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台風8号(メアリー)は、あす13日には関東甲信地方にかなり接近し、上陸する恐れがあります。あす13日の午後をピークに荒天となるでしょう。今回の台風は比較的コンパクトなため、台風が近づくと急に雨や風が強まる恐れがあります。また、台風の勢力はそれほど強まることはありませんが、熱帯由来の暖かく湿った空気を運びこむため、特に大雨に警戒が必要です。 関東甲信地方は、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、あさって14日の午前中にかけて大雨となる所がある見込みです。特に、あす13日の午後には台風本体の活発な雨雲がかかるでしょう。雷を伴った激しい雨となる所があり、あさって14日の午前中にかけて警報級の大雨となる可能性があります。 あす13日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で 関東地方北部:60ミリ 関東地方南部:80ミリ 甲信地方:100ミリ 伊豆諸島:100ミリ その後、あさって14
10日午前9時、小笠原諸島の西の海上で熱帯低気圧が発生し、北上しています。 今後、あす(11日)の朝までに台風に変わる見込みです。その後もやや発達しながら北上し、今週末、関東に接近し、荒れた天気となる恐れがあります。台風の接近前から、海はうねりが入り、波が高くなりますので、海のレジャーを予定されている方は、十分にご注意ください。 事前に、大雨に備えておくポイントは、次の3つです。 1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。 2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。 3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良い
きょう27日、気象庁は「関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。関東甲信は過去最も早く、東海と九州南部は過去2番目に早い梅雨明けです。 きょう27日、気象庁は「関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 関東甲信地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月16日ごろ)より19日早い梅雨明けで、統計開始以来最も早い梅雨明けです。6月中の梅雨明けは、6月29日に梅雨明けした2018年以来4年ぶりとなります。 東海地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月17日ごろ)より20日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1963年(6月22日ごろ)以来です。 九州南部は平年(7月15日ごろ)より18日早く、昨年(7月11日ごろ)より14日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1955年(6月24日ごろ)以来です。
日本気象協会が、本日24日(金)に発表した「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは、異例の早さで九州南部~東北南部にかけて「6月下旬」の予想です。最も早い梅雨明けとなる所も多くなるでしょう。東北北部は7月中旬の予想です。 日本気象協会の「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは、異例の早さで、九州南部~東北南部にかけて「6月下旬」の予想です。最も早い梅雨明けになる所も多くなりそうです。東北北部は7月中旬の予想です。 この先は、太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、平年より早く九州~本州を高気圧が覆うと予想されます。 そのため九州南部~東北南部は、6月下旬に「梅雨明け」の予想です。6月下旬に梅雨明けとなると異例の早さで、最も早い梅雨明けとなる所もあるでしょう。 『6月下旬に梅雨明けとなると』 九州南部 2番目に早い(これまでの最早は1955/6/24頃、6月は2
6月の満月は「ストロベリームーン」。ネイティブアメリカンが毎月の満月に付けていた名前に由来し、6月は野イチゴの収穫時期とされていました。月の色とは関連のない呼び名ですが、実際に月が赤みを帯びて見えるタイミングがあるかもしれません。 太陽は夏至の日に最も南中高度が高くなり、冬至の日は低くなります。満月になるのは、地球を中心にして太陽と月の位置が一直線上に並ぶ時。地球の地軸には傾きがあるため、夏至の頃の満月は南中高度が低く、冬至の頃の満月は高くなり、太陽とは逆になります。 そのため、夏至(2022年は6月21日)を間近に控えた今回のストロベリームーンは、1年のうちで地平線に最も近い軌道を通ります。地平線に近い夕陽が大気の影響を受けてより赤く見えるように、出始めの低い位置にある月は赤みを帯びて見える可能性があります。6月14日の月の出は18時59分頃。今回の満月は、早めの時間帯に観測してみてはい
パラシュートのコードとして使用されているパラコード。命を守るためのものなので頑丈に作られており、最近ではアクセサリーやキャンプギアを作ったりと色々な用途で使われています。今回はパラコードを使ったキーホルダーやストラップ、ハンギングチェーンの作り方を紹介します。 パラコードでの小物作りで用意するもの 筆者撮影 パラコードでの小物作りで用意する道具 パラコードでの小物作りは、編み方さえ覚えてしまえば、ハサミとライターがあればどこでも作ることができます。 あとはアクセサリーパーツがあれば、自分オリジナルのアクセサリーが作れますよ。
日本列島では、冬になると日本海側を中心に大雪に見舞われることが多々あります。 大雪になると予想された場合には、数日前から気象庁などが注意・警戒を呼びかけますが「JPCZ」という言葉が出てきたときは注意が必要です。 JPCZとは… Japan sea=「日本海」 Polar air mass=「寒帯気団」 Convergence=「収束」 Zone=「帯」 の頭文字をとったものです。 冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込みます。この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分されますが、その風下である日本海で再び合流し、収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成され、雪雲が発達しやすくなります。 この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。こうしたJPCZの影響を受けるのは、主に東北南部や
先日、12月17日(金)~18日(土)にかけて、北陸など日本海側を中心に一晩で50センチ以上も積雪が増えるドカ雪となりました。その原因は、冬型の気圧配置が強まり強い寒気が流れ込んだ事と、JPCZと呼ばれる日本海寒帯気団収束帯が形成された事です。 冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風(寒気)が日本海に流れ込みます。この冷たい風(寒気)は、中国と朝鮮半島の境界付近にある長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)により二分され、その風下(日本海)で再びぶつかり収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成、雪雲が発達しやすくなります。 大雪のもう一つの原因は、この冬は日本海の海面水温が高い事です。大陸からやってくる冷たく乾いた空気(寒気)は、日本海でたっぷりと水蒸気を補給して、雪雲へと成長します。そのとき、日本海の海面水温が高いとより多くの水蒸気を得るため雪雲が発達、大雪を降らせます。今
きょう25日(月)午前9時、フィリピンの東で、台風20号「マーロウ」が発生しました。中心気圧は1002Pa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sです。 今後、台風20号は発達しながら、北よりに進むでしょう。まだ、予報円が大きく進路は定まっていませんが、29日(金)頃には暴風域を伴い「非常に強い」勢力で、小笠原諸島に近づく恐れがあります。今後の台風の動向に注意が必要です。最新の情報は、tenki.jpでご確認ください。 「マーロウ」は、マカオが用意した名前で「めのう(瑪瑙)」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、
非常に強い台風16号は、26日(日)6時現在、フィリピンの東を北西に進んでいます。 このあとも発達を続け、徐々に北よりに進路を変えるでしょう。あす27日(月)には最も強いランクの「猛烈な」勢力になりそうです。 まだ台風16号は日本列島からは遠いですが、沖縄や奄美では今日26日(日)から徐々に波が高くなり、あす27日(月)には波の高さが4メートルの予想で、海上はしけるでしょう。沖縄や奄美では今日のうちから高波への備えが必要です。 台風16号は、28日(火)から30日(木)にかけて、「猛烈な」勢力を保ったまま北上を続けるでしょう。波だけでなく、台風周辺の湿った空気が段々と本州付近にも流れ込んできそうです。 10月1日(金)には、やや勢力を落とし「非常に強い」勢力で、伊豆諸島近海に進む見込みです。上の図は台風の影響を予測する気象モデルの計算結果のひとつです。関東や東海、東北の太平洋側にも、台風周
空気の冴える秋は名月の季節。虫の声が月見の風情を盛り上げます。もう過ぎてしまいましたが、今年は10月1日が「中秋の名月」、翌2日が満月で、両夜とも、多くの地域で煌々とした、少し赤みの強い月が見られましたね。今年はその名月を待っていたかのごとく、キンモクセイが10月初旬からいっせいに咲きだしたようです。近年なぜか非常に人気が高く、メディアの露出も多いこの花のもつ謎について取り上げたいと思います。 キンモクセイ(金木犀 Osmanthus fragrance Lour. var. aurantiacus Makino)はモクセイ科(Oleaceae)モクセイ属に属する常緑小高木で、ジンチョウゲ、クチナシとともに俗に「三大香木」とされ、甘く強烈な花の芳香が特徴です。かつては、キンモクセイの強い芳香による消臭効果を期待して、汲み取りトイレの近くに植えられることが多く、トイレの消臭剤もキンモクセイを
日が落ちるのも早くなり、秋の気配が漂い始める時期になると、ある危険生物の攻撃行動が激しくなり、被害が増加します。その生物とは、そう、スズメバチです。日本では、刺咬事故の死亡例のほとんどはスズメバチによるもの。さらにオオスズメバチは、ミツバチの巣を襲い全滅させるなどの農業被害ももたらすため、徹底駆除を訴える人も少なくないかもしれません。でも、本当にスズメバチは害をもたらすだけの危険な邪魔者なのでしょうか。 スズメバチ(雀蜂 胡蜂)はハチ目スズメバチ科に属し、日本列島には島嶼も含めて17種が生息分布します。ハチによる刺咬被害は数多く発生していますが、中でも死に至るほどの激甚な被害事例のほとんどは、スズメバチの中でも世界最大で、英語圏ではJapanese giant hornetと呼ばれるオオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)と、人家近くに巨大なマーブル柄の丸い巣を
週間予報を見ると、8月のスタートは全国的に晴れ間があっても、関東から九州は雨が降りやすいでしょう。2日は全国的に雨が降り、3日以降も曇りや雨の所が多い見込みです。特に太平洋側は高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすくなります。晴れていても雲が広がりやすく、急に雨雲や雷雲が発生することもありそうです。 これから8月、9月にかけて台風シーズンが本格化するでしょう。平年の台風の発生数(年間で25.1個)のうち、8月だけで5.7個と年間でも最も多くなっています。また8月から9月は日本列島を縦断するようなルートをたどることが多く、8月に接近するのは平年で3.3個、上陸は0.9個で、日本へ大きな影響をもたらす可能性が高くなります。最新の3か月予報によると、8月は日本の南海上で積乱雲が発生しやすい時期がありそうです。台風まで発達することも大いにあるでしょう。 これからの本格的な台風シーズンに備えて
23日(金)午後9時、南鳥島近海で台風8号「ニパルタック」が発生しました。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風8号は今後、日本の南を北よりに進む見通しです。 27日頃には、北日本と東日本に接近する恐れがあり、今後の台風の動向に注意が必要です。 「ニパルタック」は、ミクロネシアが用意した名前で「有名な戦士の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
ところてんにかけるものといえば、酢じょうゆが一般的です。からしを添えたり、白ゴマをかけたりなど、アレンジも可能。 でも、1000年以上も前に京都や奈良に伝わったところてんは、もともとはからし酢をかけて食べられていたそうです。 ところが、江戸時代に千葉などでしょう油づくりがはじまると、しょう油味のところてんが登場。それとともに、酢を使う江戸前寿司なども広まって酢の人気も上昇。そこで関東では、しょう油と酢を使って、ところてんを食べるようになったといわれています。 ただ、宮城県あたりだと、酢じょうゆに砂糖を加えて食べたり、秋田県では生姜じょうゆで食べたりするようですが、いずれにせよ、関西以外では、ところてんは“甘いもの”というスタンスではなく、しょう油をベースにした「おかず」的なもののようです。 関西出身の人に、ところてんに何をかけて食べるかをたずねると、ほとんどの人が黒蜜と答えるのではないでし
19日月曜午前9時、南シナ海で台風7号「チャンパカ」が発生しました。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風7号は今後、南シナ海を西よりに進む見通しです。 この台風による日本への直接的な影響はない見込みです。 「チャンパカ」は、マレーシアが用意した名前で「ハーブの名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
18日日曜は、北・東日本を中心に「危険な暑さ」がレベルアップ。最高気温が35℃以上の猛暑日地点は、今年最多と予想されています。東京都心など今年1番の暑さになる可能性がありますので、熱中症には厳重な警戒が必要です。 17日土曜は、広い範囲で厳しい暑さとなりましたが、18日日曜の暑さは、ポイントが2つ。 1つは「北日本や東日本を中心に、猛烈な暑さになる」ということ、もう1つは「暑さがレベルアップする」ということです。 最高気温は、北海道帯広市や岩手県一関市、福島市、福島県会津若松市は37℃と、体温並みの暑さの所もあるでしょう。最高気温35℃以上の猛暑日地点は、17日土曜は41地点でしたが、18日日曜は今年最多の50地点以上と予想されています。埼玉県熊谷市は36℃と、今年初の猛暑日になり、東京都心でも今年1番の暑さになる可能性があります。 西日本は30℃前後の所が多いですが、大阪は33℃まで上が
きょう17日、気象庁は「近畿・東海で梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 近畿地方、東海地方は、平年(7月19日ごろ)より2日早く、昨年(8月1日ごろ)より15日早い梅雨明けになりました。 近畿・東海では5月16日ごろに梅雨入りしてから、きのう(7月16日)まで、梅雨の期間が62日となり、統計開始以来最も長い梅雨となりました(※速報値)。 近畿と東海は、向こう一週間は高気圧に覆われて、おおむね晴れる見込みです。 ※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。 近畿地方 梅雨期間降水量(5月16日から7月16日まで)(速報値) 降水量(ミリ)平年値(ミリ) 豊岡 472.5 329.7 舞鶴
きょう(14日)は、梅雨前線は沖縄から本州の南に離れて停滞していますが、上空の寒気の影響で、関東甲信地方の広い範囲で雨が降っています。 気象庁はきょう(14日)午前11時、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より7日遅く、昨年より3日遅い梅雨入りです。また、ここ10年で一番遅い梅雨入りとなりました。1951年の統計開始以来、10番目に遅い梅雨入りです。 今年の関東甲信地方の梅雨入りは、似たような天気傾向だった東海地方が梅雨入りした5月16日から、およそ1ヶ月後の発表となりました。東海地方が梅雨入り後、関東甲信地方が梅雨入りするまでの日数は、1951年の統計開始以来、もっとも差が大きくなりました。(これまでの開き幅の最大:18日 今年:29日) ※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速
サンカヨウの葉はハスの葉のように大きいのが特徴。ハスは「荷葉(かよう)」ともよばれ、水辺で育ちますが、それに対しサンカヨウは、ハスの葉に似ていて山で育つからなのか、「山荷葉」と表記されます。 葉にはもうひとつ大きな特徴があります。それは、大きい葉と小さい葉がセットになっている、ということです。そして、必ず小さい葉のほうに花が咲きます。大きい葉のほうに花が咲いていれば、かなりのレアだとか。 水辺で育つハスと違ってサンカヨウは、森林周辺の湿った草地や、樹林の林下で白い花を咲かせます。北海道と、中部以北の本州に生息し、山の標高や雪解けの時期によって異なりますが、5月中旬から7月上旬にかけて見ごろをむかえます。 本州では鳥取の大山や烏ヶ山の周辺、島根の大万木山山頂付近、尾瀬、白神山地などで群生が見られるほか、北海道では札幌市内の砥石山などでも見られます。 サンカヨウの最大の特徴は、雨に濡れると、そ
春の山菜取りから夏山登山・川遊び、秋の紅葉狩り・きのこ狩りと、例年であれば、人々が山でレジャーを楽しむ期間は、そのまま日本列島に自然分布する唯一の猛獣「クマ」の活動期にあたります。 近年、毎年のようにクマ関連の事件が多発するようになっています。その原因についてさまざまに推測され、「クマは飢餓状態にあり困って人里に下りてくる」という意見から「クマは明らかに数が増えている。人を恐れなくなっているクマにはより徹底的な駆除が必要」という意見まで、クマをめぐってさまざまな主張や議論がなされています。今、日本のクマは実際どういう状態で、彼らが絶滅したらどんな影響があるのでしょう。「クマ問題」について考えてみました。 世界にはクマ科の現生種は、あのジャイアントパンダを含めて8種類。このうち日本には本州以南にアジアクロクマ(ツキノワグマ)の島嶼亜種ニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus ja
17日(土)21時、台風2号は「猛烈な」勢力になりました。台風の強さは最大風速で決まり、「猛烈な」勢力とは上から1番目の強さです。 台風2号は17日21時、フィリピンの東を1時間に20キロの速さで、北西へ進んでいます。中心気圧は905hPaで、中心付近の最大風速は55m/sです。このあとも、フィリピンの東を次第に北上する見込みです。沖縄では19日(月)頃から、しける所があるでしょう。最新の台風情報にご注意ください。
いももちはジャガイモを茹でて丸めて焼く、というシンプルな料理ですが、いももちと呼ばれる料理は北海道以外にも存在します。高知などでは、かんばもちと呼ばれる、サツマイモを使ったいももちが有名です。また、岐阜では里芋と米を使ったいももちが作られています。 北海道のいももちは、ジャガイモを使います。いももちでなく、いもだんごと呼ぶ地域もあります。北海道産のおいしいジャガイモを茹でてつぶして、まんじゅうのような形に丸めて、バターなどで焼きます。塩味でも十分においしいですが、醤油と砂糖の甘辛のタレをからめたものが定番の味つけです。 明治になって北海道が“開拓”されたころは、道内ではまだ米づくりができなかったので、もちを作るときには、もち米のかわりにジャガイモが使われていました。これが、いももちの始まりだといわれています。 当時、北海道ではジャガイモは豊富に生産されていたので、いももちは開拓者たちの貴重
古くから人間の生活圏の近くに暮らし、いつでも見かける身近な野鳥。中でもスズメ、ハト(ドバト、キジバト)、カラスを「ビッグ3」とすれば、それにつぐ四番手としてムクドリがあげられるでしょう。実際この四種は典型的な「ものさし鳥」として、「スズメより大きい」「ハトと同じくらい」「ムクドリより小さい」など、他の野鳥のスケールを見分ける基準にも使われます。ですが、ムクドリといえば、ビル街や繁華街などの大通りの街路樹に、何千、何万羽という数で集まり、騒音と糞害をもたらすとして嫌われる「害鳥」のイメージが強いのではないでしょうか。「こんな迷惑な鳥いなくなってしまえ」と感じる人も少なくないかもしれません。 では、本当にムクドリがいなくなったらどんなことになるのでしょうか。まずはムクドリってどんな鳥なのか、知ることからはじめてみませんか? ムクドリ(椋鳥 Sturnus cineraceus)は、スズメ目ムク
きょう18日、15時にカロリン諸島で台風1号「ドゥージェン」が発生しました。台風1号は15時現在、中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sで、北西へゆっくり進んでいます。今後も西よりに進み、21日頃にはフィリピンに近づくでしょう。日本への影響はない見込みです。 2月に台風1号が発生するのは1996年以来、25年ぶりです。 ちなみに、昨年の台風1号は5月12日に発生し、5月以降に台風1号が発生するのは4年ぶりとなりました。 また、一昨年は1月1日に台風1号が発生し、統計開始(1951年:昭和26年)以来、最も早い発生でした。 ドゥージェンは、中国が用意した名前で意味は「ツツジ」です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使
これから日本列島の上空1500m付近には、平年より10度前後も低い氷点下12度以下の非常に強い寒気が流れ込み1月1日頃にかけて日本海側を中心に、場所によっては太平洋側でも大雪になる恐れがあります。 各地の大雪の警戒期間を確認すると、特に警戒が長引くのが北陸で30日から1月2日にかけてです。日本海で発達した雪雲が同じ場所にかかり続ける恐れがあります。中国地方でも山陰の山地を中心に平地でも30日から元日にかけて警戒が必要です。そのほかでも東北は日本海側を中心に31日大晦日から元日にかけて。関東甲信は長野北部や群馬北部で、東海では岐阜県の山地を中心に、近畿は北部山地を中心に30日午後から元日にかけて強い雪に警戒が必要です。 北陸では30日午後6時から大晦日午後6時までに多い所で70センチから100センチ、さらに大晦日午後6時から元日午後6時までに80センチから120センチの降雪が予想されます。世
最近、宵の空の低い所に、明るい星が2つ並んでいるのを見かけたことはありませんか?2020年は、木星と土星が大接近して見えるとても貴重な年で、12月に入ってから2つの惑星の間隔が徐々に近づいてきています。 木星は約12年、土星は約30年でそれぞれ太陽の周りを一周しているため、平均して約20年に一度、この2つの星が同じ方向に並びます。ただし、2つの星が接近して見えるようすは約20年に一度起こりますが、木星と土星の公転軌道がわずかに傾いているために、必ずしも毎回「超大接近」にはなりません。 今回は、2つの星の間隔が0.1度ほどまで接近する「超大接近」となり、ここまでの大接近は397年ぶりなのだそう。今回を見逃してしまうと、次回は60年後の2080年になります。 正確には22日の未明に、地球から見て2つの惑星が最も接近します。 ただし、この最接近の時間帯は、日本では木星と土星がすでに地平線の下に沈
ハロウィンの今夜は、貴重な「満月」です。今年最小満月で、今月2回目の満月(ブルームーン)だけでなく、10月31日に満月になるのは46年ぶりです。気になる夜の天気は、全国的に晴れて、お月見にはピッタリですが、空を見上げる際は、万全な寒さ対策を心がけてください。 きょう31日土曜は、ハロウィン。ただ、今年のハロウィンは、珍しい満月が、夜空を飾るでしょう。珍しい満月とはどういうものか、特徴は3つあります。 1つめは、「2020年で、最も小さく見える満月」ということです。 月は、地球の周りを公転していますが、月の軌道は楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではないのです。また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて変化するため、近くなる地点や遠くなる地点の距離は、毎回異なります。 今回の満月は、地球の中心から月の中心までの距離が約40万6000キロメートルと、今年最も遠い満月です。地球から最
北海道では紅葉が見頃をむかえ、山や峠では雪の便りがきこえる時期となりました。冬眠をする動物たちは北海道の厳しい冬を越すために、巣を整えたり食糧をたくわえたりしています。そして、冬眠をしない動物たちも食糧の保存に大忙しです。北海道にしか生息しない“キュート系”のエゾモモンガも、この時期はモリモリ食べて体重を増やし、越冬の準備をはじめています。
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