子宮頸(けい)がんワクチン(HPVワクチン)の安全性に関して調べた「名古屋スタディ」が公表されて久しい。この調査は名古屋市の要請を受けて行われた大規模な疫学調査だが、その結果は注目を浴びることなく埋もれた形になっている。厚生労働省がワクチン接種の積極的な勧奨を取り下げ、その扱いは中ぶらりんの状況が続く。名古屋スタディを監修した名古屋市立大学医学部公衆衛生学分野の鈴木貞夫教授に調査の意義や子宮頸がんをめぐる現状などについて改めて聞いた。 ◇3万人のデータを解析 ---名古屋スタディとは? 子宮頸がんワクチンは、2013年4月に小学校6年生から高校1年生までの女子を対象に無料で受けられる定期接種が始まりました。ところが、接種後にさまざまな症状の訴えがあり、わずか2カ月後に厚生労働省が「積極的な勧奨はしない」とのスタンスを公表しました。ちょうど6年前のことです。 こうした中、名古屋市はHPVワク
医療=お薬、になっていることを憂う。 医者の勉強会では、ほぼ全てに薬のの宣伝が入る。 臨床研究も薬屋さんのためで、患者さんは利用されるだけ。 製薬会社から多額の報酬を得ている医師のランキング。→こちら 何が本業なのか、きっと自分も分からないのだろう。 ****************************************************** シリーズ「製薬マネーと医師」を始めます http://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e1/ この原稿はワセダクロニクル(2018年6月1日配信からの転載です。) 2018年6月4日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp -----------------------------------------------------------------
子宮頸(けい)がんの原因となるウイルスの感染を防ぐ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」の有効性と安全性をめぐる評価や、接種の積極的勧奨を再開すべきかどうかは、専門家の間でも様々な意見があります。4人の専門家に聞きました。 森臨太郎・国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部長 どんな薬、ワクチンにも効果がある一方で、副作用や副反応もあります。有効性と安全性をめぐって意見が対立するとき、どのように合意形成し、政策を決定していけばいいのでしょうか。世界の臨床試験の結果を再検証し、科学的根拠に基づく医療の普及につなげる「コクラン」の日本代表を務める、森臨太郎・国立成育医療研究センター研究所政策科学研究部長に聞きました。 意思決定されない状況、大きな問題 ある薬品について、行政レベルで大きな問題があったとき、「まず止めましょう」というのは正しい判断だったと思います。ただし、その際、止めて
製薬企業から講演の謝礼で年間1000万円以上の提供を受けた医師は184人最高は4700万円.。 医局への研究費ではなく、影響力の大きな医師が個人として製薬会社から受け取ったお金。 薬漬け医療の背景には「製薬ムラの広報係」をやるエラいお医者さんの医学会ムラがある。 「製薬ムラの広報係」にならないために 渡辺 周 (MRICからの転載) 製薬分野の取材で抱き続けてきた疑念が、現実のものとして明るみに出た。ワセダクロニクルの創刊特集「買われた記事」では、電通、共同通信、地方紙がスポンサーである製薬企業のため、報道記事を装った薬の「宣伝」を読者に届けていたことを暴いた。20年前から、それぞれが「製薬ムラ」の一員として忠実に業務をこなしていた。 私が製薬分野の取材を始めたのは、古巣の朝日新聞で特別報道部に在籍したいた2013年だ。「政治とカネ」については、リクルート事件など数々のスキャンダ
「医療タイムス」が抗認知症薬の少量投与容認容認を一面で報じている。 大きな扱いなので驚いたが、読みごたえのあるいい記事になっている。→こちら 「適量処方」はまだ第一歩を踏み出したばかりだが、膿をしっかり出していく。 6月1日の事務連絡を、信濃毎日新聞は一面で報じた。 他の地方紙も大きく報じた。 しかし大手メデイアはどこも報じない。 6月3日に私が記者会見をしても、それでも報じない。 なぜか。 スポンサーが製薬会社だからだ。 読者よりスポンサーの顔色のほうが大切なのが大手メデイア。 ちなみに、今日発売のの週刊現代の「読者の反応」の中にも 「アリセプトを中止して嘘のように元気になった、ありがとう」という記事があった。 こうした家族の声を「抗認知症薬の適量処方を実現する会」が代弁してきた。 それが少しずつ、周知されつつあることは収穫であり嬉しい。 ちなみに、この活動はすべて理事の手弁当である。
浜六郎(はま・ろくろう) 医薬ビジランスセンター理事長。中立的視点の医薬品情報誌を発行。著書に『高血圧は薬で下げるな!』など 長尾和宏(ながお・かずひろ) 兵庫県尼崎市で長尾クリニックを開業。著書に『病気の9割は歩くだけで治る!』など 薬が招く感染症 浜 コレステロールが高いことがあらゆる病気の原因のように言われていますが、それは間違っています。そのことを、私を含め十数人の研究者が6月に「BMJオープン」という医学雑誌に発表しました。 長尾 「BMJ」はイギリスの一流雑誌ですね。 浜 60歳以上の方を対象に長期間追跡した研究をしらみつぶしに調べた結果、LDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロールが高いほうが長生きするということが証明されました。 コレステロールが高いとすぐスタチン(クレストール、リピトールなど)を出す医者が多いですが、まったく意味がない。むしろ有害です。 長尾 私は動
子宮頚がんワクチン訴訟について、MRICに上昌広先生が書かれた文章。 上先生は私もよく知っているマスコミにもよく登場される東大の偉い先生だ。 今日3本目の記事になるが、みなさまにはよく読んで、意見を書いて欲しい。 ********************************************************************************** 「子宮頸がんワクチン訴訟」で明らかになった「情報」と「制度」の不足 上昌広 2016年5月6日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp --------------------------------------------------------------------- 3月30日、子宮頸がんの発症を抑えるための「ヒトパピローマウイルス(HPV)」ワクチンの予防接種による副作用を
世の中には、”エビデンス”という言葉が蔓延している。 なんでも数字で勝負、が現代社会でるが、どこか上手に騙されてはいないだろうか。 正直「エビデンスとはお金があれば捏造もできる仮説」であると常々思っている。 私はいつも”エビデンス”という言葉を振り回す市民やマスコミや医療者が おかしくてしょうがない。 ”エビデンス”という言葉の意味を知って振り回すのであればまだしも、 まったく知らないマスコミの人の取材を受けた時などに、泣きたくなる。 私は、”エビデンス”とは”確率に基づいた仮説であると勝手に理解し流している。 誰に教えられたことでもなく、30年以上、医者をやっていての直感に過ぎないが。 だからなにかというと、”エビデンスはあるのか?”と尋ねる無邪気な マスコミの方がたにはどう対応すればいいのか、いつも困ってしまう。 当院に勉強に来る医者には必ず聞く。 「君は、いままでに、ひとつでもエビデ
子宮頚がんワクチンを再開すべきだという専門家の意見が根強い。 しかしこれだけの数の犠牲者を出しているのに打てるわけがない。 私はそう思うのだが、おかしいのだろうか。科学的ではないのだろうか。 私は後遺症の患者さんを診ているので、接種再開の意図が理解できない。 こんな少女たちの存在すら、まだ認められていないこと自体も、オカシイ。 再開を待っている産婦人科医の考えた方とは、以下のMRICの記事のような意見だ たくさんの犠牲者には「人道的配慮」と言うが、犠牲を前提とした再開には反対である。 「科学的思考と人道的配慮がある」としておけば、何をしてもいいというのか。 私のようなものは科学的思考ができない人間の代表だろうが、それでいい。 ***********************************************************************************
子宮頚がんワクチンの後遺症に苦しむ少女たちの集団訴訟が始まった。 私は、この患者さんを診させて頂いているが、後遺症は凄まじいものだ。 それでも「接種再開!」と叫ぶ医者がいるというから、もう信じられない。 今日も、その少女が親と来院された。 果たして全回のグルタチオン点滴が効果があった、という。 今日は2倍量にして点滴をすることにした。 診察の終わりがけに、うかつにもサングラスを外してみた。 たった1秒で、その少女の腕が激しく痙攣した。 すさまじい反応。というか反射的な激しい痙攣。 瞬間的に首も座らなくなった。 そしてビッコを引いて入ってきたが、片足が動かなくなった。 そのサングラスは医療用の特殊なもの。 1秒でも目に光が入るとまさに生死に関わる。 太陽光より室内光のほうが刺激が辛いという。 家に居ても明かりは一切つけることができない。 目は見えるのに、少しの光でも脳が瞬間的にスパークする。
過剰診断説「無害なもの発見」VS被ばく影響説「原発近くで増加」 東京電力福島第1原発の事故後、福島県民の健康調査の一環として県が実施している子供の甲状腺検査で、昨年末までに166人が甲状腺がんやがんの疑いとされた。有識者でつくる県の検討委員会は全国的な統計に基づいて推計される患者数に比べ「数十倍多いがんが発見されている」と指摘。検討委や環境省は「放射線の影響とは考えにくい」としているが、専門家の間でも意見が分かれる。議論の争点や、患者の治療の現状を探った。 「わが国の(自治体による)地域がん登録で把握されている統計などから推定される有病数に比べ、数十倍のオーダー(水準)で多い甲状腺がんが発見されている」。2月15日、県の検討委は中間とりまとめ最終案で、原発事故の約半年後から30万人以上を対象に始めた甲状腺検査の結果をこう表現した。 この記事は有料記事です。 残り4556文字(全文4926文
インフルエンザの治療薬、タミフルを服用したあと、マンションから飛び降りて死亡した愛知県の中学生2人の遺族が、薬の副作用が原因と認めるよう求めた裁判の2審で、名古屋高等裁判所は「服用が原因と裏付ける事情がない」として1審に続いて遺族の訴えを退けました。 愛知県では11年前に知立市で、中学2年生だった、秦野皓平さん(14)がインフルエンザの治療薬タミフルを服用したあと、自宅マンションから飛び降りて死亡し、9年前にも蒲郡市で中学2年の女子生徒がタミフルを服用後にマンションから落ちて死亡しました。 薬の副作用による被害を救済する独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」が副作用による異常行動と認めず、遺族一時金を支給しない決定をしたことから、2人の遺族が、決定を取り消すよう機構側に求めました。 去年3月、1審の名古屋地方裁判所が訴えを退けたため、2人の遺族が控訴していました。 5日の2審の判決で、名古
当院では毎日のように、様々な臓器のがんを発見、診断している。 一方、がん治療の後半戦や終末期の方に寄り添う在宅ホスピスもしている。 今、多くの国民が望むのは「否定でも過剰でも無い」患者中心のがん医療である。 先日、元・慶応大学の近藤誠氏をどう思うか、という取材を受けた。 その記者も近藤誠氏に”洗脳”されているので、何を話してもチグハグである。 「がんもどきのどこが間違っているのですか?」と来る。 「あのね、君ね、どこがって聴かれても、どこから話そうか・・・」 大半の記者さんは、がんもどきが大発見であると、思いこんでいる。 「たしかに、がんもどき、のようながんはありますよ」 「やっぱり! それは発見ですよね!?」 「いや、そんなもん昔から誰でも知っていますよ。天寿がんって言うじゃないですか?」 「天寿がん??」 「ほおっていても一生、それでは死なないがんのこと。甲状腺がんなんてそれが多い」
中咽頭がんを患い療養中の音楽家坂本龍一(63)が、映画「母と暮せば」(山田洋次監督、12月12日公開)の音楽を担当し活動を再開するにあたって、現在の心境を明かした。 坂本は3日、公式サイトに文書を掲載。昨年、咽頭がんに罹患(りかん)していることがわかりすべての仕事をキャンセルして治療に専念することになったことにより迷惑を掛けたとして関係者に謝罪するとともに、多くのファンや友人からの励ましを受け、「こんなに心に響いたことはありませんでした。ありがとうございました」と感謝した。 病気の発覚については「実は自分が1番驚いたのです」と振り返った坂本。20年以上前から健康に大きな関心を寄せ、マクロビオティックや無農薬有機食品を摂ることなどを心がけてきたという。そんな健康への自信から、喉に違和感を感じた際も、「万が一にもそれががんだとは疑いもしなかったのです」と明かした。 病気発覚から1年が過ぎ、「お
産経ニュースに、近藤誠氏の子宮頸癌についての週刊誌記事、およびその記事に対する産婦人科医たちの反論についての記事が掲載された。 ■【日本の議論】「病院は金のためなら平気で子宮を奪う」異端医師・近藤誠氏の週刊誌記事に「産科婦人科学会」怒り心頭(1/4ページ) - 産経ニュース 産経ニュースで言及された産婦人科医たちの反論はウェブ上でも読めるため、リンクしておく。 ■大阪大学医学部産婦人科 |患者様へのご案内 ■週刊誌がひどい|宋美玄オフィシャルブログ「〜オンナの健康ラボ〜」Powered by Ameba 本エントリーは、近藤誠氏の子宮頸癌に関する主張が誤っていることを理解している読者が対象である。詳細は上記リンク先を参照していただきたい。ご質問がある方はコメント欄で質問していただけたら回答する用意がある。 本エントリーの趣旨は、間違った主張に対する対応策についてである。産経ニュースによれば
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