松本哲治浦添市市長(右端)に答申書を手渡す「浦添市ソーシャルメディア調査委員会」の矢野恵美委員長(左から3人目)ら=30日、浦添市役所 【浦添】女性蔑視に当たるなどと批判を受けた、浦添市のTikTok動画に関する第三者委員会「浦添市ソーシャルメディア調査委員会」(矢野恵美委員長)は30日、答申書を松本哲治市長に手渡した。現在公開中の25本の動画のうち、4本を「非公開とすることが望ましい」とした。 答申は、動画内容と投稿に至る過程の両面から問題点を指摘した。第三者委が非公開を求めた4本のひとつが、浦添市内のホテルをPRする動画。答申は、女性の従業員に制服以外の服装をさせた上で「美女」「若い女性」を使う内容は「セクハラと捉えられる可能性がある表現」と指摘した。 投稿過程については、外部との契約書に、市のガイドラインにのっとった禁止事項や注意事項を明記していなかったり、決裁がされてなかったりする