東京都は5月28日、大型で走行距離が長い商用車両での水素活用に向けて、燃料電池(FC)トラックの実装化を促進するため、FC小型トラックの導入支援に加え、新たにFC大型トラックの導入と、FCトラックの運用に必要な燃料費に対する支援を開始すると発表した。FCトラック実装支援事業とFCトラック燃料費支援事業として申請受付を開始した。 FCトラック実装支援事業では、車両本体価格を、FC小型トラック(2.5トン~8トン)に対して最大1300万円、FC大型トラックに対して最大5600万円を助成する。助成対象トラックと同等仕様のディーゼルトラックの車両本体価格が事業者の負担額となるよう設定している。