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元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 昔とは違うパチンコ店での環境 私がパチンコ店でアルバイトしていたのは大学生の時、平成4年あたりだった。当時は今と違い時給も安く、環境も最悪だった。マルハンや123など大手のチェーン店などなく、個人商店のパチンコ屋がほとんどだった。現在のパチンコ店の変わりようにとても驚いている。 昔は3Kの超ブラックな職場だったパチンコ店 平成4年、私がアルバイトしていたパチンコ店は韓国人が経営していた。その地域に4店舗あったので当時としては大手だったのかもしれない。大学の先輩の紹介でアルバイトとして入店した。簡単だと先輩から聞いていたが、超絶ブラックだった。 キツイ 汚い 給料やすい と3拍子が完全に揃っていた。 常連客からの嫌がらせがひどい 一番嫌だったのがお客さんのガラが悪すぎること。サラ
パチンコ客に大人気だったモーニングサービス 朝1番でお客さんを呼びたいパチンコ店はモーニングサービスを始めた。モーニングサービスとは前日に大当たりを仕込んでおき開店後、着席1発で大当たりする状態にして置く事。投資が最小になるので開店前からモーニング台を狙って行列が毎日出来ていた。 パチンコ客にとってはうれしいサービスだが、モーニングを仕込むのは結構めんどくさいのである。 パチスロをパターンに入った状態(大当たりフラグが立った状態)にするためには、大当たりするまでゲームを消化し続けなければならない。人の手でゲームを消化していると朝になる可能性がある。しかし… 機種毎に打ち込み機という便利な機械がある 基盤に接続すると大当たりフラグが立つまで自動的に機械がゲームを消化し続ける。これを使えば閉店作業している間に勝手にモーニングがセットされる。店には打ちこみ機が5台あったので毎日5台モーニングを楽
昔は自分で玉やコインを流していた 今ではパチンコ客が勝手に玉やコインをジェットカウンター(計数器)に流すことはできない。パチンコ店員が流しチェックしている。しかし、昔は自分で勝手に流す事ができた。店員は楽じゃんと思われがちだが、実はトラブルが多いのである。 パチンコ玉をパチスロの、コインをパチンコの計数器に間違えて流す客 どこのパチンコ屋でもパチンココーナーとパチスロコーナーは分かれている。そして、ジェットカウンター(計数器)も分かれており、見た目から明らかに流れていかない構造なのが分かる。しかし、パチンコ客は平然と逆の計数機に流すのである。 パチスロのジェットカウンター(計数器)にパチンコ玉を流した場合、コインの幅とパチンコ玉の直径が明らかに違うので入れたところでジェットカウンターの入り口がパチンコ玉でてんこ盛りになるだけである。取り除くことも簡単だ。 しかし、パチスロのコインをパチンコ
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 基本的にパチンコ客は細かいお金にうるさい パチンコしに来ている時点で金銭感覚が麻痺しているので、パチンコ・パチスロの機会に何万円も平気でぶち込む。そんなお金の使い方をしているくせに細かいお金になると途端に口うるさくなる。 食べ物や飲み物代をケチるパチンコ客 パチンコに行くとなれば軍資金を数万円財布に忍ばせて一攫千金を狙うパチンコ客。当たるまで際限なくお金を突っ込んでいく。長時間打っていると喉が乾いてくる。そこでジュースなどを買いに行くのだが、彼らは 店内の販売機は高いから外の激安販売機で買う のである。本人は【節約した!】と満足げだがなんか変だ。 食事はもっぱら激安フランチャイズ店 食べ物も同じだ。王将などに行くといろんなメニューがあって定食もある。800円程度であろう。しかし
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 店長になったのはいいが環境が悪すぎる 27歳で順調にパチンコ店長になれた。平社員の時と違い、これからは自分の裁量で仕事ができると内心喜んでいた。しかし、その期待は見事に裏切られた… 部下の主任と班長はなんと… 店長初日、意気込んで挨拶をしようと朝礼をしにホールに出た私は愕然とした… 主任は56歳の元上司。この人は長老としてみんなに信頼されているいわば会社の番頭さん。気さくで私が店長になれたことを心から喜んでくれた。 班長は私と共に主任をしていた【S】26歳。この男はパチンコ店を渡り歩いているいわば「パチンコ店員」になるために生まれてきたような男。性格はずる賢く、不正が大好きな男だった。何かと私を敵対視し、よく罠にはめられそうになった。私が先に店長になったことを不満に思っているの
拘束時間が異常に長いパチンコ店長 「パチンコ店長」と肩書きを見ればうらやましがられる人も多いですが現実はそうではない。私も店長になる前は正直「うらやましい」と思っていた。しかし、パチンコ店長になってみるとその過酷な現実が身に染みてわかった… 平社員の楽な仕事内容と勤務時間 平社員は実働8時間の完全2交代制。早番は8時30分~16時30分、遅番は16時30分~23時30分まで。週に1度は必ず休みがあり給料は手取り23万円。 平社員の仕事は基本パチンコホールのシマ管理。1コースを割り当てられ玉箱の上げ下ろし、コインの補充、ジェットカウンターでの交換作業。 女性パチンコ店員はカウンター業務を行う。単純作業なので慣れるとこれほど楽な仕事はない。 班長クラスの微妙にしんどい仕事 平社員のリーダー的存在の「班長」は基本平社員の仕事をこなしつつ、シフトの調整や段取りを行う。勤務時間は変則で早番は8時~1
特に見栄っ張りでブランド品が好きなのはパチンコ主任。外見は田舎者の兄ちゃんって感じ。彼は無類の女好きでいい恰好をしたがる。しかし、彼がもっているブランド品は あきらかにパチンコ店の景品 で見た事のあるものばかりである。キーケース、財布、小銭入れは全て同じブランド。 そのブランドはMCM(エムシーエム) 当時パチンコ店の景品は2500発(1万円分)までしか置けなかったが、箱と中身を分けてそれぞれ『2500発』として置いていた。4万円分なら中身を4つに分けて『2500発×4』としていた。 主任は新作が入荷する度に買い占めていた。MCMの商品は本物かどうか分からないが、彼が持つと限りなくうさんくさい偽物っぽく感じた。 部長は高級ブランドが大好き 部長は経営者だけあって直営店で購入する高級ブランドが大好き。しかし、彼はセンスがないので、ディスプレイに飾ってある組み合わせをそのまま買う事が多い。 例
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 あなたは女性パチンコ店員に好かれている?それとも… パチンコ、パチスロが大好きなあなたなら1度は思った事があるだろう。いつも話しかけてくれるかわいいパチンコ女性店員は、自分の事をどう思っているんだろうか…と。かわいい店員ならなおさら気になるところですね。 元パチンコ店長が店側から見た「パチンコ客をどう思っているのか?」について話します。 パチンコ店オーナーからみたパチンコ客 これはどこのお店でも同じだと思います。ズバリ… 養分でしかありません。 ただただ毎日お金を運んできて来てくれる人。それだけです。ちなみに私の働いていたパチンコ店オーナーはよくこう言っていました。 今日もたくさんの『ゴ○』と『コ○キ』が来とるやないか! 最初に聞いた時は引きました… 男性パチンコ店員からみたパ
お金がないから増やしにパチンコに行ったはずが… パチンコをする人のほとんどは『お金がないから』。口では『遊べたらいい』とか『純粋に面白いから』とか言う人がいるが、そんなわけないだろう。全員がお金を増やしたいと思ってパチンコ店に行くはず。 しかし、お金がなくて増やそうとする人は絶対に勝てません。 高設定というのは絶対に勝てるという意味ではありません。 新装開店の時や「○○のつく日」とかいかにも出そうなイベントをしている店がありますよね。朝早くから期待に胸を膨らまし、「絶対に勝てる」と信じ込んでいる。しかし、 絶対に勝てるという事ではないのです。 設定6が本当に入っていたとしても大当たり確率がちょっと高いだけで、100%当たるわけではありません。パチンコ店も商売なので絶対に店が儲かるようになっているんです。 いくら大当たり確率が良くても運が悪い人は当たらない。 かなり回さないと確率通りにはなら
私が学生時代アルバイトをしていたパチンコ店に設置されていたマニアックなパチスロ【トライアンフ】。1992年の話。 後にも先にもココでしか見たことがない。印象と言えば【爆裂連チャン】と【スタートレバーがない】という事だけだ。 スタートレバーがない!? 普通のパチスロは左側にリールを回転させるためのレバーがついている。しかし、このトライアンフはスタートレバーがない。 その代わりにスタートボタンがついているのである。 要するにスタートもストップも全てボタン式。この斬新なパチスロはお客さんを戸惑わせた。 いつもの癖でレバーを叩く動作をしてしまい空振りするのである。 とにかく意識して打たないと空振りの連続で、スムーズな遊技ができない。とにかく何度やっても慣れなかった。しかし、お客は打ち続けた。その理由は… 出だしたら止まらない爆裂連チャン性 面倒くさいプレイスタイルを我慢して打てるのはひとえに 恐ろ
客がいようがいまいがパチンコ店員は出勤させなくてはいけない。する事がなく暇そうにあくびをしている店員、立ったまま寝ている店員…パチンコ客はどうやったら増えるのか?毎日頭を悩ませていた。 その現状を見たオーナーが言い放った。「あまえら、接客態度が悪いから客がいないんだよ!今から徹底的に接客の訓練をやれ!」その言葉から地獄が始まった… あいさつは大声で。ありえないくらいの大声で!集客の基本は大声だ! まずはあいさつから特訓。大声でとにかく大声で!パチンコ店の外にまで聞こえるように店員に指示。何人かは「何でこんな事させるんや」という顔をしながらも大声を出していた。 店内にはお客さんゼロ。「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」「またのご来店お待ちしております!」と怒鳴りまくる。 しかしほとんどの店員は恥ずかしいのか、納得できないのか一切声を出さない。そういう店員にオーナーは指示を出した。
時代はCR機へ。パニーカードを購入して遊戯する時代へ パチンコといえば遊技台のとなりにある玉貸し機へ100円、500円の現金を投入して玉を借りていました。 しかし、CR機という大当たり確率変動を許可された遊技機が導入され始め、現金で玉を借りるシステムがなくなってきました。 券売機でカードを購入して玉を借りるシステム プリペイドカードを事前に購入してカード残高分だけ玉を借りられる。1000円、2000円、5000円、10000円と数種類あるプリペイドカードを購入する。 初期の頃は通常のプリペイドカードと同じで残高があっても換金できない。不良カードであってもパチンコ店では換金できないため、カード会社に郵送して現金にしてもわなくてはだめで数週間かかる。 お金のある人や、当たるまで打つ人は10000円の高額のパニーカードを購入するが、大半の人は1000円、2000円のカードを購入する。しかしそれで
面接をして入社したい理由を聞くとほとんど「パチンコ、パチスロが好きだから」と答える。しかし彼らはパチンコ店の仕事を勘違いしている。 パチンコ店の仕事は力仕事の雑用がメイン パチンコ、パチスロの知識がいかされると思って入ってきた社員は全く仕事にならない。彼らが目につくのはパチスロのリーチ目であったり、パチンコの釘になっているから。 お客さんが大当たりしても液晶の演出ばかり気になり、ドル箱を交換する事は頭にない。パチスロのリーチ目がでた客がいると後ろで立ち止まり当たるまで見ている。他のお客さんのコイン補給は頭にない。 仕事はお客さんのドル箱の上げ下げと交換、パチスロではコイン補給がメイン。他には不正をしていないかの見回り、灰皿の交換。この事を理解させるにはひと苦労だった。 台入れ替えの時には役に立つ 新台入れ替えの日は設置されていた台を外し、トラックまで運ぶ。そして新台をトラックから運ぶ。パチ
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 なぜあなたはパチンコ店で働こうと思っているのか? どの求人雑誌を見ても目に付くのがパチンコ店の求人。パチンコ店内外にもデカデカと【スタッフ募集】の広告が張られている。それをみて「応募しよう」と思ったあなた、惹かれた部分は何ですか? メリットは何と言っても高時給の給料 私がパチンコ店でアルバイトしていた25年前は【給料安い】【きつい】【汚い】の最強の3Kでした。時給は800円。客もガラが悪く理不尽な暴力を受けることも日常茶飯事。正社員と呼ばれる人たちはヤンキーややくざ者、元犯罪者と最悪の環境だった。 しかし、現在は【給料が高い】【楽】【キレイな店舗】と最高の待遇が用意されている。時給は1500円以上、玉箱もなくなり腰をやられる重い玉箱の上げ下げもない、最新の空気清浄器が設置されて
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 アオリまくりでパチンコ客の冷静さを失わせるマイクパフォーマンス! 今ではすっかりなくなりましたが20年前のパチンコ店は外観は【ネオンギラギラ】【紅白幕】、店内は【パンチパーマの店員】【くわえタバコの店員】【ド派手なマイクパフォーマンス】が当たり前だった。中でもマイクパフォーマンスはデキるパチンコ店員の必須スキルだった。マイクパフォーマンスって何?と言われる若いパチンカーのために解説していこう! 本来は新台の紹介やタイムサービスの案内だった 今のパチンコ店と違って昔は新装開店は超ビックイベントだった。数か月、数年に一度の新装開店にパチンカーは前日から泊まり込みで並んでいた。しかし新台だからといって出るとは限らない。むしろほとんど出ない。長時間並んでいた客は期待感がハンパなくハマっ
客のお金を根こそぎ吸い取るマシーン登場! 阪急十三駅の前にはパチンコ店がたくさんある。場所が場所だけにいつもお客さんでいっぱいだ。私は昔ながらの羽もの(ヒコーキ)が好きなので決まって【トキオデラックス】を打つ。 まぁ、役モノが辛く当たらない時は本当に当たらない。打つのは決まって時間の都合のつく土日ですので負けるのも当然だが。 資金が尽きて銀行に行こうして出口で驚くものが設置されていた なんとキャッシュカードでパチンコのプリペイドカードを購入できる機械が設置されていた。銀行まで行く手間が省けていいシステムといえばいいシステムだ。 パチンコに熱くなってパチンコ軍資金が尽きて銀行に行くと、何人かは我に返ってパチンコ店に戻るのをやめてしまう。パチンコ店内にキャッシュコーナーを設置すれば我に返る事がほとんどなくなり、さらに熱くなり残高のすべてを使ってしまうだろう。 昔はサラ金のビルの1階にパチンコ屋
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 スロットのモーニングでは客は集まらなかった 当時、開店時にパチスロが当たる状態で準備しておく『モーニングサービス』をどこのパチンコ店も行っていた。当然ウチも『1機種に付き3台』づつ計12台に大当たりを仕込んでいた。 しかし、お客さんが集まらない。閉店時にモーニングのパチスロ台が手つかずのまま残っている日もあった。 教えても打たないパチンコ客たち あまりにも客が打たないので思い切ってモーニング台を教えた。さすがに打つだろうと思いきや打たない。全く私の言う事、いや店自体を信用していない。 「どうせダマしで1,000円損させる気だろう?」 と言ってきた。ここまで信用がないとは思わなかった。終わっている。ならば 露骨に勝ちが見えるサービスならさすがに打つだろう! と思い、ある事を実行し
爆裂権利モノが幅を利かせていた1995年頃。アルバイトをしていたパチンコ店にマルホンのソルジャーが設置されていた。遅番で夕方にホールに入るとソルジャーのシマはドル箱でタワーが出来ていた。 4000発入るドル箱を山積みにしている人がいると思えば、朝からハマりっぱなしで地獄状態の人が共存している。まさに一発逆転の可能性を秘めた遊技の枠を超えた権利モノである。 返しが「ゼロ」なので投資スピードがハンパなく速い デジパチだとデジタルを回すためにスタートチャッカーに玉が入賞すると7発ほど出てくる。しかし、ソルジャーは権利モノで返しがないスルーチャッカー。 ゆえに玉が減るスピードがハンパなく、投資スピードも早いのである。2,3万円くらいはあっという間になくなる。 現金機でしたのでお客さんの中には3万円~5万円を一気に500円玉に両替する人もいた。 そのためソルジャーのシマにある両替機はしょっちゅう『5
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 パチンコ管理職の人は好き嫌いが多い アルバイトのシフトやコース割は主任や班長が決めることが多い。 主任も班長も人間なので店員に対して好き嫌いがある。要領のいい店員はうまく立ち回り、味方につけて都合のいい環境を作っている。しかし、要領も悪く好かれない店員は仕事の上でも扱いが悪くなる。 シフトはお気に入りの店員優先 基本的に早番、遅番を1週間で交代する勤務。中には『ずっと早番』『ずっと遅番』がいい店員がいる。しかし全員同じ条件での交代なので意見は通らない。しかし、お気に入りの店員だけは融通がきく。 自分のいう事をよく聞く店員 プライベート付き合いのいい店員 自分の事をおだててくれる店員 好みの女子店員 上記の条件に当てはまっている店員ならばシフトのわがままが通る。一生懸命に働いてい
元ヤンでとにかくいいカッコしいのパチンコ店主任がいた パチンコ店主任田中(仮名)は元暴走族のヤンキー。当時28歳だったがヤンキーが抜けきらず「見るからに暴走族」という風貌でした。要領だけは良かったらしくトントン拍子で主任にまで出世した。 とにかく高級なブランドが大好き パチンコ店にはヤンキーの女性店員が多くいた。主任田中は彼女たちの気を引くために頑張った。 車はクラウンマジェスタ(中古)を購入。 彼らヤンキーの仲間内でVIP車と呼ばれる車を好んだ。しかし、高級車なので新車では買えない。中古でローンを組んで購入していた。それでも当時300万円位したのではなかろうか。 財布やかばんはルイヴィトンやグッチ 当然身の回りの小物も高級ブランド品。若い女性パチンコ店員が好きそうなものを買いあさる。時計はロレックス。 残念ながらどれも彼に似合っていない。 パチンコ店主任の給料はそんなにいいのか? 店長の
まじめで気が利く頑張る社員 態度が悪い、素行がわるいパチンコ店員が多い中、真面目に働くパチンコ社員がいた。 遅刻、欠勤なし、さわやかで気が利きパチンコ客からも人気があった。 真面目パチンコ社員の誕生日が近づいていた 残業や他の社員が嫌がる仕事も嫌な顔一つせず、率先して頑張る社員。しかし、他の社員と同じ給料。何か褒美でもあげようと考えていた。 お金(給料)を上げると他の社員からクレームが来るので、お金以外の品物にしようと考えた。しかし、彼の趣味や好きな物が分からないので本人にズバリ聞いてみた。すると とんでもないモノを欲しいと言ってきた。 パチンコ社員が欲しがったものとは 彼の欲しがったもの…それはなんと パチスロ台だった! パチンコ店の地下の倉庫には新台入れ替えで不要になったパチンコ代やパチスロ台がたくさん保管してある。定期的に倉庫を社員に掃除してもらっていたのでその時にパチスロ台をチェッ
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。
初代ミリオンゴッド(4号機)で沢山のスロッターが散っていった 初代ミリオンゴッドがホールに初登場した時、あまり客付きは良くなかった。当時はネットがあまり普及しておらずミリオンゴッドのゲーム性や打ち方がわからない人がほとんどだったので敬遠していたのであろう。 打っている人は打ち方がわからないまま延々と金を入れ続けた ミリオンゴッドは絶対に左⇒中⇒右と順押ししなくてはいけない。なぜならばペナルティーを喰らうからだ。数ゲーム間ATの抽選確率がゼロになり無駄な投資を強いられる。 運悪くペナルティー中に最大の大当たり【GOD揃い】を引くと最悪である。しかし、そもそも【GOD揃い】の恩恵が分かっていない人がほとんどだったのでただただ当たらない台としか思っていなかったのだろう。 GOD揃いを夢見て大量の諭吉さんがコインサンドに投入される 導入からしばらくたつとパチスロ攻略マガジンなどにミリオンゴッドの打
過酷な長時間勤務 店長になると給料が増えて権限も大きくなり仕事にやりがいが出てくる。しかし、それと同時にプライベートの時間が全く無くなる。 朝の7時30分~25時まで毎日働きづめだった。 用事は隙間時間にこなす 1日中の勤務にくわえ、休みも全くなかった私は自分自身の用事を済ますことも困難だった。独身だったので特に大事な用事はなかったのだがそういう問題ではなかった。 特に困ったのが当時付き合っていた彼女とのデート。日帰りの旅行すら連れて行ってあげる事が出来ず、いつも彼女から不満の文句を言われていた。 しかたないので「ご飯に行ってくる」と主任に店を数時間任せ、彼女とのデートの時間を作った。それでも彼女の不満はなくならなかったので買ったばかりのスカイラインを彼女専用にして納得してもらった。彼女が大の車好きでよかった。 夜中の1時くらいに仕事が終わり、すぐに寝たいのだがそこから彼女とドライブデート
パチンコ店員はジェスチャーでやり取りする パチンコ店で働くようになって気づいたのだが、店員同士が『あるジェスチャー』を使って意思の疎通をする事が多い。なぜなら 店内はうるさくて話し声は聞こえないからである。 ではどのようなモノがあるか見ていきましょう。 電話は音ではなくランプが光って知らせる 当時は携帯電話があまり普及していなかったため、客の連絡は店の電話を使う事が多かった。しかし、店内がうるさすぎて近くの電話の呼び出し音も聞こえない。なので着信があるとランプが激しく光るように改造された電話が備え付けられていた。 そして電話のジェスチャーは今と同じく電話の格好 これは普通で私にもわかりました。 休憩やトイレに行きたい時のジェスチャー これは冒頭の写真にあるような腕を『Tの字』にする。タイムの『T』だろうか?意味は分からず全員が使っていた。 店員の彼氏や旦那、そして社長が来たときのジェスチャ
あきらかに行動のおかしいパチンコ客がいた パチンコ客はほとんどが常連客。一度は見た事のある顔ばかりである。 ある日、30代後半の男性と20代前半の女性の夫婦らしき客がやってきた。何かは分からないが、おかしな雰囲気を感じた。 毎日開店から閉店まで打ちっぱなし 翌日からその夫婦は朝一番からやってきた。そして昨日と同じスロット台に座り打ち始める。出なくても際限なくお金をつぎ込む。そして閉店まで打ち続ける。 次の日も朝一番から同じ台を打つ。そして閉店を迎える。次の日も同じ。そしてある事に気づいた。 2人とも毎日「同じ服装」だった どう見ても風呂に入っていないような風貌だった 店員たちも彼らをおかしいと思い始めてみた。 店の駐車場で車で生活していた たまたま夜中に駐車場を見に行った時に、不審な車が止まっていた。 ワンボックスカーで神戸ナンバー(県外ナンバー) フルスモークで中が見えない。その時私は一
おとなしく上品なおばあちゃんは常連客 パチンコ店はガラの悪いおっさんの客がほとんどだが、中には普通におとなしいお客さんもいる。そのおばあちゃんは着ている服、話し方が上品でパチンコ店の客っぽくはない。 毎日午前中だけ羽モノの『たぬ吉くん2』を打ちに来ている常連さんだった。 持ち玉が減らないおばあちゃん おばあちゃんはいつも少ない投資で大当たりを引く。そしてお昼に帰る時には800発入る玉箱2つを必ず交換する。交換しなかった日はない。 『いつも勝てるなんてすごいおばあちゃんだな』と思っていた。 打つコツがあるんだろうか?と思い暇だったのでおばあちゃんの後ろで見ていた。すると、すぐにVゾーンに玉が入り大当たり。打っている動作に不思議な点はない。ただツイているだけか…お昼過ぎになりおばあちゃんはいつものように2箱交換していた。 あれ?今日見ている限りでは大当たりは1回だったはず。じゃあ、あの玉はどこ
元パチンコ店長が1997年〜2005年あたりのパチンコ店の環境、店員やお客さんについての裏話をアップしています。 パチンコ店の給料以上に稼ぐアルバイト、その方法とは? 25年前に私がアルバイトしていたパチンコ店の話。その店はほとんどが大学生のアルバイトで運営していた。時給は750円と激安。しかし、アルバイト達は文句も言わず毎日働いている。 大学4年間をパチンコ店のアルバイトに費やす人もいた。なぜなのか?実際にアルバイトをしてみて実態がわかった。それは… 玉貸し現金サンドやハンドルからの副収入が多かった 当時はCR機はなく、全て現金(100円、500円)を投入して玉を借りるシステムだった。玉貸しサンドは相当古く、硬貨を投入しても感知せず返却口に戻ってくることもしばしば。 そして、当時はハンドルを固定するのに100円玉、500円玉を挟む人がほとんどだった。台入れ替えがほとんどない当時はハンドル
誰も知らない新台が数多く導入された 客もいないのに新台入れ替えは頻繁に行われた。しかし、有名どころのパチンコ、パチスロ台ではなくマニアックなものばかり導入された。 地域発導入にこだわった 集客するにあたって、他のパチンコ店と同じ機種を導入してもパチンコ客が増える訳はない。そこでどこのパチンコ店にも導入されていない台ばかりチョイスされた。 そんな事は言っていても多少知っているだろうと思っていたら、本当に知らない台ばかりでした。 導入されたマニアックな台たち 新台入れ替えで導入された台を紹介します。 クレイジーチェリー メーカー:バークレスト 4号機。中リールにチェリー図柄があるのが特徴。チェリーが中段に止まると3枚、上下段に止まると9枚という変則的な払い出し。 とにかく当たると連チャンしまくり箱を積み上げている人が大勢いた。 原人7 メーカー:マツヤ商会 4号機。筐体、リール図柄がダサくて超
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