それは軽はずみな一言から始まった。 シベリア鉄道に行きたい、こんなもの本当にそう思っているわけがない。ただ単にインタビュー記事を締めるために、なんかそれっぽい壮大な目標を言わなきゃと思っただけだ。 事の発端はこの記事だった。2018年当時、おでかけサイトSPOTにて、青春18きっぷで日本縦断、海抜ゼロから富士山登山、年越し大回り、三江線ほぼ徒歩などバズ記事を連発しており、おいおい、この極度にしんどい旅記事を連発しているpatoって何者なんだという機運が高まりつつあった。 そこはSPOT編集長であるヨッピー氏、さすがの嗅覚で「patoって何者なんだという機運が高まっているのでインタビュー記事やりましょう」みたいな提案があった。 とはいっても、中野の居酒屋に来いと言われてひょこひょこ行っただけで、いつもの飲み会だった。 ちなみに、ヨッピー氏、この直前に元ZOZOの前澤社長にインタビューしており