で待つ 星新一:一〇〇一話をつくった人 表現のための実践ロイヤル英文法 知識の哲学 ロボットの心 猛スピードで母は デカルト―「われ思う」のは誰か これが現象学だ 縷々日記 その名にちなんで 停電の夜に ものすごく面白かった。 『カラマーゾフの兄弟』を読んだとき、「どう考えたって、これは続きがあるだろう!」と思わず声に出したものだが、実際、作者はこれを「第一の小説」と位置づけ、続く「第二の小説」を具体的に構想していたのだという。そのこと自体は僕以外には周知のことだったらしいが、ではその続編の内容はいかなるものか、アリョーシャが革命家になって肯定暗殺を企てた果てに処刑されるというのは当か、といった具体的な内容を、多くの研究成果をふまえながら推論してゆく書は、

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    ushiwatat 2007/11/07
    亀山郁夫『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』。|真に惹きつけられたのは、実は『カラマーゾフ』続編の話そのものよりも、作品の時代背景に関する説明のなかに出てくるロシアのキリスト教の異端セクトたち|
  • 進路の悩み - 雑種路線でいこう

    知ってはいたが90年代以降の大学院重点化政策によって博士が量産され、教員のポストが足りず半数近くが失業しているという話。いろいろと考えさせられたのだが、ここ半年くらい悩んでいた自分が博士を目指すべきか問題については仕事上のキャリアを捨ててまで入院する必要もないかなと。 あと自分があちこちの大学で非常勤講師とかしていることについて、箔がつく気がしたり、他人に教えることも勉強になるよねと引き受けていたのだが、ノラ博士が溢れているご時世に定職を持った人間が非常勤でコマを持つというのは、ひいては若者を抱えなくなった大学経営に荷担していることに気づかされたり。産学連携の議論について、もうちょっと先方の事情も考えながら、どこかにしわ寄せがいかないスキームを考えた方がいいのかも。 著者の指摘するように博士がみんな教員を目指すのではなく、社会人として余裕ができてから博士を取る人々が増えたり、彼らが学術的知

    進路の悩み - 雑種路線でいこう
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    ushiwatat 2007/11/01
    水月昭道『高学歴ワークングプア』。|PDCAサイクルは、もちろん学界にいてできるひともいるのだろうが、僕は産業界にいて官界や学界との関係性を持ちながらやった方がパフォーマンスを出せる気がしてきた。|
  • Condensed Matter Research Group

    「事象の地平線」は移転しました。 訴訟専用掲示板はこちらです。 平成19年(ワ)第610号 債務不存在確認等請求事件 判決(平成20年7月18日 山形地方裁判所) 原告:天羽優子、被告:マグローブ株式会社・上森三郎・吉岡英介  (大学については訴え取り下げ) 主文 1 別紙1,2のウェブログの書込み中、赤線で囲まれた部分について、原告がこれを削除する義務が存在しないことを確認する。 2 訴訟費用は被告の負担とする  被告が、原告の削除義務を立証せず、内容についても全く争わなかったために、認容判決となった。   別紙1内容(ウェブログ「事象の地平線」にあったもの) 2007/11/21 マグローブ株式会社から圧力をかけられています(1) [裁判]  マグローブ株式会社という、磁気活水器の会社が、掲示板の運営に圧力をかけまくっている。削除要求が出たコメントをここに引用しておく。こ

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    ushiwatat 2007/10/19
    水月昭道『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場としての大学院」』。
  • [書評]マネーはこう動く-知識ゼロでわかる実践・経済学(藤巻健史): 極東ブログ

    藤巻さん、ユーロも外したしサブプライムも外したなあ。おそらく内容は「極東ブログ: [書評]藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門」(参照)と同じだろう。これは読む必要はないか、と実は素通りだった。「マネーはこう動く 知識ゼロでわかる実践・経済学(藤巻健史)」(参照)である。 が、今月のVoiceで彼はこの新著についてこう触れていた。 稿を執筆している九月十八日現在、サブプライムローンの問題が騒がれ、日米の株価が落ちたため、それまで絶好調だったの売り上げが鈍り、「話が違うじゃないか」という読者のお叱りも受けた。しかし率直に申し上げて、私の判断はいまも変わっていない。 へぇ。と思って、早速買って読んでみた。副題に「知識ゼロでわかる実践・経済学」とあるように、前半は経済学的な話が比較的わかりやすく書かれていてちょっと退屈かな、いやこういう基礎はしっかり復習しておくといいかな、ああ、

  • 東京大学(教育社会学)・本田由紀の書評ブログ?:?『ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか』樫村愛子(光文社)

    →紀伊國屋書店で購入 「寄る辺のなさ」を埋め合わせるものは何か いま、人々は日々を生きる中で、「寄る辺のなさ」の感覚を強めている。この「寄る辺のなさ」(=流動化・不安定化=「プレカリテ」)の根には、生活を成り立たせる物質的基盤(雇用や収入)が揺らいでいるという現状がある。でも、この「寄る辺のなさ」を、そういった物質的な側面から捉えるだけでは不十分だ。人間の存在のあり方そのものにかかわる精神的な面での「寄る辺のなさ」を解読し、分厚く正確に記述する営みがもっと必要だ。 日では、ごく最近まで、あるいは現在も、社会の中で特に「寄る辺のない」状態にある人々に対して、「それはあいつらが駄目な奴らだからだ」という語り方がされることが多い。たとえば「ニート」もそうだった。「ニート」は意欲や自信がなく一歩を踏み出せない「駄目な奴ら」として語られてきた。私はそういう「ニート」バッシングに抗うために、『「ニー

    東京大学(教育社会学)・本田由紀の書評ブログ?:?『ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか』樫村愛子(光文社)
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    ushiwatat 2007/10/18
    |もう「阿吽の呼吸」を前提とすることができる社会ではないからには、「言葉」を鍛えることが不可欠なのだ。/そして、そのような明晰な「言葉」だけでなく、他方では混沌や猥雑さが豊かにうずまく場が必要だ|
  • カラマーゾフの兄弟 - 新・整腸亭日乗

    数多い文庫のなかで、「光文社古典新訳文庫」の企画は快挙と言っていいだろう。亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』がよく売れているらしい。ドストエフスキーが多くの読者を獲得していることは嬉しいことだ。遅ればせながら、亀山新訳を読み始め、第2巻第5編『大審問官』まで読み進めた。沈黙するキリストと大審問官の緊張あふれる物語をイワンがアリョーシャに語る。 カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) 作者: ドストエフスキー,亀山郁夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 257回この商品を含むブログ (468件) を見るカラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) 作者: ドストエフスキー,亀山郁夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/11/09メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 89回この商品を含むブログ (194件) を

    カラマーゾフの兄弟 - 新・整腸亭日乗
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    ushiwatat 2007/10/09
    タイトルにだけ反応すれば狭義の逆説ではないように思う。大小あれ常に歴史との連続でしか現在を理解できないということではないかな。未来の参照項たりうる文章を待ち侘びること。
  • 毒食品の嘘|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    前回の『ニューズウィーク』 (2007.10.3)の特集-「危ない品」は危なくない-は良かったですね。こういった「検証」の記事が少し早い動きで出るようになったのかなとは思うのですが、いいことだと思います。 私はそもそもは生活情報誌に編集部で仕事をしてました。今でもレシピ仕事をしています。雑誌でアンケートをとっても「の不安」がすごくて、これは書きたくもないことを書かなくちゃいけない、書かなくちゃいけないことを書けない状況になるのは当に嫌だなと思います。 先日スーパーで買い物をしていたら、「この野菜は中国産しかないの!どうして!なんで!」と店員さんに怒っているおばさんがいました。なんだかもう・・・気持ちはわかるんですが、怖い・・・。 『ニューズウィーク』はこう報じます。 ---- 中国野菜をいっさい使わない「チャイナフリー」給を富山市がスタートさせたのは、9月のこと。349品目30

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    ushiwatat 2007/10/06
    煽った方が売れるのでしょうかね、やはり。松永和紀『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(光文社新書)への言及も。
  • [書評]『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する(亀山郁夫): 極東ブログ

    「極東ブログ: [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳)」(参照)で扱った新訳「カラマーゾフの兄弟」の訳者がその訳業に重ねて、満を持して発表した続編説であり、現在水準の研究成果も反映し、穏当とはいえないにせよ、さすがに否定しがたい圧倒的な想像力をもって書かれている。編集者の女性もものすごいお仕事をされたようだ。新訳カラマーゾフの兄弟の魅了された人にとっては必読書になるだろう。 ただ私は、亀山の想定はもっとも大きな線で間違っていると思った。ブログなので夜郎自大な話になるかと思うし、別の書評のようにあえて韜晦に表現しておくほうがいいのかもしれない、が、率直に書いておきたい。 私の読みが間違っているということは大いにありうるというか、その留保は当然のこととして、なぜカラマーゾフの兄弟という小説が書かれたのか、この小説のテーマは何かということが、「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する(亀山郁夫)」

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    ushiwatat 2007/09/25
    亀山郁夫氏の表題作に対し、自らの続編構想を展開。|亀山が指摘するように、現存するカラマーゾフの兄弟は後半をもって完成するのであり、後編想定なくして前編だけの評価では足りない|
  • 新訳「リア王」はスゴ本

    シェイクスピアは「リア王」が一番ドラマティックで面白い。松岡正剛は「シェイクスピアの最高傑作である」と断言している[証拠]。今回は光文社の新訳で「リア王」を再読ッ、めがっさ読みやすいにょろ~。人間の弱さ・醜さ・おぞましさが、スラスラ読めるおそろしさッ! しかも新訳を手がけたのは、現役の演出家でもある安西徹雄。なので、現場の酷使に耐えうる「生きた・今の・ことば」となっている。昔からの定番、新潮文庫の福田恒存訳と比べてほしい。わたしが好きな忠臣ケントの罵詈雑言で、まず旧訳から。 ごろつきさ、無頼漢さ、大口開けて他人のおこぼれ待ちの乞野郎と思っている、賤しくて高慢ちきで、薄ぺらで物ほしげな面附きの、節季節季のお仕着せと一年百ポンドのお給金が何より頼りの、生涯毛むくじゃらの薄穢い下野郎だ、肝玉は白ちゃけた百合の花、喧嘩となれば直ぐさま畏れながらと訴え出る、父無し子で、うぬぼれ鏡と睨めっこばかり

    新訳「リア王」はスゴ本
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/25
    参考。福田恒存訳との比較、劇のネタ本への言及もあり。
  • 田村隆一の、人生相談は、若いうちに

    詩人の、人生相談。あるいは、翻訳家としておなじみの言葉の達人が、20代の悩みへ真摯に応える。まっすぐな視線にたじろぐかもしれないが、いい具合にユーモアが効いてるので、胸まで届く。 たとえば、こう。 【問】 18歳の童貞です。女性を前にすると、必要以上に緊張してしまうんです。女の人に対してもっと自然に振舞える良い方法はないものでしょうか。 【答】 その緊張を持続させることのほうが、これからはたいへんさ。 この一行に凝縮されている、「女ナル存在」に向き合うための心得って奴が。女性に礼儀正しく接する、女性を尊敬する、いつまでも女性を好きでいつづけるための心構えがある。これは、分かってしまえばなァんだ、と腑に落ちるアタリマエのことなんだけど、それを知らずにこのトシになってしまったのが、わたし。 わたしこそ、18の春に知りたかった。 さりながら、女性へのまなざしは、時に厳しい。 女性が品のあるかわい

    田村隆一の、人生相談は、若いうちに
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    ushiwatat 2007/09/19
    田村隆一『ぼくの人生案内』 逆転の発想が面白い。口下手を悩む人に|【答】 話していることなんて、ほとんどはデタラメなんだ。| また女性に対し|女性が品のあるかわいいお婆ちゃんになるのは、芸術に近いことだ|
  • [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

    爽快に読める亀山郁夫新訳が全巻揃うまで読書開始は待とうと思っていたが、最終巻を期待していた春頃、なかなか出ないので、よもやまたかという懸念があったが、7月に5巻で完結した。訳者の苦労に感謝したい。そして50歳になってこのが読めたことを深く自分の人生の喜びとしたい。 大げさな言い方だと自嘲もするし、私など些細な存在だが、この書籍に呪われたような人生だった。私はある意味では早熟でクラソートキンの歳でこの作品に挑んだ。旺文社文庫箕浦達二訳で読み始めたのだった。ロシア語はわからないが(それでも大学で学んだっけと思い出す)良い訳だった。が、二巻までしか出版されなかった。その後旺文社文庫自体が消えた。魯迅もプラトンも鴎外も漱石も私は旺文社文庫で読み、学んだ。 いつの日か箕浦訳が出ると確信していて3年が過ぎ、5年が過ぎ、10年が過ぎた。アリョーシャの歳にもなった。そしてその歳も過ぎた。しかたなく継ぎ接

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    ushiwatat 2007/09/18
    弥が上にも読みたくさせる書評。
  • 院生の穴蔵

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    ushiwatat 2007/08/04
    『カラマーゾフ』の亀山訳と原訳、また亀山氏の 『『悪霊』神になりたかった男』(みすず書房)について。
  • かなり身に覚えのある「地下室の手記」

    [劇薬小説を探せ]は続くよ、どこまでも。「骨餓身峠死人葛」や「問題外科」といった、読んでる途中から気分が悪くなるような小説は片付いた。今では、読了した後になって、読んだことをジワジワと後悔するような小説を選んでいる。今回はドストエフスキーの「地下室の手記」。[人生を狂わせる毒書案内]でも強力にプッシュされているし、新訳も出たことだし。 で、読んでみると…これが笑えるんだ、あざけり笑いの方。40喪男のあまりにも自意識過剰っぷりがおかしくてタマラン。こいつ、バカじゃねぇの、考えすぎー、しかも笑い取りたいのか自らドツボにはまってる。 例えば、見知らぬ男を激しく恨む。なぜか? 居酒屋でそいつが強引に押しのけたから。「俺をモノのように扱いやがって!」と屈辱感に苛まれ、あいつと決闘してやる!ストーキングして名前や行きつけの場所を突き止める。で、「あいつとすれ違うとき、どいてやらないんだ!」と息巻いてチ

    かなり身に覚えのある「地下室の手記」
  • 週刊誌「袋とじ」革命 ヌードから美人アスリート

    週刊誌の「袋とじ」企画に、50人の女子スポーツ選手の試合写真が登場し、ネット上でちょっとした話題になっている。これまで「袋とじ」といえば過激なヌードや、女子アナのスキャンダラスな写真ばかりだった。いまや主役は交代し、ヌードやスキャンダルとは無関係な女性アスリートがもてもてだ。 「ヌード写真の比率を下げなくてはいけないんです」 この「袋とじ」は写真週刊誌「フラッシュ」の2007年5月22日号。タイトルは「推定バスト&カップ付き´07年美女アスリート『隠れ巨乳』50連発」 ここにはバレーの木村沙織選手、テニスの中村藍子選手、ゴルフの辻村明須香選手、フィギュアの安藤美姫選手、競泳の山田沙知子選手(いずれも推定バスト90センチ以上)などが紹介されているが、パンチラなど「お宝」写真が載っているわけではない。 なぜヌードではなく女子スポーツ選手の試合写真なのか。J-CASTニュースが「フラッシュ」編集

    週刊誌「袋とじ」革命 ヌードから美人アスリート
  • メッセージ

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  • 書評 - 春宵十話 : 404 Blog Not Found

    2007年03月05日01:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 春宵十話 新書ブームの次は、復刊文庫化ブームだろうか。 春宵十話 岡潔 光文社文庫を見て、そんなことを感じた。 書「春宵十話」は、大数学者岡潔が、毎日新聞に連載したエッセイ集の復刻。初上梓は何と1963年で、1969年(私が生まれた年)に角川文庫に一度収録されているので、今回は再復刊ということになる。 驚くのは、その内容の新鮮さ。とても40年以上前に書かれたものとは思えない。これが数学書なら驚かない。「ダイヤモンドは永遠の輝き」とはデビアスの宣伝文句だが、それはむしろ数学的発見にこそふさわしい。文学書でも、まあ驚きは少ない。源氏物語からカラマーゾフの兄弟まで、「不朽の名作」と呼ばれ、そして未だに売れ続けるものは確かにある。もっとも私は文学に関してはこの説は反対で、後世の作品に上手に援用された結果、オリジナルが褪せるとい

    書評 - 春宵十話 : 404 Blog Not Found
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